スッキリとした甘さとシャキシャキとした食感が特徴の「梨」。日本ではなじみ深く人気の高い梨ですが「どのくらい日持ちするんだろう?」「そもそもどうやって保存するのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか?そのため今回は
- 梨の保存期間
- 梨の正しい保存方法
- 梨の保存食レシピ
について紹介します。梨を「美味しく長く楽しみたい!」という方は是非、最後までご覧ください!
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目次
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梨の保存期間は?
梨は水分量が多く、乾燥に弱い果物です。また日本で最も普及している「和梨」は追熟(一定期間置き、熟成させること)ができないため、保存期間は長くありません。しかし梨の保存期間は常温か冷蔵かでもかなり違いが出てきます。ここでは常温と冷蔵での保存期間の違い、また日持ちしない品種について説明します。
常温
先ほど説明したように、梨は乾燥に弱い果物であるため、水分を消費しやすい常温~高温な場所では長持ちしません。冷暗所で保存した場合でも3日が目安と言えるでしょう。酸化もしやすいため、追熟させて食べる洋梨以外の常温保存はオススメしません。
冷蔵
水分を消費させず品質を保つためにも冷蔵保存しましょう。後ほど説明しますが、正しい保存方法を実践することで1~2週間ほど、保存期間を延ばすことができます。さらに梨は冷やすことで糖分が増し甘くなるためオススメです!
日持ちしない品種
梨の中でも日本での生産量が1位の「幸水(こうすい)」は、3~4日ほどとあまり日持ちしません。品種によって保存期間は異なりますが、和梨は追熟することもないため早めに食べるのが良いでしょう。
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梨の正しい保存方法は?
「冷蔵保存で日持ちするのか!だったらどんどん冷蔵庫に入れちゃえ!」と思った方、ちょっと待ってください!ただ冷蔵庫に入れれば日持ちするわけではありません。
ここでは日持ちさせるための保存方法を、詳しく説明していきます。
冷蔵保存はおすすめ
梨は乾燥に弱い果物です。また酸化により品質が落ちてしまいます。乾燥・酸化防止のために以下の方法を実践していきましょう!
- ペーパータオルで1個ずつ包む
- さらにラップで1個ずつ包む。ペーパータオルやラップで包むことで、なるべく空気に触れないようにします。
- チャック袋に入れる。水分を消費しないようにしっかり密閉しましょう。チャック袋には、梨を複数個入れても構いません。
- ヘタを下向きにして、冷蔵庫に入れる。ヘタを下向きにすることで梨の呼吸をおさえ、酸化を防ぐことができます。
- ペーパータオルを取り換える。2~3日に1回梨の様子を確認し、ペーパータオルが湿っているようであれば交換しましょう。
以上の方法を実践することで、1~2週間の保存が可能となります。
冷凍保存もOK
さらに長期間保存したい方は、冷凍保存がオススメです。冷蔵で保存する場合とは方法が異なるため、詳しく説明していきます。
- くし形切りして皮と芯を取り除く:冷凍庫から取り出した時に食べやすいよう、あらかじめ切っておきましょう
- 砂糖水や塩水にさらして酸化止め:カットすると酸化が早くなっていまいます。冷凍する前に砂糖水や塩水へ10分ほど浸し、酸化止めしておきましょう
- ラップで包みチャック袋に入れ、冷凍庫で保存:以上の方法で保存することで1か月以上の長期保存が可能となります
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梨の保存食レシピ
冷凍した梨を全解凍すると食感が失われてしまいます。そこで冷凍保存しても美味しい、梨の保存食レシピを2点紹介していきます。
コンポート
コンポートとは砂糖水などで煮て作るお菓子で、長期保存にも向いています。コンポートの作り方はたくさんありますが、今回は電子レンジ1つでできるお手軽レシピを紹介します。
- 梨1個を食べやすい大きさにカットする
- オリーブオイルと砂糖をそれぞれ大さじ2杯まぶす
- 600wの電子レンジで3分加熱
- 一度混ぜてからさらに1分加熱して完成
冷凍保存する場合は、しっかり冷ましてからシロップも一緒にチャック袋に入れて冷凍しましょう。
冷凍スムージー
- 冷凍した梨をミキサーに入れる
- プレーンヨーグルト、牛乳、はちみつを入れ混ぜれば完成
冷凍した梨を使用することで、ひんやり・シャリシャリ食感のスムージーが楽しめます。ミキサーに入れて混ぜるだけでお手軽なのもうれしいですね!
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まとめ
「梨の保存期限と保存方法」について説明しました。
この記事をまとめると
- 梨は乾燥に弱く日持ちしないため、常温より冷蔵や冷凍保存がオススメ
- 保存するときは、ラップやチャック袋で包み乾燥や酸化止めする!
- 冷凍保存する場合は、コンポートやスムージーにして食べよう!
また梨の種類や旬の時期を知りたい方は「梨の種類・品種と時期を知って人気の梨を食べ比べよう!糖度が高いのは?」で紹介しています。気になった方はご参考下さい。
皆さんも正しい保存方法を実践して、美味しい梨を堪能しましょう!
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