(画像引用:味の素株式会社)
突然ですがご自宅で味の素をよく使っているよ!という方はいらっしゃいますか?使用したことのない方には、味の素を使用するのは危険だよ!人工的に作られたものだから体に害があるよ!などを聞いたことがあり選ばないという方もいるかもしれませんね。
実は、味の素については多くの誤解やデマも多いと言われています。
- 味の素は危険なの??
- 味の素が危険と言われているのは実はデマ!?
- 味の素の成分を詳しくご紹介!
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目次
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味の素は危険?
味の素を使用すると健康被害がでる・味覚障害になる・体に悪いなど、味の素の危険性について聞いた事はありませんか?ここからは、よく聞く味の素の危険性について正しい情報をお伝えしていきます。
安全性は認められている
味の素の安全性は日本だけに限らず欧米・国連食糧農業機構・WHOなどの専門機関によって認められています。味の素に主に含まれている
- グルタミン酸
- イノシン酸
- グアニル酸
- ナトリウム
などは、肝臓や腸管などで代謝され体内に蓄積されることがなく健康被害の心配はないとされています。
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一日の適量は決められている?
味の素の1日の適量は特に定められておらず
アメリカでは禁止に?
アメリカでも販売されていた味の素は、1960年代にある医者が提唱した「中華料理店シンドローム」によって有害性があると誤った認識がされ続けてきました。
またMSG(グルタミン酸ナトリウム)といった世界的な旨み調味料の排除の動きもあり、ますます味の素の誤った認識が強まったとされています。また一部では、アメリカ人によるアジア人差別のような感情的な側面もあるとも言われています。
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味の素が危険というのはデマ?
ここからは味の素にまつわる誤った情報について詳しくみていきます。是非、正しい情報をこちらで知っておいてくださいね。
味覚障害になる?
巷でよく聞く味の素の危険性に、味覚障害になるといったものがあります。
食べ物の味の情報を受け取る口内に存在する「味細胞」は、約10日間かけて適宜新しい細胞へと入れ替わるとされています。そのため味覚異常・味覚障害などのリスクは考えにくく、味覚力が衰えるといったことは考えられないとされています。
原料が髪の毛?
味の素に多く含まれているグルタミン酸ナトリウムはアミノ酸の1種です。また人体や人の髪の毛にも少量のアミノ酸が含まれているため、原料が大量の人毛などと悪意ある都市伝説のように言われている誤った情報です。
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味の素の成分は?
(画像引用:味の素株式会社)
ここからは、味の素の代表的な成分や原料を詳しくご紹介します。正しく知って、上手にお料理に使用してくださいね!
さとうきびを発酵
味の素の原料は
グルタミン酸ナトリウム
グルタミン酸とは
- 昆布
- チーズ
- 緑茶
- しいたけ
- トマト
- 魚介類
などに含まれており人体への悪影響はないですが、グルタミン酸ナトリウムが主成分の味の素は一般的な調味料と比較すると「甘い」「しょっぱい」など味わいの変化を感じにくいため過剰摂取にならないように適量を意識する必要があると言われています。
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まとめ
今回は味の素にまつわる色々な噂について検証していきました。
この記事をまとめると
- 味の素の安全性については日本・欧米を始め国連やWHOなど世界的に権威のある機関に安全と認められている
- 味の素の1日摂取量は定められておらず、過剰摂取しても健康上の問題は無いとされている
- アメリカでは1960年代に「チャイニーズレストランシンドローム」などによって味の素の危険性が指摘され、現在でもMSG排除の動きは続いている
- 味の素公式HPなどでも、口内に存在する味情報を受け取る味細胞は定期的に新しくなることから味覚障害になるとは考えにくいと報告されている
- 味の素の原料は天然のさとうきびで、さとうきびの糖蜜を発酵させたもの
- さとうきびの糖蜜を発酵させたものがグルタミン酸に変化し、調味料として使用しやすくするためナトリウムにつけたものが味の素の主成分であるグルタミン酸ナトリウム
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