スモークサーモンは妊娠中食べても良いの?注意すべきリステリア菌について

妊娠中の食事というのはとても気を使うものです。口に入れるものが赤ちゃんの成長に影響するものであったり、お母さんと赤ちゃんどちらにも害があるものも存在します。例えば生にくやお刺身などの生ものは、妊娠中に食べてしまうと感染症にかかってしまう場合がありとても危険なので食べる事を止められています。

では「燻製食品のスモークサーモン」は食べても良いかイマイチ判断がつきづらいですよね。今回の記事では妊娠中にスモークサーモンを食べても良いのか、もし食べるならどのようなことに注意するべきなのかについて紹介していきたいと思います。

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妊娠中にスモークサーモンは食べても良いのかについて

まず結論から言うと妊娠中にスモークサーモンを食べるのは「避けた方が良い」と言われています。スモークサーモンは塩漬けした鮭の生身を燻製にしたものです。燻製にすると火を通していると思いがちですが、私たちが想像しているように「低温で」燻製されていることがほとんどなので、妊娠中に気をつけなければならない「リステリア菌」が残っている場合があります。

健常な成人ではたくさんのリステリアを摂取しなければ発症しないので、賞味期限や保存方法を守っていれば食中毒が出ることはありません。ですが妊婦や高齢者などの免疫機能が低下している人は少量のリステリアでも食中毒を発生する可能性があり、敗血症や髄膜炎などの重篤な状態になる場合があるので注意が必要です。

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妊娠中にスモークサーモンを食べるなら

先ほど説明した通りスモークサーモンはリステリア菌が潜んでいる可能性があるため、妊娠中に食べるのは控えたほうが良い食品です。ですがそれを知らずに口にしてしまう人も中にはいますよね。

もし妊娠中にスモークサーモンを食べるなら「火を通してから」食べるようにしましょう。またリステリア菌の他にも妊娠中は水銀の量に注意しなければなりません。サーモンなどの魚は一週間に340gまでなら食べても問題ないと言われています。スライスしたサーモンは一枚あたり約10g程度なので、一週間に34枚くらい食べれることになりますから量はそこまで気にしなくても良いかもしれません。

塩分に注意が必要

火を通す通さない、水銀の量などに注意する以外にもスモークサーモンを食べる場合は「塩分量」に注意したほうが良いと言われています。

スモークサーモンはスライス1枚あたり0.4g程度の塩分を含んでいます。妊娠中は1日当たり食塩摂取量を7gまでに抑えた方が良いと言われていますので、スモークサーモンを食べ過ぎるとあっという間に一日あたりの食塩摂取量がオーバーしてしまいます。

もし食べるなら他の料理の塩分量を加味しても、しっかり火を通したスモークサーモン4～5枚程度にしておくと良いでしょう。

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スモークサーモンのおすすめ加熱レシピ

では妊娠中にどうしてもスモークサーモンを食べたい人におすすめの「加熱した」スモークサーモンレシピについていくつか紹介していきますね！

スモークサーモンとほうれん草のオムレツ

通常のオムレツにスモークサーモンを入れて作るだけのものですが、スモークサーモンの香ばしい香りや程よい塩分がオムレツの美味しさをグッと引上げてくれます。ほうれん草も入って黄色ピンク緑色と色鮮やかなのも、食欲をそそりますよ！子供から大人まで誰もが食べることのできる料理ですのでおすすめです。

季節の野菜とスモークサーモンの炒め物

引用：クックパッド

その季節の野菜を使って炒め物を作る時に、モッツァレラチーズとスモークサーモンを一緒に炒めるといつもと違った香り高い炒め物になります。例えば夏であればナスやピーマン、いくらを加えた炒め物、 春であればスナップエンドウや春キャベツを一緒に炒めるなどその季節の旬の野菜を入れると野菜の美味しさをダイレクトに感じることも出来ます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？スモークサーモンなどの生ものなのか加熱してあるのかイマイチ判断がつきづらい、グレーゾーンな食品は他にもたくさんあります。妊娠中は赤ちゃんに栄養をしっかり与えなければならないので、母子ともに免疫力が非常に低い状態です。もし妊娠中に口にするもので、体に影響があるかどうか分からなくなった際はその都度調べるようにしてくださいね。

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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