皆さんは里芋という食材はご存知ですか?里芋というと煮物や鍋などに入っているイメージがある食材ですよね。あまりメジャーな食品ではないのでなかなか自分で料理することはないかもしれませんが、実は里芋はダイエットにも使える素晴らしい食品なのです!
今回の記事では里芋がどうしてダイエットに使えるのか、里芋のカロリーや糖質量について紹介していきたいと思います。
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目次
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里芋とは
里芋は日本では一年中食べることのできる食材ですが、あまり詳しくその実態を知っている人はいませんよね。ですのでまず里芋についての情報を紹介していきますね。
里芋ってどんな食材?
里芋はサトイモ科サトイモ属の野菜です。冬が低温気になる日本では一年草です。里芋の産地は千葉県、宮崎県、鹿児島県、福井県、新潟県です。でんぷんを主成分とし、食物繊維を多く含みます。
独特なぬめりは便秘予防、消化促進、免疫力向上などの作用が期待できます。生で食べるにはえぐ味や渋味が強く、煮物に調理して食べるのが一般的です。各地の芋煮会やいもたきの主材料になっています。おすすめのレシピは煮っころがしやコロッケ、筑前煮などです。
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里芋の栄養成分表
里芋1個(50g)の栄養成分を以下の表にてまとめました。是非、チェックしてみてくださいね。
塩分 | 0g |
たんぱく質 | 0.7g |
脂質 | 0.0g |
炭水化物 | 5.9g |
食物繊維 | 1.0g |
カリウム | 288mg |
カルシウム | 5mg |
マグネシウム | 9㎎ |
鉄 | 0.2㎎ |
ビタミンA | 0μg |
ビタミンE | 0.3㎎ |
ビタミンB2 | 0.01㎎ |
葉酸 | 14μg |
ビタミンC | 3㎎ |
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里芋のすごい栄養素!
ここまでは里芋についての情報や里芋に含まれる栄養価について紹介してきました。では次は里芋が持つ他の食品にはない「すごい栄養素」について紹介していきたいと思います。
里芋のガラクタンがすごい
ガラクタンとは炭水化物とタンパク質の複合体のことをいいます。そしてガラクタンは里芋に豊富に含まれているのです。
〇肥満予防になる
ガラクタンには「摂取しても脂肪にならない」という特性があります。普通は体の中に入って分解されなかった糖分は脂肪に蓄積されるのですが、人の消化酵素の中にはガラクタを分解できるものがないので、いくら食べても分解されることがないのです。ですので脂肪として蓄積されることがないため、そのまま体外に排出されます。
ということは里芋は食べても肥満につながりにくい食品であるということです!
〇高血圧予防になる
肥満予防になる以外にもガラクタンには血圧を下げてくれる効果があります。塩気の多い食事を毎日たくさん食べてしまうと血圧が高くなってしまうのですが、ガラクタンを摂取することによって血圧が高い人なら血圧を低めに、血圧が低い人なら血圧を正常値に戻してくれるなどの作用があります。
血圧を安定させるということは健康を維持するためにとても必要な要素です。
〇コレステロール値を下げる
ガラクタンにはコレステロール値を下げる効果もあります。コレステロールとは血管に溜まってしまうと血管を硬くしたり、血流を塞き止めてしまうなど様々な病気の原因になってしまいます。コレステロール値が高い人はぜひガラクタンを積極的に摂取しましょう。ガラクタンはコレステロール値を正常値に戻してくれる作用があるといわれています。
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粘液糖タンパク質混合物がすごい
里芋にはガラクタンの他にも、粘液糖タンパク質混合物と呼ばれる成分が含まれています。これは里芋の特徴的なネバネバ成分です。
〇便秘予防に効果的
里芋に含まれるネバネバ成分は食物繊維です。食物繊維は便秘を改善するのにとても効果的といわれています。食物繊維は体の中に入ると腸内細菌のエサになってくれます。そうすると腸内に良い細菌が増え、腸内環境が整うことで便秘が改善されるということです。
体の中に便が溜まってしまうと美容や健康にも良くありません。腸内環境が悪い人は「肥満になりやすい」ともいわれているので、腸内環境が綺麗=太りにくい体質といえます。
〇スタミナが上がる
里芋のネバネバ成分である粘液糖タンパク混合物は、体にとって大切な栄養素であるタンパク質の吸収を高める作用があると言われています。
タンパク質は体の中に入るとエネルギーを作ってくれます。タンパク質をしっかり吸収することができれば、疲れを感じにくい元気な体ができます。ダイエット中はたくさん体を動かすと思いますのでエネルギー消費量が多くなり疲れやすくなりますが、里芋のネバネバ成分はよりタンパク質の吸収を促進してくれるので疲労感を軽減してくれるでしょう。
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里芋はカロリーと糖質が優秀
ここまで里芋が持つ様々な健康効果について紹介してきました。里芋にはダイエットをしている人をサポートしてくれる素晴らしい栄養素がつまっていることがわかりましたね。では次は里芋自体の糖質やカロリー量について紹介していきたいと思います。
里芋のカロリー比較
里芋のカロリーは100gあたり58kcalです。他のイモ類やイモ類と同じような糖質を持つ白米100gと比べてみましょう。
<糖質が多い食品100gカロリー>
- サツマイモ:140kcal
- じゃがいも:76kcal
- ながいも:65kcal
- 白米:168kcal
- (里芋:58kcal)
この表を見るとわかりますが、里芋は他のイモ類や白米よりもだいぶカロリーが低い事がわかりますね!里芋は他の糖質の高い食品の代用品として使うことで、カロリーを抑えることが出来そうですね!
里芋の糖質比較
では次に気になるのは『糖質』だと思います。里芋の糖質は100gあたり10.8gといわれています。里芋一個に換算すると5.4gです。
<ほかのイモ類や白米との糖質比較:食品100g>
- 里芋 1個(45g): 4.9g
- さつまいも1/7本(45g): 13.4g
- じゃがいも1/3個(44g):7.1g
- 長芋 1/15本(48g):6.2g
- 白米(50g):18.5g
この表をみると他のイモ類に比べて、里芋は糖質も少なめになっているようですね!里芋はイモ類の中ではかなりヘルシーであることがわかります。
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里芋はダイエッターの味方!
いかがでしたでしょうか?里芋にはダイエットをしている人をサポートする効果が高いということがわかりましたね。それだけでなく里芋自体もかなりヘルシーな食材だということがわかり、ダイエットをしている人にぜひ食べてほしい食材です!是非ダイエット中の方は毎日の食事に、里芋取り入れてみてくださいね!
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