オリーブオイルといえば肌に塗っても良いし、揚げ物に使ってもOK、サラダにかけても良しと様々な使い方がある素晴らしい食品ですよね。そんなオリーブオイルですが、オイルを直接飲むとより健康効果が高いということをご存知ですか?
今回の記事ではオリーブオイルを飲むメリットや、飲むタイミングについて紹介していきたいと思います。
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目次
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オリーブオイルを飲むとどんな効果があるの?
皆さんはオリーブオイルと言ったら調理に使うイメージがあると思います。確かにパスタや洋食を作る時なんかはオリーブオイルがとてもマッチしますよね。オリーブオイルにはどのような効果があるのでしょうか。ひとつずつ解説していきますね。
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オリーブオイルの抗酸化作用がすごい
オリーブオイルには強い抗酸化作用を持つオレイン酸が豊富に含まれています。
私たちの体は酸素を利用してエネルギーを作りだしています。酸素を利用すると同時に「活性酸素」というものが常に体内で生じています。この活性酸素が厄介で、私たちの細胞を傷つけ被害をもたらす働きがあります。活性酸素は老化、がん、シワ、しみ、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。
活性酸素は年齢とともに増えるとも言われていますが、ストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線なども活性酸素が増える原因です。この活性酸素によって酸化を抑えることを抗酸化と言い、活性酸素から体を守ることを抗酸化作用と言います。抗酸化とは体の中を錆びつかせない(酸化を抑えること)ことです。
オリーブオイルを直接飲むことで、強い抗酸化物質のオレイン酸を摂取できますので、活性酸素を分解する酵素の働きをサポートしてくれ酸化を抑えることができるのです。
オリーブオイルの動脈硬化を予防する作用がすごい
オレイン酸は強い抗酸化作用を持つだけでなく、コレステロールのバランスを正常にしてくれる働きがあります。コレステロールは善玉コレステロールと悪玉コレステロールに分けられますが、悪玉コレステロールは血管に張り付いて動脈を硬くしてしまいます。これが動脈硬化の原因です。
オレイン酸は善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減少させる作用があるので、結果的に動脈硬化の予防を行うことができるのです。
オリーブオイルの心筋梗塞や脳卒中を予防できる効果がすごい
悪玉コレステロールは動脈硬化を助長するだけではなく、体中のさまざまな血管を壊してしまいます。細い血管がたくさん張り巡らされている心臓や脳などは、悪玉コレステロールの影響を受けやすいとされています。心臓の血管が詰まると心筋梗塞になり、脳の血管が詰まると脳卒中になってしまいます。
オリーブオイルには血液をサラサラにしてくれる効果があります。血液がサラサラになると血管の詰まりがなくなり、心筋梗塞や脳卒中の予防につながるのです。
オリーブオイルの腸内環境を改善する効果がすごい
オリーブオイルのすごい点は成分だけではありません。オリーブオイルには私たちの腸を刺激してぜん動運動を活発にしてくれるという働きがあります。そうするとお通じが良くなったり腸内の環境が良くなります。オリーブオイルが便の中に入り込むと潤滑油の役割を果たしてくれ、便秘の解消にも高い効果が期待できます。
オリーブオイルの口臭予防の効果がすごい
オリーブオイルには体に摂取するだけでなく「うがい」に使用することで、様々な健康効果を期待できるといわれています。オリーブオイルでうがいをすることをオイルプリングといい、オイルプリングは古代インドから伝わる健康法です。
オリーブオイルの成分が歯や舌をコーティングしてくれるため、口臭の原因となる菌の増殖を防いでくれるようです。特に「寝る前」にオリーブオイルでうがいをすると、寝ている間の口内の菌の増殖を防いでくれるのでおすすめです。ちなみに歯磨きをした後にオリーブオイルを小さじ一杯ほど口に含み、口内になじませるようにして、余ったオイルはそのまま飲んでOKです。
いかがでしたでしょうか?オリーブオイルは非常にたくさんの健康効果を持つ素晴らしい食品なんですよ!
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オリーブオイルの飲み方!
ではこのようなたくさんの健康効果を持つオリーブオイルを効率的に取り入れる「直接飲む」方法をご紹介していきますね。
オリーブオイルを飲むタイミング
オリーブオイルを飲むタイミングとしては、「食前」が一番良いとされています。特にオススメなのが朝食の前に飲むこと。
朝は腸の蠕動運動が一番活発に行われる時間帯であるため、その時間に合わせてオリーブオイルを摂取することで効果をあげることができます。朝に飲むことができなくても夕食の1時間前くらいもおすすめの時間帯です。夕食時に飲む際は早めにオリーブオイルを飲んでおくと食べ過ぎ防止にも効果的です。
オリーブオイルを飲む量はどれくらい?
オリーブオイルを直接飲む量として適切なのは「大さじ1~2杯」程度といわれています。オリーブオイルの1日に取り入れたい摂取目安量が大さじ2~3杯なので、直接飲む量はそれより少なめの大さじ1~2程度にしておきましょう。
朝の食前に大さじ1、夜の直前に大さじ1というようにするとよいでしょう。それ以上になると肥満の原因になってしまう可能性がありますので注意しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?最初はオリーブオイルを飲むのに少し抵抗があるかもしれませんが、慣れてくればオリーブオイルの独特の香りを楽しみながら飲めるようになりますよ!是非オリーブオイルを飲む習慣を取り入れてみてください。
この記事をまとめると
- オリーブオイルは非常に健康効果の高いオイル!
- 肌に塗ったり、うがいをしたり、直接飲んでもOK
- オリーブオイルを飲むベストタイミングは朝と夜の食前!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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