「ひじきの白和え」はひじきの煮物に豆腐を加えたものですが、どのくらい日持ちするのでしょうか?お弁当のおかずや作り置きとして便利なおかずですが、その賞味期限について着目しました。今回は、
- ひじきの白和えの日持ち
- ひじきの栄養と効果・効能
- ひじきの白和えは腐るとどうなる?
- ひじきの白和えの保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ひじきの白和えとは?
ひじきってどんな食材?
英名 | Hijiki seaweed |
別名・和名 | 鹿尾菜 |
エネルギー(100gあたり) | 145kcal |
糖質量(100gあたり) | 4.2g |
ひじきは、北海道南部から九州地方にかけた広い範囲に生息してる海藻の仲間です。小さなものは「枝ひじき」、太い茎を使用したものは「長ひじき」と区別され、そのほとんどが乾燥させた状態で出回っています。
日本では古くから「ひじき=不老長寿」と言われており、敬老の日にちなんで9月15日はひじきの日とされています。
ひじきの白和えってどんな料理?
“ひじきの白和え”は、ひじきの煮物に木綿豆腐を加えたものです。豆腐や白ごまと混ぜることで料理全体が白くなるので「白和え」という名前となっています。
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ひじきの栄養と効果
栄養
ひじきを始めとする海藻類は高栄養で、牛乳と比較するとカルシウムは12倍、ごぼうと比較すると食物繊維は12倍と、びっくりする数値です。
これ以外にもミネラル類を豊富に含んでおり、健康維持には欠かせない食材です。ぜひ煮物にして普段の食事に取り入れましょう。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
- アルギニン:アルギニンは、代謝、ホルモン分泌、組織の修復や成長に関わるアミノ酸です。代謝面では、老廃物のアンモニアの除去に関わっています。ホルモン分泌では成長ホルモンの分泌を促進させるため、筋肉を増やし、骨を太くする効果があります。血流も改善するため体を若くするアンチエイジング効果が高いアミノ酸です。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
効果・効能
ひじきに含まれるミネラル類やアミノ酸によって得られる効果はこちらです。生活習慣病に効果があるので必見です!
- 動脈硬化予防
- 脳卒中・心臓病予防
- 美肌効果
- 高血圧予防・改善
- 歯や骨を丈夫にする
- 便秘解消・予防
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ひじきの白和えの日持ちはどのくらい?
ひじきの白和えの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…3〜4日
- 冷凍保存…約1ヶ月
ひじきの白和えは冷蔵保存で3〜4日日持ちするので、ちょっとした作り置き食材として常備しておくと便利です。お弁当のおかずとして使う場合は小分け冷凍がオススメで、約1ヶ月日持ちします。
ひじきの白和えは腐るとどうなる?
ひじきの白和えは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったひじきの白和えの特徴を確認してみましょう。
- 水分が出てべちゃべちゃする
- ぬるぬるしている
- 糸を引いている
- ツンとした臭いがする
ひじきの白和えには豆腐が入っているため、長期間保存していると水分が出てべちゃっとすることがあります。水分は雑菌が繁殖する原因となるので傷みやすいです。
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ひじきの白和えの保存方法
ひじきの白和えの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
冷蔵保存する場合は、清潔な保存容器を使い密閉できるものを使用しましょう。ひじきの煮物の荒熱をとってから冷蔵します。
冷凍保存
一食の家族分用などに冷凍保存する場合は、食べる量分をラップに包んで小分けすると使いやすいのでおススメです。
- 荒熱をとったひじきの煮物をラップ上に平らに広げて包んで保存
- ジップロックなどの保存用袋や密閉できるタッパーなどに直接入れて保存
ジップロックの場合は、厚みが均一になるように平らに広げて冷凍するようにしましょう。タッパーを使うと、その他の冷凍食材がある場合に収納しやすいですね。
解凍方法
冷凍保存したひじきの煮物を美味しく解凍する方法には、
- 常温で置いて自然解凍
- 食べる前日から冷蔵庫に移して自然解凍
- 電子レンジで解凍する方法
などがあります。電子レンジを使用する際は、高温設定にすると弾けてしまうことがあるので気をつけましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ひじきの白和えの日持ち日数は、冷蔵:3〜4日
- 冷凍:約1ヶ月
- 腐ると①べちゃっとする②糸を引く③ぬるぬるする
ひじきの白和えは栄養満点で体に良いので、是非作り置きおかずとして常備してみてください。冷凍保存も可能なので、たくさん作ってもこまめに消費することができますよ♩
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