じゃがいもの作り置きの日持ちはどのくらい?冷凍・冷蔵保存方法

じゃがいもは色々な料理にアレンジできる便利な野菜ですが、「作り置き」食材としてとても重宝します。サラダや煮物が定番ですが、じゃがいもの作り置きはどのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • じゃがいもの作り置き物の日持ち
  • じゃがいもの栄養と効果・効能
  • じゃがいもの作り置きは腐るとどうなる?
  • じゃがいもの作り置きの保存方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

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じゃがいもの作り置きとは?

じゃがいもってどんな野菜?

漢字だと 馬鈴薯
学名 Solanum tuberosum
分類 ナス科ナス属
原産地 南アメリカ
別名 ジャガタライモ、五升イモ、二度イモ

じゃがいもの原産地は、南アメリカの標高3,000〜4,000mのアンデス山脈と言われています。当時、じゃがいもやとうもろこしが食生活を支えていました。

日本へは、1,600年頃にオランダ人が長崎へ持ち込んだという説があり、明治時代からようやく全国的な栽培が始まりまりました。初めは食用ではなく観賞用としてじゃがいもが扱われていたそうです。

じゃがいもの作り置きには何がある?

“じゃがいもの作り置き”には、じゃがいもサラダじゃがいもの煮物があります。どちらもじゃがいもを大量消費したい時にオススメの料理で、冷蔵・冷凍共に保存が効くので常備菜として重宝します。

作り置きはご飯のおかずとしてはもちろんのこと、お弁当のおかずにも使えるので便利です。料理時間の時短になるのでオススメですよ◎

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じゃがいもの栄養と効果

栄養

じゃがいもは炭水化物が多い野菜ですが、食物繊維ビタミンC・鉄分・葉酸・ペクチンなどの栄養成分も含まれています。

  • 炭水化物炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

効果・効能

ビタミンCには強い抗酸化作用があるため、免疫力を上げたり美肌効果・生活習慣病予防効果などを期待することができます。また、葉酸は女性に欠かせない栄養素の一つで、胎児の形成を助ける働きがあるので妊婦さんは必見です。

効果効能
  • エネルギー源となる
  • むくみ解消
  • 便秘解消・予防
  • 美肌効果
  • 生活習慣病予防

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じゃがいもの作り置きの日持ちはどのくらい?

じゃがいもの作り置きの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

じゃがいもの作り置きの日持ち
  • ポテトサラダ…約3日
  • 煮物……………4〜5日
  • 冷凍保存…約1ヶ月

じゃがいもの作り置きの日持ちは、ポテトサラダは冷蔵保存で3日、煮物は冷蔵保存で約5日日持ちします。それぞれの冷凍保存期限は約1ヶ月となっています。沢山作っておけば作り置き食材として重宝します。じゃがいもを沢山使うので、大量消費したい時にもオススメです。

ですが、保存方法や作り方のコツを抑えないと冷蔵保存していても腐ってしまうことがあります。その見分け方について見てみましょう。

じゃがいもの作り置きは腐るとどうなる?

じゃがいもの作り置きは腐るとどうなるのでしょうか?作り置きとして常備しておくと便利なじゃがいもの作り置きですが、時間が経つと腐ってしまうことも。腐ったじゃがいもの作り置きの特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • 水気が出てべちゃっとする
  • じゃがいもが黒や茶色に変色する
  • カビが生える
  • ツンとした臭いがする
  • 糸を引いている

じゃがいもの作り置きは腐るとこのように変化していきます。常温だと傷みやすいので保存する際は必ず冷蔵庫に入れ、5日以上日持ちさせたい時は冷凍しましょう。

水分が多く傷みやすい

ポテトサラダは特に傷みやすく、その原因は、水分が多く含まれていることにあります。じゃがいもではなく、彩りや食感のために入れるキュウリや玉ねぎが原因です。

水気を切っていても、ポテトサラダにした後にじわじわ野菜から水分が滲み出てきます。それが傷んだり腐ったりしてしまう原因となるのです。

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じゃがいもの作り置きを長持ちさせる保存方法

じゃがいもの作り置きの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

じゃがいもの作り置きは常温保存NGです!必ず冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存

じゃがいもの作り置きは基本的に冷蔵庫で保存し、日持ちは約5日となっています。保存する際のポイントを見てみましょう。

冷蔵保存
  • 乾燥しないようラップをかける
  • しっかりしたフタ付き容器で保存する
  • 取り出す時は乾燥した清潔な箸を使う
  • 作る際にじゃがいもの水分をしっかり拭き取る

冷蔵庫内は乾燥しているので、乾かないようラップをしっかりかけるか、密閉できるフタの付いた容器で保存します。また、取り出す時は雑菌が付かないよう清潔な箸やスプーンを使いましょう。

ポテトサラダは作る際、じゃがいもの水分をペーパーで取っておくことも長持ちさせるコツです。

冷凍保存

じゃがいもの作り置きをより長期保存したい場合は冷凍保存も可能で、約1ヶ月日持ちします。5日以内で消費できない時は小分けにして冷凍しておくと便利です。

冷凍保存
  • 1食分ずつラップに包んで密閉袋に入れる
  • 一度解凍したじゃがいもの作り置きはもう一度冷凍しない
  • 解凍は冷蔵庫に移し自然解凍がオススメ

冷凍保存の際のコツは上記になります。1食分ずつ小分けにしておくことで、食べる際の時短になり便利です。

冷凍ポテトサラダの解凍方法

冷凍ポテトサラダの解凍方法としては、電子レンジで一気に加熱するのがオススメです。レンジ加熱することで多少水分が飛ぶので、常温で解凍するよりも水っぽさを軽減することができます◎

また、ポテトサラダを作る際も、茹でるのではなくレンジで蒸すことによって水分が飛ぶので、あらかじめ冷凍すると決まっている場合はじゃがいもをレンジ加熱すると良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • じゃがいもの作り置きの日持ち日数は、常温:NG!
  • 冷蔵:約5日
  • 冷凍:約1ヶ月
  • サラダはじゃがいもの水気をよく切ってから作るのが長持ちのポイント

じゃがいもは通年出回っていて、サラダや煮物などの作り置きは簡単に作ることができるので、是非常備菜の一つとして作ってみてくださいね。

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