モロヘイヤの茎には毒性が!新芽にも?赤い茎は捨てるべき?スーパーの物が安全な理由 |

皆さんはモロヘイヤお好きですか？モロヘイヤは栄養が豊富なので、食事にこだわっている方は、よく食べるのではないでしょうか。そんなモロヘイヤですが、実は毒性があるとも言われているんです。そこで、この記事ではモロヘイヤにまつわる以下の情報についてまとめてみました。

モロヘイヤの毒を食べると
茎に毒性があるのか
スーパーのモロヘイヤの安全性
モロヘイヤを食べて死亡した例

以上の4つについて詳しくみていくので、モロヘイヤをよく食べる方は是非最後まで読んでくださいね！

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1 モロヘイヤの毒性とは？
2 モロヘイヤの茎には毒性がある?
3 スーパーで買ったモロヘイヤが安全な理由
- 3.1 毒がまわる前に収穫されている
- 3.2 家庭菜園のモロヘイヤは危険
4 モロヘイヤでの死亡例はある？
5 まとめ

モロヘイヤの毒性とは？

実はモロヘイヤには毒が含まれていると言われています。モロヘイヤの毒と、毒を食べたら体にどのような症状が起こるのか1つずつ詳しく解説します。

ストロファンチジン

モロヘイヤの毒は「ストロファンチジン」というものです。ストロファンチジンには強心作用があり食べると、体にいろいろな症状が現れます。ストロファンチジンを取りすぎると、場合によっては心臓が止まることもあるため、注意が必要です。あるサイトでは、モロヘイヤの毒は絶対に食べてはいけませんというふうに言われているので、食べないようにしましょう。

めまい

ストロファンチジンを食べるとめまいが出ると言われています。もしモロヘイヤを食べて、めまいの症状が出たら、ストロファンチジンを摂取した可能性が高いです。

動悸

ストロファンチジンを食べると出る2つ目の症状は動悸です。心臓がドキドキとして、息苦しさを感じたりして、鼓動が早くなります。

吐き気

ストロファンチジンを食べると出る3つ目の症状は吐き気です。もし、胸がむかむかする、吐き気がすると言ったら、ストロファンチジンを摂取してしまった可能性が高いでしょう。

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モロヘイヤの茎には毒性がある?

モロヘイヤ全てに毒があるわけではありません。ではモロヘイヤのどこに毒が含まれているのでしょうか。毒が含まれている部分を1つずつ詳しく解説します。

茎や種が危険

モロヘイヤの毒性があるのは種や茎などと言われています。最も多く含まれているのは成熟した種です。その他にも成熟途中の種子や、成熟した枝葉などにも毒性は含まれているため、注意が必要です。成熟前の茎ならば、食べることはできるのですが、判断が難しいため食べるのはお勧めしません。

根っこや花のつぼみには見つからないため、安心して大丈夫です。

新芽にも毒がある？

残念ながらモロヘイヤの新芽が出てから一定期間の若葉にも毒が含まれているため、食べない方が良いでしょう。毒がある新芽を食べると、先ほども述べたように、吐き気や動悸などの症状が現れますのでやめておきましょう。

赤い茎は捨てた方がいい？

モロヘイヤを育てていくと、茎が赤くなることがあるようです。赤くなった茎は、非常に硬いため食べることができません。モロヘイヤの赤い部分にはストロファンチジンは入っていませんが、茹でたり焼いたりしても食べることには向きません。

ちなみに茎が赤くなる理由は、肥料が十分ではなく、必要な栄養を取ることができなかったからです。またモロヘイヤの茎が赤くなると、葉っぱの艶もなくなります。家庭菜園でモロヘイヤを作る際は、茎が硬くなるのを防ぐために、肥料をしっかりと与え、栄養不足にならないようにしましょう。

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スーパーで買ったモロヘイヤが安全な理由

ここまではモロヘイヤに毒が含まれていることを言いましたが、私たちがスーパーで買っているモロヘイヤを食べても、体にめまいや吐き気といった症状は出ませんよね。これはなぜなのでしょうか。

毒がまわる前に収穫されている

スーパーや八百屋さんで買うモロヘイヤを食べてもめまいなどの症状が出ないのは、ストロファンチジンが出る前に収穫をしているからです。モロヘイヤは成長すると種、茎などにストロファンチジンが出ます。それと同時に、茎も硬くなるため食べることができません。ですが、お店ではモロヘイヤにストロファンチジンが出る前に収穫をしているので安心して食べることができるのですね。

家庭菜園のモロヘイヤは危険

スーパーや八百屋さんで売っているモロヘイヤは毒性がないため安全に食べることができます。しかし、自分で育てたモロヘイヤを食べるのは危険です。モロヘイヤの成熟度を一般の方が正しく判断するのは難しいため、誤ってストロファンチジンを含んでいるモロヘイヤを食べる可能性が高いです。

もし家庭菜園で育てたモロヘイヤを食べる場合は、しっかりとモロヘイヤについて調べてから、食べても大丈夫か判断するようにしましょう。収穫期のモロヘイヤにはストロファンチジンが含まれていないため、収穫期をしっかりと把握しましょう。

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