皆さんはもやしのニオイって気にしたことはありますか?あまり気になったことがないという方と、あの酸っぱい臭いが好きじゃないという方がいると思いますが、もやしは以外にも「ニオイの強い」野菜なんです。今回の記事ではもやしのニオイについての知識や、臭い取りの方法、古くなったもやしの使い方について紹介していきます。
目次
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もやしが臭くなるのはなぜ?
古い
もやしは袋に入っていて、一見すると綺麗そうに見えますが実はかなりの雑菌が繁殖しています。もやしの成長には日光を使わないので、暗くて湿度の高い場所で育ちます。暗くて湿度の高い場所はもやしの成長にも良いのですが、様々な雑菌たちも好む環境です。なのでもやしには雑菌がたくさんいるということです。袋詰めされる前に洗浄をされているものの、やはり全ての雑菌をとりきる事はできません。古くなったもやしの袋の中には、もやしの中に潜んでいた雑菌が繁殖しているので、それが臭いを出してしまうのです。
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腐っている
古くなったもやしの中で、もっと雑菌による分解が進んで「腐敗」が生じているものは、よりきつい臭いを発します。
腐っているもやしの特徴は以下の通りです。
- もやしから茶色や白い液体が漏れてきている
- 明らかに酸味の強い匂いがする
- もやしの一部が溶けている
- カビが生えている
- 食べると口の中がしびれる
ここまでの状態になると、食べることは出来ません。残念ですが、早急に破棄してしまった方が良いでしょう。
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臭くなったもやしは食べられる?
臭くなったもやしも、見た目や食感に大きな変化がなければ食べることができます。その際は「必ずしっかりと火を通す」ということを徹底してくださいね。
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もやしの臭い取りはレンジでできる?
電子レンジで加熱する
ニオイの原因である雑菌は熱を嫌います。なので、電子レンジで加熱することで雑菌を退治してニオイを軽減させることができます。電子レンジに入れる前にしっかり水洗いして、それから水気を切って耐熱容器にラップをふんわりかけてからレンジに入れます。加熱時間はもやし一袋なら600wで3分加熱するとOKです。
茹でてもOK
電子レンジが無くても、ゆでることでもやしにしっかり火が通ります。ある程度シャキシャキ感を残したいなら、茹でてから食べましょう。強めの中火で1分以上ゆでて、すぐに氷水に入れて冷やすともやしが水っぽくならなくて美味しいですよ!
水洗いで臭いが取れることも
新鮮なもやしの場合、水洗いするだけで匂いがかなり軽減するといわれています。ただし水洗いだけでは中にいる雑菌を退治できないので、必ず加熱調理するようにしてくださいね。
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古くなったもやしは酢で復活する?
酢と塩を振りかけて茹でる
古くなってぐったりしたもやしをシャキシャキに復活させる方法があります。茹でるときに酢大さじ1/2と塩少々加えた熱湯で茹でてみてください。これで抜けた水分がもやしの中に入り込み、シャキシャキとした食感がよみがえるといわれています!
酢と砂糖を入れた水に浸す
もやしがくたっとしていて、シャキシャキ感がない場合は「砂糖と酢を少々入れた水に15分ほど漬けておく」のが有効です。砂糖には吸水を早める作用があり、お酢には抗菌作用があるので、野菜の鮮度を蘇らせビタミンCを守る働きがあります。密閉容器で保存する場合は、毎日水を取り替えるとより効果があります。
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もやしのひげを取ることでより臭いがましになる
もやしのニオイの中でも、特にニオイが強い部分がもやしの「ひげ根」です。もやし臭さが苦手な人は、ひげ根を切って調理してみるとかなり食べやすくなると思います。ですがひげ根にはたくさんのビタミンCやビタミンB1、カリウム、食物繊維が詰まっているので出来れば切らずにたべていただきたいところです。
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まとめ
この記事をまとめると
- もやしには雑菌がたくさん付着している可能性が高い!
- かならず加熱調理してから食べよう!
- 酢と塩をいれて茹でるか、砂糖と酢を合わせた水に浸けると古いもやしが復活する!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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