玉ねぎの皮にカビが!?食べても大丈夫?黒カビや白カビは毒性が強いって本当?

日本の食卓に欠かせない食材の一つとして、玉ねぎは有名ですよね!そんな玉ねぎですが、放置していたら皮の部分がなんだか黒ずんでいたり、ひどい場合だとふわふわの白いカビが生えていた、なんて経験はありませんか?今回の記事では、皮にカビが生えてしまった玉ねぎは食べることができるのか?という事にフォーカスして紹介していきますね!

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玉ねぎの栄養について

玉ねぎの主な食品成分表(可食部 100gあたり)

玉ねぎは血液サラサラと言いますが、具体的にはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか?玉ねぎ100gに含まれる主な栄養成分を見てみましょう。

エネルギー 37kcal
水分 89.7g
たんぱく質 1.0g
炭水化物 8.8g
ナトリウム 2mg
カリウム 150mg
カルシウム 21mg
リン 33mg
0.2mg
亜鉛 0.2mg
マンガン 0.15mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB6 0.16mg
ビタミンC 8mg
食物繊維総量 1.6g

主な栄養素

上記の表を見てみると、玉ねぎには「カリウム」が豊富に含まれています。カリウムは体内の余分な塩分や水分を排出する働きがありますが、玉ねぎの効果として一番の特徴は「血液サラサラ効果」です。

カリウムって?
カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧(水分調節)を維持しているほか、酸素と二酸化炭素のバランスを整えたり、神経伝達の調節を行っています。そのほかにも心臓機能や筋肉の収縮をサポートしたり、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進して、血圧を下げる働きがあります。尿の排出を促して体温を下げる効果もあるので、夏バテ防止にも一役かってくれる成分なのです。ただし過剰摂取にも注意が必要で、カリウムは大部分が尿中に排泄されますが、腎不全などで腎機能が低下するとカリウムがうまく排泄されなくなり、高カリウム血症になります。高カリウム血症になると、筋収縮が調節できなくなり、四肢のしびれ、心電図異常などの症状が現れ、重篤な場合は心停止を起こすこともあります。

玉ねぎの栄養成分と効果効能については別途記事でまとめていますので、あわせてチェックしてみましょう!

玉ねぎは保存が効くので、ついカビを生えさせてしまいがち

玉ねぎの保存期間

玉ねぎは野菜の中でも、結構長く日持ちする印象がありますよね。実際に玉ねぎは常温保存で2カ月も保存できるといわれています。かなり日持ちしますね。日持ちする食材は、どうしても保存期間が短い食材に先を越され冷蔵庫やキッチンの肥やしになりがちです。玉ねぎに関しては保存期間は長いものの、それより注意しなければいけないのが「カビの繁殖」です。

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玉ねぎの皮に出来たカビ

黒カビ

引用:トクバイ

玉ねぎを料理しようとしたときに、黒いすすのような汚れがついていたという経験はありませんか?実はこれは「黒カビ」です。外側の茶色の薄皮に発生したり、それよりも内部で発生したりと様々な状況があります。

黒カビの特性として「他のカビよりも根を深く張る」というものがあります。黒カビの場合は方面だけ取り除いたとしても、内部にカビの根っこが残っている場合があります。

白カビ

引用:123RF

玉ねぎに生えるカビで黒カビの次に多いのは、白カビです。白く綿のようなものがついているので、カビだとすぐにわかります。実は白カビは数多くあるカビの中でも一番毒性が高いカビであると言われています。口にしてしまうと食中毒や発がん作用があるなど、体に悪い影響をもたらすので絶対に食べないようにしましょう。

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カビが生えていても取れば食べても良い?

食べない方が無難!

ダメ

白カビや黒カビの他にも赤カビや青カビなど様々なカビがあります。総じて言えることは、カビは根っこをはやす植物の一種なので、表面だけ取り除いても食品の内部に侵食している場合があるのです。カビの根っこを口にするとアレルギーが出たり、お腹を壊すなどの危険性がありますので「基本的には食べない方が良い」です。体を壊すリスクを追ってまで食べるのであれば、あきらめて新鮮な食材を手に入れましょう。

カビを取り除けば食べてもいいの?
食品にカビが生えた場合に、その部分だけを取り除いて食べるという人も少なくないです。しかし、結論から言うとそれは「やめた方が良い」のです。その理由としては、目に見えるカビはカビ全体の氷山の一角でいくらきれいに取り除いたつもりでも、カビから発生したカビ毒や、「菌糸」と呼ばれるカビの一部が食品に残ってしまうからです。なお、食品に発生してしまったカビを誤って食べてしまった場合、少量であれば吐き気や腹痛などの急性中毒が発生することは少ないといわれています。しかし、摂取した量によってはアレルギーの原因となったり、有害なカビやカビ毒を口にしてしまった場合には中毒になってしまいます。※引用:トクバイニュース

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まとめ

この記事をまとめると

  • 玉ねぎは長期保存が可能だが、カビに注意!
  • カビが生えた玉ねぎは、表面のカビを取り除いても内部に侵食している可能性がある。
  • カビが生えた食材は食べない方が良い!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にも当サイトではたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方はぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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