皆さんはきゅうりはお好きですか?夏の暑い時期の冷やしきゅうりなんか最高ですよね!!しかし、きゅうりは食べすぎるとあまり体に良くないということを至るところで聞きます。それは一体どうしてなのでしょうか?
今回はきゅうりを食べすぎると体にどんな影響があるのかについて説明します。
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目次
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きゅうりが体に与える悪影響
きゅうりはとにかく水分とカリウムが多い食材です。水分とカリウムは体になくてはならないものですが、摂りすぎると様々な影響を及ぼす可能性があるのです。
体を冷やしすぎる
きゅうりは「体を冷やす食べ物」です。人間の体はある程度の温度を保っていないと正常に働くことができません。夏の暑い時期であれば体を冷やす行為は有効ですが、基本的には体はあまり冷やさないほうがよいのです。
<体が冷えるとどうなる?>
- 冷え性になる
- 太りやすくなる
- 代謝が低下する
- むくみが出てくる
- 免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる
高カリウム症になる
きゅうりにはカリウムが豊富に含まれます。カリウムの本来の働きは「余分な塩分や水分を体から排出してくれる」というものです。ほど良いカリウムは人体にとってとても有効に働いてくれますが、カリウムを過剰に摂取することで「高カリウム症」になる危険性があります。
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腹痛と下痢になる
きゅうりを食べすぎることは水分を過剰に摂取することに繋がります。さらにきゅうりは体を冷やす効果があるので、内臓の動きを悪くしてしまうこともあります。こうなると下痢や腹痛を引き起こしてしまうのです。
この他にもきゅうりに含まれる『ククルビタシン』という成分が体に悪さをすると言われています。これはウリ科の野菜に含まれる成分で、体に「毒」な苦味成分なのです。ククルビタシンを過剰に摂取することで嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。
トイレが近くなる
きゅうりは水分が多いので、トイレが近くなります。お酒をたくさん飲むとトイレに行きたくなるのと同じ原理ですね。
トイレに行くくらいならあまり影響はないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、トイレに行くということは目の前の作業を中断しなければいけなかったり、場合によってはトイレを我慢しなければいけなくなったりすることで「ストレスが溜まる」など精神面でのダメージがあります。
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きゅうりの適正量
きゅうりは1日「2〜3本」
これまではきゅうりの食べ過ぎによる悪影響をお伝えしてきました。ではいったいきゅうりはどのくらい食べても良いのでしょうか?
1日に食べても良いきゅうりの量は「2〜3本」と言われています。体の大きさや男女差でまた少し変わってきますが、安全に食べられる量はこのくらいでしょう。1日2〜3本であればカリウムを取りすぎることもありません。
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きゅうりはダイエットに向く!?
皆さんはきゅうりダイエットをご存知ですか?むかしからあるダイエット方らしいのですが、なぜきゅうりがダイエットに向くのでしょうか?
食べ過ぎても太ることはない
きゅうりは100gあたり14kcalとかなりカロリー控えめな食材です。カロリー面で言えばきゅうりはダイエットにとても向いた食材であることは間違いなさそうです。
さらにきゅうりに含まれる「ホストリパーゼ」という酵素はダイエット効果があると言われています。ホストリパーゼは中性脂肪と脂肪酸を分解して対外へ排出してくれる効果を持つのです!これがきゅうりダイエットの核になる成分ですね!
きゅうりをダイエットに使うのも良いのですが、やはり食べ過ぎには注意したほうが良いでしょう。食べすぎて体が冷え、代謝が落ちることでダイエットのつもりが余計に太りやすい体が出来上がってしまったなんてことも十分にあり得ます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?私たちの身近にある食材だからこそ、しっかりとした知識をもって安全においしく食べたいですね!
この記事をまとめると
- きゅうりの食べ過ぎは色々な悪影響を引き起こす。
- 水分とカリウムの摂りすぎになると危険な疾患につながることもある。
- ホストリパーゼというダイエットに効果的な酵素を含んでいる。
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