皆さんはオロナミンCをよく飲まれますか?軽快なキャッチコピー「元気ハツラツ!」でおなじみの清涼飲料水ですが、飲みすぎると危険だという話もちらほら聞くようになりました。なかには死亡事故につながるという話も・・・!?
今回はオロナミンCの飲み過ぎは健康に害を及ぼす可能性があるのかどうか、情報を集めてみました!適量はどの程度なのかも紹介していきますね!
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目次
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オロナミンCの栄養成分
では次に栄養成分についてまとめてみます。
〈栄養成分〉一瓶あたり120ml
- エネルギー:79kcal
- タンパク質:0g
- 脂質:0g
- 炭水化物:19g
- 食塩相当量:0g
- ビタミンB2:2.4mg
- ビタミンB6:4.9mg
- ナイアシン:12mg
- ビタミンC:220mg
- カフェイン:19mg
オロナミンCのカロリーは一瓶あたり79kcalのようですね。この数値をみただけだと、そこまで気にするほどのものでもない気がします。ほかにもビタミン類がしっかり入っているところを見ると、体に良い気さえしてきます。カフェインの含有量もそこそこあるので、眠い時も元気ハツラツ!の状態にしっかり体をサポートしてくれそうです。
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オロナミンCの副作用
ではここから、オロナミンCを飲みすぎるとどうなるかを具体的に紹介していきたいと思います。
太りやすい?
オロナミンCは他の清涼飲料水と比べると、量あたりのカロリー数が少し高いようです。太るイメージのあるコーラ(54kacl/120ml)やカルピス(57kcal/120ml)に比べて約1.2倍くらいですね。コーラやカルピスに比べ、オロナミンCは入っている量自体が量が少ないので、2〜3本を同時に飲むなどしなければカロリーは気にしなくても良い気がします。
下痢になる
実はオロナミンCに豊富に含まれるビタミンCには、「便を柔らかくする働き」があるのです。これは便秘に効果的ですが、やはり飲みすぎると下痢を引き起こしてしまう人もいます。適量のビタミンは体に良いことで知られていますが、摂りすぎには気をつけてください。適度な量を摂取することで、便秘改善・美肌効果や免疫機能の改善が見込めますよ!
カフェインの過剰な摂取
オロナミンCの健康被害の中で一番に言われていたものが「カフェインの過剰摂取によるカフェイン中毒」です。カフェインの摂取をやめられなくなり、日常的にオロナミンCやエナジードリンク、コーヒーを飲まずにはいられなくなってしまう人もいるそうです。
カフェインは適量であれば、脳を覚醒させてくれたりダイエット効果、集中力を上げてくれる効果が期待されています。しかし飲み過ぎによる健康被害も多く、心拍数の過度な増加、睡眠の質の低下によるメンタルヘルス、不安障害などを引き起こす場合があるようです。
糖質過多での糖尿病リスク
オロナミンCだけに言えることではないですが、甘い飲み物は糖分が豊富に含まれています。特に炭酸ジュースは、爽快感とともにたくさんの量を飲めてしまうので自然に糖分の過剰摂取になりやすいのです。
このような甘いジュースに入っている糖分は「砂糖、果糖ぶどう糖液糖」です。この二つは特に血液の中の糖分濃度(血糖)を一気に上げてしまうという作用があります。
血糖の急激な増減は全身の血管を傷つけてしまい、血液の流れを悪くすることがわかっています。さらに血糖が高い状態が長く続くようになると、体の中で唯一の血糖を下げる物質「インスリン」が出にくくなってしまうという悪影響があります。
死亡する可能性がある?
可能性は低い
オロナミンCの飲み過ぎで死亡するという噂がありますが、栄養成分や内容量からみても「死亡する可能性は極めて低い」といわれています。この噂の正体はオロナミンCに似た、「エナジードリンク」を多量に飲んだ人が死亡した事件があるからでしょう。エナジードリンクの場合はカフェインの含有量がオロナミンCに比べて非常に多いため、過剰摂取により血圧が急上昇し脳の血管が破裂したという事故につながったケースもあるようです。
オロナミンCは絶対安心!というわけではなく、カフェイン中毒や糖分の過剰摂取を引き起こすことが十分にあり得ますので飲み過ぎは控えてくださいね!
生活習慣病を引き起こす
カフェイン中毒や脳血管の破裂を気にするよりも、糖分の多いオロナミンCを飲み続けることによる「血糖の激しい増減」の方が注意です。これは生活習慣病でもある「2型糖尿病」を引き起こすからです。
2型糖尿病は、甘いものの食べ過ぎや炭水化物の大量摂取により、血糖値が慢性的に高くなることが引き起こします。血糖を下げるインスリンを作り出す膵臓が疲弊し、インスリンを作り出せなくなってしまう病気です。こうなると全身の血管が血糖によりボロボロなり、「腎臓や目などの細い血管」が機能しにくくなり、目が見えなくなったり、腎不全になるなど様々な病気を引き起こします。
オロナミンCの適量は?
オロナミンCはエナジードリンクとは違い、「清涼飲料水」というカテゴリーに分類されます。清涼飲料水は1日あたりの摂取量が詳しく表示されていないのでついつい飲みすぎてしまうといったことが起きるのです。
オロナミンCの適量は「1日1本まで」と言われています。ただしこれはあくまで健康な人の目安です。糖質やカロリーの高さから血糖値が気になる人は、もっと少ない頻度で飲むように心がけたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?オロナミンCには体にうれしいビタミンなどが入ってる反面、摂りすぎ注意なカフェインや糖質なども多量に含まれていることがわかりました。うまく体に取り入れることで私たちの日常を華やかにしてくれるものですが、付き合い方には注意したいですね。
この記事をまとめると
- オロナミンCで死亡する可能性は極めて低い。
- オロナミンCにはビタミンやカフェインがたくさん入っている。
- 飲み過ぎると体に悪影響を及ぼす可能性は十分にある。
このような感じで食品についての知識や危険性など様々な情報を日々更新しています。是非他の記事も読んでいただければ嬉しいです!
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