ウィンナーは生でそのまま食べても食中毒にならない?妊婦・子供は下痢・腹痛に要注意!

普段何気なく調理をしているウインナーですが、ふと『生で食べても大丈夫なのかな?』なんて疑問に思ったことはありませんか?実は、ウインナーにも生で食べていいものとダメなものとで種類があるので注意が必要なんですよ!今回はそんなウインナーについて解説していきたいと思います!

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ウィンナーを生で食べて食中毒に

ウインナーにも実は種類があります。加熱せずに生肉を詰めて作る『生ウインナー』が食中毒の原因となる場合があります。生ウインナーは販売前に、加熱調理されていないのでそのまま食べることはできません。生焼けでも食中毒が起こるリスクが高いので、電子レンジやフライパンなどを用いて、しっかり加熱してから食べましょう。

主な食中毒の症状(下痢・腹痛)

腹痛、下痢、嘔吐、発熱などがあげられます。症状はひどい場合は、二週間程度続きます。腸内で細菌やウイルスが増殖したことにより胃腸機能が低下し、下痢や嘔吐を繰り返します。その結果、細菌やウイルスが体外へ排出され徐々に緩和されていきます。注意が必要なのが、下痢や嘔吐が長時間続くことで水分や電解質が体外へ排出されるため、同時に脱水症状を引き起こすことです。お腹が痛くなり、冷や汗が止まらない状態はかなり危険なので、自己判断で服薬をするのではなく、医療機関を受診することをおススメします。

そもそも生で食べても大丈夫?

市販で販売されているウインナーは、ほとんどが加熱食肉製品となっているため、生でも食べられます!しかし、賞味期限が近いものや、夏場などは食中毒になってしまうリスクがありますので要注意です。また、『生ウインナー』と記載されているものは、生では食べられませんので気を付けましょう。生で食べる際は、パッケージに記載してある製品内容をよくチェックしてみてくださいね。

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生で食べるには美味しいが注意点も

市販されているウインナーはほとんどが、加熱食肉製品ですので『生』で食べても問題はありませんが、免疫力が下がっている方には少し危険が伴います。食中毒にならないためには、しっかりと加熱処理をすることをおススメします。

妊娠中は生焼けではなくしっかりと焼く

妊娠・妊婦妊娠中は免疫力が下がっているため、細菌などの侵入に弱い体となっています。食中毒の原因となる細菌「リステリア」は、加熱によって死滅しますが、冷蔵庫の庫内くらいの温度であれば増殖が可能です。生焼けのソーセージが体内に入ると、普段はそれに対抗する体の力があったとしても、妊娠中は食中毒を起こしやすくなっている上、服薬内容も限られています。胎児への影響も生じる可能性があるので。生ソーセージなど生焼けのお肉類には気を付けましょう。

そのままお弁当に入れると痛むことも

ウインナーはそのまま食べられるとお伝えしましたが、お弁当に加熱していないウインナーを入れるのはやめたほうが良いです。生で食べられるといってもウインナーには必ずパッケージに『要冷蔵』と書かれています。そのため、常温の場合にどうしても傷んでしまう可能性が高くなります。特に子供のお弁当であればなおさら、控えた方が安全です。お弁当に入れる際はしっかりと加熱してからにしましょう!

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ウィンナーはしっかり下処理を

料理ウインナーを美味しく食べるためには、ひと手間を加えることが大事です。たったひと手間でお徳用のウインナーでもとても美味しくなりますのでご紹介していきます。

専門家がすすめる美味しい茹で方は?

手順はこちら。

  1. 鍋に湯を沸かす
  2. 沸騰したら火を止め、冷蔵庫から取り出した冷たいままのソーセージを投入する
  3. フタをして、そのまま10分おいたら出来上がり
ポイント
ソーセージは冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態のまま、沸騰したお湯に入れる。

ソーセージは75度程度のお湯でゆでるのが一番美味しいそうです。75度以上の高温でゆでると肉のタンパク質が壊れて味が落ちてしまうため、せっかくの美味しいウインナーが台無しになる可能性があります。

徳用ウインナーでも美味しくする焼き方は?

油なしの茹で焼きがおススメです。手順もとても簡単ですので是非試してみて下さいね。

  1. フライパンにウインナーを並べ、3分の1くらい浸る程度に水を入れる
  2. 中火から強火でしっかりと水を飛ばせばできあがり
ポイント
ウインナーに切れ目を入れないでボイルする。

まとめ

いかがだったでしょうか。ソーセージは美味しくてとても人気のある食品です。しかし、妊婦さんやお年寄りなど、免疫力が低下している方が食べるときには、食べ方には注意が必要です。加熱食肉製品だと思って安心して『生』で食べるのは少し危険かもしれませんね。調理が面倒な時は、電子レンジなどでも加熱処理ができるので、安全に食べられるよう調理方法も工夫していきたいですね!

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