ハムに発がん性物質はある？根拠は？加工肉に含まれる添加物｜無塩せきとは？ |

「ハム」は日常的に食べている食材ですが、「体に悪い・発がん性がある」と聞いたことはありますか？ハムに関わらず、ソーセージやベーコンなどの加工肉全般に危険性があるようです。そこで今回は、

ハムに発がん性はある？
発がん性の根拠・理由
加工肉に含まれる「無塩せき」とは？
加工肉に含まれる発がん性添加物
無添加の加工肉なら発がん性はない？

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 ハムに発がん性物質はある？
- 1.1 発がん性の根拠･理由
2 加工肉に記載されている「無塩せき」とは？
3 生ハムも体に悪い？
4 加工肉に含まれる発がん性のある添加物
5 無添加の加工肉なら発がん性はない？
6 まとめ

ハムに発がん性物質はある？

朝食に便利なハムやベーコンですが、「体に悪いの？」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか？子供も好きな食べ物ですが、その安全性の実態に迫りたいと思います。

…結論からお答えすると、「ハムやベーコンなどの加工肉は体に悪い」と言えます…！というのも、ハムをはじめとする加工肉には、 「人に対し発がん性がある」とWHO(世界保健機関)の附属機関である国際がん研究機関が2015年に発表しています 。加工肉には発がん性がある、とはっきり断言されているのです。

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発がん性の根拠･理由

「加工肉に発がん性がある」と言われる根拠や理由ですが、加工肉には「発がん性があるとわかっている添加物」が使用されていることや、「発がん性がある可能性があると言われる添加物」など、可能性の大小はありますが確実にガンに関連する添加物が使用されているからです。

加工肉に記載されている「無塩せき」とは？

加工肉の説明欄を見てみると、「無塩せき」と書かれていることがあります。これは一体どんなものなのでしょうか？

無塩せきとは？

無塩せきとは、発色剤を使わずに作った加工肉のこと

加工肉には大きく分けて「塩せき」と「無塩せき」があり、塩せきは発色剤を使用したもの、無塩せきは発色剤を使用さずに加工したものを指します。そのため、もちろん無塩せきの加工肉の方が体へのリスクが低くなります。

無塩せきはまずい？

無塩せきの加工肉がまずいということはありません。発色剤は味に影響しない上、添加物が一つ減るので「塩せき」よりも安心して食べることができます。

無塩せきのメリット

無塩せきのメリットですが、もちろん体への害が少なくなるということです。加工肉には無塩せき以外にも様々な添加物が含まれていますが、その内の一つでも少ない方が安全です。

発がん性

無塩せきは発色剤が使用されていないため、発色剤による発がん性はなくなります。しかし、加工肉には他にも発がん性があるとされる添加物が多数あり、それらが含まれていると発がん性があることには変わりません。徹底的に加工肉による発がん性を防ぐには、「完全無添加」のものを選ぶ必要があります。

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生ハムも体に悪い？

生ハムの本場やイタリアやスペインですが、「日本で市販されている日本製の生ハムには添加物がたっぷり使われています」…！

イタリアなど本場の生ハムは注文時にスライスすることが多く、無添加な上に新鮮なのですが、日本製はパッケージされているため、保存料や着色料などが使用されています。

加工肉に含まれる発がん性のある添加物

加工肉に含まれる代表的な添加物とそのリスクを見ていきたいと思います。それぞれの添加物には、どのような危険性があるのでしょうか？

リン酸ナトリウム

リン酸ナトリウムは、ハムやソーセージ・魚肉ソーセージなどあらゆる加工肉に含まれている添加物です。

危険性

リン酸ナトリウムを摂取しすぎると、骨粗しょう症になるリスクがある

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亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、発色剤として加工肉に使われています。市販の食材には、見た目をよくするための発色剤が使われていることが多く、時間が経って傷んだ時もできるだけ美味しく見えるように作られています。

危険性

亜硝酸ナトリウムは、発がん性物質そのもの

着色料 (赤102号・赤106号)

加工肉の中でも魚を使った魚肉ソーセージは淡いピンク色をしていますが、これは着色料によるものです。主に赤102号・赤106号という着色料が用いられており、赤106号に関しては食用として認めているのは世界で日本だけとなっています。

危険性

赤102号は、肝臓機能障害や発がん性があるとされる。赤106号は、肝臓機能の低下・赤血球の現象が認められた事例がある

魚肉ソーセージは魚の栄養分が含まれていて体に良さそうな印象がありますが、実は体に悪い添加物が使用されているのです。これ以外にも、加工肉には増粘多糖類・たんぱく質加水分解類などなど、ありとあらゆる添加物が盛りだくさんです。

無添加の加工肉なら発がん性はない？

ソーセージなどの加工肉には発がん性物質や、老化の促進をするAGEなどの添加物が含まれていますが、安全にソーセージを食べる方法は 「無添加食品」 を選ぶことです。

無添加であれば発がん性などのリスクを持つ添加物が含まれていないため、もちろんその食材によって発がん性が出ることはありません。スーパーでは無添加のソーセージやハムがあまり販売されていませんが、お取り寄せ商品やふるさと納税の返礼品などに無添加のものがあります。価格は少し上がりますが、将来の自分や家族の健康を考えるなら、無添加の加工肉を選んでいきたいものですね。