「トマト缶」は1個100円未満で買うことができますが、1缶400gも入ってあまりにも安いと感じたことはありませんか?トマト缶には危険がある!と言われることもありますが、一体どういうことなのでしょうか?今回は、
- トマト缶が危険と言われる理由
- トマト缶が安い理由
- 安全なトマト缶とは?
- トマト缶の危険が心配な時の対処法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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トマト缶が危険と言われる理由は?
「トマト缶は体に影響がある・危険がある」と言われることがありますが、どんな理由によるものなのでしょうか?
全てのトマト缶が危険というわけではありませんが、その理由は「缶そのもの」と「トマト」それぞれにありました。
缶に含まれる成分BPAが溶け出す
「缶」が原因で危険と言われる理由ですが、トマトの缶には「BPA(ビスフェノールA)」という化学物質が含まれています。BPAがトマトの酸の影響を受けて溶け出し、トマトペーストに混ざることがあるのです。
BPAを過剰摂取すると、乳腺や前立腺・神経・行動・思春期早発に影響を及ぼすとされる
胎児への影響も考えられるため、妊娠中の方は食べない方が良いとされています。
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トマトの原産国や添加物
「トマト」が原因で危険と言われる理由ですが、イタリア産と記載されているトマト缶であっても、実際のトマトの産地は中国産であることが多いのです。
中国で栽培・生産されたトマトを使ってイタリアで加工しているため、トマトの成長は中国となります。中国産の食材には農薬問題や添加物問題など色々なトラブルがあるため…決して安全とは言えないわけです。
イタリアでも水で薄めたり添加物を追加したりしている可能性がある
この事実を知ってしまうと、なかなか手を出しづらくなりますよね。対処法を後ほどご紹介しますので、読み進めてみてください。
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トマト缶の正しい保存方法は?
保存・日持ち
トマト缶が余ってしまった場合の正しい保存方法はどのような方法なのでしょうか?
缶のまま保管しておいても良いのですが、できるだけ美味しい状態を保つためにはやはりいくつかポイントがあります。おススメの保存方法について見ていきましょう。
密閉容器に移して保存
開封済みのトマト缶は、密封できる蓋つきの容器に移し替えて保存しておくと良いでしょう。プラスチック製でもガラス製でも大丈夫です。フタをすることで空気に触れる事をできるだけ防ぎ、品質を高い状態で維持することができます。
缶詰に入れたままにしておくと、酸化により風味が悪くなってしまったり、錆びてしまって食べられなくなる可能性もあります。
冷凍時はジップロックがおすすめ
余ったトマト缶は冷凍保存することも可能です。冷凍する際は使いやすいよう、できるだけ平たい状態で冷凍した方がよいでしょう。密封できる保存袋などに入れ、薄くのばして平らに冷凍しましょう。
密封できる保存容器に入れて冷凍することも可能ですが、解凍に時間がかかったり、解凍後は全部使いきらないといけないなど、利便性が多少悪くなってしまいます。平たくして冷凍しておけば、使いたい分のみパキッと折って使用できるのでとても便利です。
詳しくはこの記事をチェック!
トマト缶が安い理由は?
トマト缶が安い理由は、先ほどもお話したようにトマトが中国産であることが多いことが関係しています。スーパーで色々な食材を見てみると、国産が高いのに対し中国産は安価で販売されています。中国では農薬や添加物を大量に使うことが多く、健康面でも危険がある上に安いのが特徴です。
また、トマト缶のトマトは傷が付いていたり、販売できないサイズのものが使用されています。そのためコストがかからないといった理由もあります。
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安全なトマト缶とは?
では、安心して食べられる安全なトマト缶はあるのでしょうか?トマト缶の化学物質や添加物が心配な場合は、これらのトマト缶を利用してみましょう。
BPAフリーのトマト缶
トマトの缶にはBPA(ビスフェノールA)という化学物質が含まれており、トマトの酸によって溶け出す可能性があるとお話しました。
しかし、モノによっては 「BPAフリーのトマト缶」 が販売されているのです!主にイタリア産のトマト缶で見られるもので、缶に記載されているので確認すると良いでしょう◎
添加物のないトマト缶
また、 「添加物不使用・添加物フリー」 と記載されたトマト缶も中にはあります。数は少ないですが、場所によっては販売されているので、こちらも表記をよく確認しましょう◎
トマト缶による健康被害が心配な時の対処法
トマト缶による健康被害が心配な時には、いくつか対処法があります!安いし便利だし諦めるしかない…そんなことはありません。このようなトマトソースを使うことで、安心して食べることができますよ。
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イタリア産BPAフリー有機トマト缶
トマト缶にはイタリア産のものが多く、中国で栽培されたトマトが使用されているものが多いのですが、中には「BPAフリー有機トマト缶」というものがあります。
- 缶に溶け出すとされるBPAを含まない缶を使用
- 無農薬なオーガニックトマトを使用
このトマト缶を使えば、缶に含まれるBPAの心配・トマトの添加物や農薬の心配どちらも安心して食べることができます。一般的なトマト缶に比べ生産数は少ないですが、市販されているので探してみましょう。
紙パックのトマトソース
トマトソースは缶だけではなく、「紙パック」を容器としているものもあります。牛乳パックと同じ形で、紙製なのでBPAの心配もありません。また、紙ゴミとして捨てることができるためエコで捨てやすいといったメリットもあります。
自家製トマトソース
一番安心なのは「自家製トマトソース」を作ることです。材料はもちろんトマトのみ!ペースト状にしてしまうので、傷が付いたり熟して柔らかくなっていたり、綺麗なトマトでなくてもOKです。
電子レンジで加熱すると時短で簡単に作ることができます◎ 無農薬トマトを使えばより安心なトマトソースになりますね。
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まとめ
「トマト缶の危険性とその理由」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- トマトの缶にはBPAという化学物質が含まれていて、トマトの酸によって溶け出す可能性がある
- イタリア産のトマト缶でも、トマト自体は中国で栽培されたものが使用されていることが多い
- 安心できるトマトソースは、①イタリア産BPAフリー有機トマト缶 ②紙パック ③自家製
トマト缶は安くて便利な食材ですが、化学物質が溶け出す可能性やトマトの生産地といった問題もあることがわかりました。できるだけ健康面を気にかける場合は、紙パックや自家製などを使用して工夫してみましょう。
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