こんにゃくは食物繊維が豊富な食品で、ダイエット中の方には欠かせない食品ですよね。更には値段も安く、煮物や鍋の具材、炒め物など、いろいろな料理に使えます。しかしこんにゃくは、商品によってあく抜きが必要であったりと、少し手間がかかる場合があります。
生のまま食べられるこんにゃくなどはないのでしょうか。そこで今回は、
- 手作りこんにゃくとは?
- アク抜きはいらない?
- 生芋からつくるこんにゃく
これらのテーマで、生のまま食べられるこんにゃくについて紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね♪
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目次
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手作りこんにゃくとは?
生のままでもおいしく食べることができるこんにゃくはどのような商品なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
こんにゃく芋からつくるこんにゃく
こんにゃくはその名の通り、こんにゃく芋と呼ばれる芋を原料として作ります。こんにゃく芋を水と一緒にミキサーなどでペースト状にして、水酸化カルシウムと呼ばれる食品添加物で凝固させます。
最近ではネット通販で農産物も購入できるようになってきていますから、こんにゃく芋も通販などで手に入るかもしれませんね。スーパーなどで生のこんにゃく芋は一度も見たことがないので、中々市場には出回らないのかもしれませんね。
意外と手に入りにくい
生芋で作った生芋こんにゃくは意外と手に入らないものです。というのも、市販のこんにゃくのほとんどは、こんにゃく芋を粉末状にしたものを原料としているためです。
生芋から手作りしたこんにゃくは、芋の風味や味わいを感じることができ、食感もサクッとしたような独特な食感があります。スーパーのこんにゃくコーナーに、生芋こんにゃくも販売されているかもしれませんが、価格は高めに設定されているはずです。
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アク抜きはいらない?
こんにゃくといえば、臭みを取り除くために下処理が必要という方も多いですよね。手作りしたこんにゃくはあく抜きをしなくてもおいしく食べられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
手作りこんにゃくでもアク抜き必須
手作りこんにゃくであっても、こんにゃくを食べる場合はあく抜きを一度したほうがおいしく食べられます。詳しくは後述しますが、こんにゃくには独特の臭み成分が含まれているためです。
また、あく抜きをすることで、こんにゃくの中まで味が染みやすくなります。おでんなどの煮物に使用する際は、この下処理をするのとしないのでは美味しさにかなり差が出てきますよ。
アクを抜かないとどうなる?
こんにゃく芋には、トリメチルアミンやジメチルアミンと呼ばれる成分が含まれています。これらの成分は魚にも含まれている成分で、特有の生臭さがあります。
さらに、これらの成分はアルカリ性の条件下で臭いが強くなる性質を持っています。こんにゃくは凝固剤に水酸化カルシウムが使用されるため、強いアルカリ性の性質を持っているため、生臭さが際立ちます。
そのままでも食べることは可能ですが、臭いが気になるという方は灰汁抜きを行ってから食べた方がよいでしょう。
アク抜き方法
こんにゃくのアク抜きの方法について詳しく紹介していきます。こんにゃくの臭みを抜くためには、下処理であく抜きをすることが重要になります。
- こんにゃくを食べやすい大きさに切って、塩を全体にまぶし、よく揉み込む
- 塩を水でよく洗い流す
- お湯を沸かしこんにゃくを2~3分茹でる
- ザルに上げて水気をきる
- 粗熱をとる
ここまでしっかりあく抜きを行えば、下処理としては完璧です。確かに多少の手間はかかりますが、これだけでこんにゃくの良さが引き立ちます。
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生芋からつくるこんにゃく
美味しいこんにゃくが食べたい!という方は、こんにゃくをご家庭で手作りするのもおすすめです。手作りしたこんにゃくは風味や食感が格別で、そのおいしさにはまること間違いなしです♪生芋で作るこんにゃくのレシピについて詳しく見ていきましょう。
材料
生のこんにゃく芋を使用した手作りこんにゃくの材料を紹介していきます。市販の板こんにゃく約6枚分相当になるそうなので、かなり食べられますよ♪
材料
- 生こんにゃく芋:500g
- 水:1.3~1.8ℓ
- 水酸化カルシウム(消石灰):2~3g
- ぬるま湯:200㎖
水酸化カルシウムが中々一般のご家庭にはないので、取り寄せる必要があるかもしれませんね。アマゾンなどのネット通販はもちろんのこと、店頭買いする場合はドラッグストアなどでも購入できます。
レシピ
生こんにゃく芋を使用した手作りこんにゃくのレシピについて紹介していきます。
- こんにゃく芋の灰汁は強く手が荒れる可能性があるので、まずはゴム手袋などを装着します。
- こんにゃく芋をたわしでよく洗い、芽が出ていれば取り除きます。
- たっぷりのお湯でこんにゃく芋をゆでるか、蒸し器で蒸かして柔らかくします。
- 分量の水と柔らかくしたこんにゃく芋をミキサーに入れ、ペースト状にします。すりおろしてもOKです。ペースト状になったら30分ほどそのままにします。
- 水酸化カルシウムをぬるま湯で溶かし、ペースト状になったこんにゃく芋に入れて手早く混ぜます。
- 型に流してそのまま30分くらいそのままにして固めていきます。手で丸めたりしてもOKです。
- たっぷりのお湯で30分~1時間程度茹で、中まで火が通れば完成です。
- 保存する場合は、ゆで汁と一緒にタッパーに入れ、冷蔵庫で保管してください。
少し手間はかかりますが、こんにゃく芋1個でかなりのこんにゃくが作れますので、意外と手作りしてもコスパがいいかもしれません。
まとめ
今回は、手作りこんにゃくの作り方や、こんにゃくの食べ方や下処理の方法などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- こんにゃくはあく抜きしなくても食べられるが、美味しく食べるならあく抜き必須!
- こんにゃくはあく抜きしないと独特の臭みが残る。あく抜きすると味も染みやすくなる!
- 生のこんにゃく芋が手に入れば自宅で手作りすることも可能!手荒れに注意!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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