大豆ミートの危険性を紹介!食べ過ぎはやばい?成分や注意点も

近年、健康への意識や環境への配慮の高まりから大豆ミートが注目されています。大豆ミートは肉の代替として食べられるもので、原材料は大豆や小麦など植物由来の食品を利用して作られています。『ヘルシーで環境にも優しいなんて大豆ミートは素晴らしい!』と思うかもしれませんが、大豆ミートは必ずしも健康的と言えないことを知っていますか?植物由来の食品を肉の食感や味に近づけるために、たくさんの添加物が使用され加工されている商品があります。大豆ミートを食べるときには、そこに潜む危険性も知っておきましょう。そこで、今回は

  •  大豆ミートの危険性とは?
  •  大豆ミートを食べすぎるとどうなる?
  •  大豆ミートの成分・栄養素
  •  大豆ミートのおすすめ市販品2選
についてご紹介いたします。

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大豆ミートの危険性とは?  

大豆ミートは大豆や小麦など植物由来の原料から作られています。植物性のタンパク質や食物繊維が豊富でカロリーが低いためベジタリアンやヴィーガンの人だけでなく、ダイエットに関心がある人からも注目を集めています。また、家畜を育てるためには大豆などの植物を育てるよりも大量の水が必要で、家畜が出すゲップには地球温暖化の原因になるメタンガスが含まれているため大豆ミートは地球環境に優しいとされています。しかし、大豆や小麦を肉のような食感や味に近づけるためには添加物が必要です。そのため 加工され過ぎている大豆ミートは環境には優しいけれど健康には良くない とも言われています。

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イソフラボンを多く摂取しすぎる  

大豆にはイソフラボンが含まれています。イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすると言われていて骨粗しょう症の予防、PMSや更年期症状の緩和に効果が期待されています。しかし、大豆ミートを食べ過ぎるとイソフラボンの過剰摂取になることがあります。イソフラボンは適量なら体に良い効果がありますが、摂取しすぎると子宮内膜症や乳がんの再発などのリスクが増すと言われています。

MEMO
大豆イソフラボンの1日の摂取目安量は70〜75mgです。大豆ミートには100g当たり40〜50mgのイソフラボンが含まれています。納豆や豆腐、味噌汁、豆乳などにも大豆イソフラボンは含まれるので、それらを食べることも考慮すると大豆ミートは1日に100g程度にしたほうが良いでしょう。

加工されすぎた製品

最近の大豆ミートは本当に肉とよく似た食感や味に作られているものがあります。おいしく食べられるのは良いことですが、大豆を肉のようにするためにはさまざまな加工が必要で、たくさんの添加物を使用していることがあります。添加物は体に害が出る危険性が指摘されています。大豆ミートはヘルシーでタンパク質や食物繊維、イソフラボンなどの栄養が豊富ですが、 使われている添加物のことを考えると必ずしも健康的な食材とは言えません。 

遺伝子組み換えの大豆を使用していることがある

大豆ミートには遺伝子組み換えの大豆を使用されていることが多いようです。遺伝子を組み替えることで害虫に強い性質除草剤に強い性質になるなど生産者にとってメリットがありますが、人体に安全かどうかはまだはっきりとわかっていません。

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大豆ミートを食べ過ぎるとどうなる?  

大豆ミートを食べ過ぎると次のようなデメリットが考えられます。

カロリーが高く太る  

大豆ミートは、脂質が少なくヘルシーですが味付けを濃くしないと大豆の風味が感じられてしまうので、旨味やコクを出し肉の味に近づけるために塩分や添加物をたくさん使用します。そうなるとカロリーが高くなってしまうため、太ってしまう原因になることがあります。

添加物を摂取しすぎる

大豆ミートは加工されるときにたくさんの添加物が使用されています。大豆ミートを食べすぎると添加物を摂取し過ぎてしまう可能性があります。

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大豆ミートの成分・栄養素  

日本食品標準成分表2020年版(八訂)による粒状大豆たんぱく100g当たりの栄養素

エネルギー たんぱく質 食物繊維 炭水化物 カリウム カルシウム
318kcal 46,3g 17,8g 36,7g 2400mg 270mg
マグネシウム リン 亜鉛 葉酸 パントテン酸
290mg 730mg 7,7mg 4,5mg 370μg 1,89mg

食物繊維が豊富  

食物繊維の1日の摂取目安量は成人女性で18g以上とされています。大豆ミートには100g当たり17,8gの食物繊維が含まれているのでこれだけで1日の摂取目安量のほとんどが摂取できます。

植物性たんぱく質が豊富

たんぱく質の1日の摂取目安量は成人女性で50mgです。大豆ミート100g当たりには46,3gのたんぱく質が含まれるので、1日の摂取目安量のほとんどが摂取できます。大豆ミートのたんぱく質は植物性で動物性たんぱく質と比較すると脂質とカロリーが抑えられるので、ダイエット中でもしっかりと食べられます。

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大豆ミートのおすすめ市販品2選  

大豆ミートは近年注目を集めているのでさまざまな商品が登場しています。ここでは、おすすめの市販品2選をご紹介します。

マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉  

マルコメ ダイズラボの大豆のお肉シリーズは湯戻しや水切りがいらないレトルトタイプ、加圧加熱・高温乾燥された乾燥タイプ、湯戻し不要の冷凍タイプなどがあります。形状もミンチ、ブロック、フィレがあるので好みの食感や料理に合わせて使いやすいものを選べます。

Green Meet

大豆特有の匂いがなく、お湯で戻して下味を漬ける手間がかからないのでおいしくて使いやすいと高評価を得ています。Green Meatではシュウマイ、餃子、小籠包、ソーセージ、唐揚げ、ソーセージなどの加工品もあります。

まとめ

『大豆ミートの危険性を紹介!食べ過ぎはやばい?』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 大豆ミートは食べ過ぎると添加物やイソフラボンの摂り過ぎになる恐れがある
  • 大豆ミートは植物性たんぱく質や食物繊維が豊富

大豆ミートは世界中で注目されている食品ですが、食べ過ぎにならないように注意しましょう。たんぱく質や食物繊維、イソフラボンが摂取できるというメリットがありますが、デメリットがあることも知っておくことが大切です。

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