小麦アレルギーの人が食べられないものや避けるべきものは？

小麦アレルギーは症例数が多いことから、「特定原材料」の一つに数えられている食材の一つでもあります。小麦は多くの食品の原料に使われていることから、選ぶ食品に注意を払う必要があります。

今回は、小麦アレルギーの方が食べられない物や代用できる原料などについて紹介していきます。今回紹介していくテーマは、

• 小麦アレルギーについて
• 小麦アレルギーの人が食べられないものや避けるべきものは？
• 小麦アレルギーの人が代用できる食品

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

小麦アレルギーについて

小麦アレルギーの特徴について紹介していきます。アレルギーの原因物質や症状の特徴などについて詳しく見ていきましょう。

小麦アレルギーとは？

小麦アレルギーとは、小麦粉に含まれるたんぱく質が原因となって発症するアレルギー症状です。「グリアジン・グルテニン・アルブミン・グロブリン」と呼ばれるたんぱく質が原因で、最近では「グルテンフリー」などというワードも広く知られるようになりました。

成人してからアレルギーになることも

小麦アレルギーは成人後に発症することもあります。原因は未だに不明で、ストレスや体の疲労、睡眠不足などから免疫機能に何かしらの異常が起きたり、日常的に触れている成分でアレルギーになったりと色々です。

どんな症状が？

小麦アレルギーの症状は、皮膚のあかみは蕁麻疹、腹痛や嘔吐、ひどい場合はアナフィラキシーショックを引き起こします。死亡例も多く報告される危険なアレルギー症状です。

スポンサードリンク

小麦アレルギーの人が食べられないものや避けるべきものは？

小麦アレルギー対象者はどのような食品を避けて生活しなければならないのでしょうか。代表的な商品について紹介していきます。

小麦

小麦は非常に多くの食品に使用されているため注意が必要です。小麦はイネ科の植物で、日本でも多く栽培されています。食用作物の中でも世界1位の栽培量を誇ると言われています。

日本では地域によって二毛作や三毛作など、お米と一緒の畑で栽培されている生産者も多くいらっしゃいます。小麦の時期は出歩くことにも注意を払う必要があるかもしれません。

小麦製品

主食となるパンやうどん、ラーメンやそばといった麺製品は基本的に避けなければなりません。カレーやシチューといったルウ等にも小麦は使用されています。

小麦を含む加工食品

小麦を含んだ加工食品は数多くあります。先ほど紹介した麺やルウを始め、シリアルやお菓子、スイーツ、お総菜やお弁当の揚げ物類など、数え切れないほどです。餃子や肉まんなどの点心類の皮やお好み焼きなども小麦粉で作られています。

化粧品など

小麦は食品のみならず化粧品にも使用されている可能性があります。アレルギーは食べる事以外でも、触れるだけで発症することも多いため注意が必要です。化粧品には「小麦デンプン」が使用されている可能性があります。

洗顔料や化粧水、乳液などに小麦が使用されていないかチェックする必要があります。赤ちゃんのスキンケアなどにも注意する必要がありそうですね。

スポンサードリンク

小麦アレルギーの人が代用できる食品

小麦アレルギーの方が以下の食品を作る際、どのような食材で代用して作ればよいのでしょうか。代替食の作り方について紹介していきます。

パンやケーキなどのお菓子類

食パンやケーキ、洋菓子類などは小麦粉が原料となっているため別の食材で代用して作る必要があります。一番代用しやすい材料は「米粉」でしょう。米を粉末状にすり潰した商品なので、小麦アレルギーの方でも食べることができます。

他にも、片栗粉や白玉粉、コーンスターチなどでも代用できます。これらの粉末は米や芋類、とうもろこしなどの雑穀類が原料となっているため、小麦粉は含まれていません。

麺類

パスタやうどん、蕎麦、中華麺なども小麦を原料として作られているため代替え食で対応する必要があります。麺類も基本的には米粉などで代用すると良いでしょう。麺商品を購入する場合は、「フォー」や「ビーフン」、「春雨」などで代用すると良いでしょう。

餃子やシュウマイ

餃子や春巻き、シュウマイの皮なども小麦粉で作られている場合も多いです。この場合も米粉を原料とした生地を購入すると良いでしょう。

ルウ

カレーやシチューのルウにも小麦粉が使用されており、主に「とろみ」をつける役割を担っています。ルウのトロミ付けにも、米粉や片栗粉、タピオカ粉、コーンスターチなどを使用すると良いでしょう。

また、アレルギー対応の商品なども販売されているため、材料を確認して購入してみても良いでしょう。

揚げ物の衣

天ぷらやフライなどの揚げ物の衣も小麦粉を原料としています。コーンフレークや春雨、大豆フレークなどを砕いて衣としたり、米粉パンのパン粉を使用すると良いでしょう。

また、コロッケやトンカツなど、衣をつける前に「バッター液」をつけてから揚げるレシピも多いですよね。その場合は片栗粉やコーンスターチ、タピオカ粉などを水で溶いて使用すると良いでしょう。

まとめ

今回は、小麦アレルギーの方が避けるべき食品や材料、代用品などについて紹介していきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク