海苔の賞味期限切れにはダニがつく?開封後3ヶ月･1年は腐る? |

海苔は乾物なので長期保存が効く食品ですが、賞味期限切れの海苔はいつまで食べられるのでしょうか？保存状態によっては、虫がついてしまうこともあります‥！そこで今回は、

海苔の賞味期限･日持ち
賞味期限切れはいつまで食べられる？
古い海苔にはダニがつく？
腐るとどうなる？保存方法

についてご紹介いたします。

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1 海苔の賞味期限はどれくらい？
- 1.1 賞味期限切れはいつまで食べられる？
2 古い海苔にはダニがつく？
3 海苔の栄養成分と効果
- 3.1 栄養素
- 3.2 効果
4 海苔を長持ちさせる保存方法
- 4.1 未開封
- 4.2 開封後
5 まとめ

海苔の賞味期限はどれくらい？

海苔は乾燥ものなので長期保存が効く食品です。未開封･開封後それぞれの日持ちの目安はこちらです。

海苔の賞味期限

未開封‥約2年
開封後‥約1ヶ月

未開封であれば1〜2年は日持ちする海苔ですが、開封後は酸化や湿気に弱いので1ヶ月を目安に消費しましょう。1ヶ月以上経っても食べられる場合もありますが、風味や味が落ちていることがほとんどです。

賞味期限切れはいつまで食べられる？

未開封であれば賞味期限切れでも、1ヶ月程度なら食べられることがほとんどでしょう。開封後1ヶ月以上経っている場合は、海苔が傷んでいる可能性があります。古い海苔を食べると、下痢や腹痛などの食中毒症状が出ることもあるので注意しましょう。

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古い海苔にはダニがつく？

賞味期限切れの海苔や、開封後の保存状態が良くない海苔には、ダニがつくことがあります。これは海苔だけでなく、小麦粉や砂糖など他の食品においても同じです。

開封後のわずかな隙間からダニが侵入し、そのまま気づかずに食べてしまうことも珍しくないので、保存方法には注意しましょう。では、海苔が腐った場合はどのような状態になるのでしょうか？

海苔は腐るとどうなる？

期限が切れて時間が経ってしまったり、保存状態が悪く腐ってしまった韓国海苔は、どんな状態になるのでしょうか？

腐ると‥

茶色っぽくあせた色に変わっている
酸化して風味が落ちている
香りが薄い
カビが生えている
変な匂いがする

海苔は「酸化」することで傷んでいきます。その特徴としては 茶色っぽくあせた色に変色 したり、海苔特有の香りが落ちて 香りが薄くなる ことや、海苔が酸化したことで 味そのものが少し変わっていたり風味が落ちる こともあります。

傷んだ韓国海苔は食べられる場合もありますが、ごま油が使われている分、酸化して味が落ちていることがほとんどですので気になる方は廃棄しましょう。

まだ食べられる海苔の見分け方

海苔が傷んでいるのか、まだ大丈夫なのか、見分けるポイントを見てみましょう。

❶ 湿気てしなしなになっている

❷ 味や風味が落ちている

海苔は乾燥モノなので腐りにくい食材ですが、湿度によって湿気てしなしなになったり、長期間保存したままにすると味や風味が落ちてしまいます。保存方法については後ほど詳しくご紹介しますので、チェックしてみてください。

海苔が腐る･傷む原因

海苔はどんな状態だと腐りやすいのでしょうか？できるだけ長持ちさせるためにも、海苔が傷みやすくなる原因を見てみましょう。

❶ 湿度の高い場所で保存している

❷ 開封してから長期間経っている

❸ 保存中の密閉状態が甘い

海苔は乾燥状態を保って保存するものなので、湿度の高い場所に置いておくと味や香りが劣化してしまいます。そのため保存中の密閉具合が甘いと湿気てしまいます。

また、乾燥モノなので日持ちするものですが、あまりにも長期間保存していると味や風味が落ちてしまいます。開封後は早めに消費するのが美味しく料理に活かすポイントですよ。

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海苔の栄養成分と効果

栄養素

海苔は海水の中で成長しますが、海面すれすれで太陽光を浴びて成長するため、ビタミンやたんぱく質・ミネラルなどを含んでいます。植物の中では初めてこのような栄養成分を含んだものと言われています。

葉酸：葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
鉄分：鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
ナトリウム：ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
カリウム：カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
グルタミン酸：グルタミン酸は体内で脳内物質のGABAの生成に関わっており、緊張をほぐす効果があります。体内では有害なアンモニアの分解する力を持ち、血圧を下げる効果があると言われています。肌を構成するケラチンの材料でも知られており美肌効果も持っています。
タウリン：タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。