煮込み料理にも大活躍するレッドキドニー。豆類は栄養価も高いので、料理を作る時にも使用されやすいですよね。ですが、豆類と入っても細かく分けていけば多くの種類があります。
では、レッドキドニーと見た目も似ている同じ豆類で、日本でも日常的にみられる金時豆との違いについてご存知ですか。今回は、レッドキドニーと金時豆の違いについて調べてみました。この記事では、
- レッドキドニーとは?
- 金時豆とは?
- レッドキドニーと金時豆の違い
以上のテーマについて解説していきます。レッドキドニーと金時豆の違いだけでなく、向いている料理についても知りた方はぜひこの記事を参考にしてください。
スポンサードリンク
目次
|
|
レッドキドニーとは?
煮込み料理にも使用されやすいレッドキドニー。そもそも、レッドキドニーとは、どのような野菜なのでしょうか。
スポンサードリンク
アメリカ産のインゲン豆
レッドキドニーとは、アメリカ産のインゲン豆になります。歴史の古い食材であり、メキシコで誕生しアメリカや中国などで広がっていきました。金時豆と同じマメ科になりますが、二つの違いについては後ほど解説していきますね。
では、レッドキドニーはどのような特徴を持った豆なのでしょうか。
豆の特徴は?
レッドキドニーは、金時豆と違い皮部分が破れにくくなっているインゲン豆です。そのため、煮崩れしにくいのでカレーなどの煮込み料理に最適です。
また、クセが少ないので、煮込み料理だけでなく生食でサラダに入れても美味しく食べられます。では、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。
栄養成分は?
続いて、栄養成分についてご紹介していきます。
- タンパク質
- 脂質
- 食物繊維
- 葉酸
- 鉄
- マグネシウム
- ビタミンB1
- リボフラビン
- ナイアシン
- ビタミンCなど
一部ではありますが、豆自体が栄養価の高い食材です。特に、食物繊維はレタスなどの野菜の2倍以上入っています。
日本への輸入の実情は?
レッドキドニーは、日本では栽培はされておらず売っているものは、全て輸入品になります。ですが、毎年必ず新しいレッドキドニーを輸入しているわけではありません。
抱えている在庫が少なくなったり、その年の消費量によって決まったりさまざまです。レッドキドニーを使用したいけれど、スーパーなどで見かけない時は、通販を利用するのもおすすめです。
どんな料理に向いている?
皮が金時豆と違い破れにくくなっているレッドキドニーは、煮込み料理におすすめです。また、先ほど説明した通り栄養価が高いので、持つ成分をしっかり摂取できる生食にも使用できます。
生食で食べる時は、サラダにして食べる料理もおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。
主な料理
- チリコンカン
- ビーンズサラダ
- チリビーンズ
- チキンとトマト煮
- コールスローなど
スポンサードリンク
金時豆とは?
一方で、金時前はどのような食材でしょうか。
インゲン豆の代表的な品種
金時豆は、インゲン豆の代表的な品種です。また、金時豆は北海道で主に栽培されています。見た目は、赤紫色をしており独特の風味がありますよ。では、金時豆はどのような料理に向いているのでしょうか。
どんな料理に向いている?
金時豆は、皮が柔らかいので煮崩れしやすいですが、豆自体に甘みがあります。そのため、甘みを生かした甘納豆や赤飯などの料理に向いています。昔ながらのおかずとして、甘煮もおすすめですよ。
金時豆を煮る時は、アク抜きをしたり茹でこぼしをしたりすると、より美味しく食べられます。
スポンサードリンク
レッドキドニーと金時豆の違い
レッドキドニーと金時豆のそれぞれの特徴について、詳しく分かりましたか。続いて、同じマメ科のレッドキドニーと金時前の違いについて調べてみたので、このテーマを読めば疑問が解消されますよ。
品種は同じ
レッドキドニーと金時豆は、品種自体に違いはありません。そのため、輸入品であるレッドキドニーを使いたいけれど、見つからない時は金時豆を代用品として活用できます。
ですが、金時豆を代用品としてサラダに入れるのは、独特の風味があるためおすすめしません。レッドキドニーと違い、金時豆は煮崩れはしやすいですが、料理によっては甘さも控えめに作れるのでぜひ代用品として試してみてください。
形や味は少し違う
ですが、レッドキドニーと金時豆は味や形に少し違いがあります。形は、金時豆と違いレッドキドニーの方が少し細長い形状をしています。味もレッドキドニーと違い、金時豆の方が甘みが強いです。
見た目は、似ている2つですが食べ比べてみると意外と違いが分かりますよ。
スポンサードリンク
まとめ
レッドキドニーと金時豆は、同じ品種ではありますが形や味に少し違いがあります。 今回の記事内容で説明したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- アメリカ産のインゲン豆であるレッドキドニーは、皮が厚いので破れにくくクセが少ないので、煮込み料理や生食に向いている
- 日本で栽培がされていないので、完全に輸入品であるが毎年の消費量などによって、輸入される量も変わってくる
- 一方で、金時豆は皮が柔らかく甘みがあるため、甘納豆や赤飯など甘さを活かせる料理がおすすめ
- それぞれは同じ品種であるが、レッドキドニーの方が形が細長い形状をしているなど少し違いがある
ぜひ、レッドキドニーと金時豆のそれぞれを使用した料理を作ってみてくださいね。
スポンサードリンク