もち麦は白米に混ぜて食べるのが基本の食品ですが、お米との割合はどれくらいが良いのでしょうか?炊き方や水の量、栄養成分などに着目しました。今回は、
- もち麦の特徴・栄養成分
- 炊き方・水の量・浸水時間は?
- 日持ちはどれくらい?腐るとどうなる?
こちらのテーマについて紹介いたします。
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もち麦とはどんな食べ物?
“もち麦”とは、もち性の大麦の種類を指します。大麦には「うるち性」と「もち性」の2パターンがあります。もち麦は食物繊維量が多く、食物繊維が豊富な野菜代表であるごぼうの2倍も含まれています。また、一般的な白米と比較すると25倍もの食物繊維量です。
プチプチとした食感が特徴で、白米に混ぜて炊いて食べたり、サラダにのせたりと食べ方は色々あります。
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栄養成分
もち麦に含まれる栄養素の中で一番注目したいのが食物繊維で、整腸作用やダイエット効果をもたらします。
また、コレステロール値を整えたり糖尿病予防など、生活習慣病にも効果的です。普段のご飯に少量加えるだけでも違うので、ぜひ食事に取り入れたい食材です。
- 不溶性食物繊維:不溶性食物繊維は、食物繊維の中でも水に溶けることが出来ないため腸内まで届きます。腸まで消化されないため、便として排出されるのが不要姓食物繊維です。腸管を適度に刺激をするため、蠕動運動が活発化し食べ物の吸収や消化を助ける働きがあります。善玉菌の栄養にもなるため腸内環境もよくなることが知られています。
- 水溶性食物繊維:水溶性食物繊維は、食物繊維の中で水に溶けやすい分類のもので、主な働きは腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やすと同時に酪酸や酢酸と言ったエネルギーの材料になります。腸内環境を整える効果が高く、便秘や下痢と言った不調を改善していきます。免疫力や肌も綺麗にする栄養素です。
- β-グルカン(水溶性&不溶性):β-グルカンは、きのこ類に含まれている多糖類の一種で構造にグルコースを持っています。最近の研究で、人間が持っている免疫の機能を活性化させ風邪予防や体内でがん細胞駆除に関わる免疫系の働きを良くする栄養素です。コレステロールの上昇も抑えるとされています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血
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もち麦の炊き方
もち麦は100%もち麦で食べるのではなく、通常の白米に混ぜて食べるのが定番です。白米1合に対して、もち麦はカップ1/3程度が目安量になります。
時間がある場合は1時間浸水させると良いですが、ない場合はそのまま炊いてもOKです。水の量は、カップ1/3のもち麦を加えた場合、カップ1/2分の水を加えます。あとは炊飯器のスイッチを押すだけです!普段のお米に簡単に加えて炊くことができるので、手軽に使えるのが魅力です◎
もち麦の日持ちはどれくらい?
炊く前のもち麦の日持ち日数の目安は、季節によって異なります。それぞれ下記の日数となっています。
- 春と秋: 1〜2ヶ月
- 夏: 半月〜1ヶ月
- 冬: 2〜3ヶ月
涼しい春と秋は1〜2ヶ月、冬は2〜3ヶ月、暑い夏は半月〜1ヶ月が日持ちの目安となっています。常温保存でOKですが、夏は湿度が上がるのでお米にカビが生えやすくなります。
もち麦は時間の経過と共に水分が飛んでいくので、できるだけ早めに食べることが大切です。
腐るとどうなる?
もち麦は腐ったり異端だりするとどうなるのでしょうか?炊いたもち米は傷みやすいです。冷蔵保存していたも傷むことがあります。腐ったり傷んだりしたもち麦の特徴を確認してみましょう。
- 黄色っぽく変色している
- カビくさい臭いがする
- カビが生えている
- ねばねば糸を引いている
もち麦は腐るとカビが生えたり糸を引いたり、くさくなったりします。特に暖かい時期に炊飯器に入れっぱなしにしておくと、このような状態になりやすいです。
すぐに食べないもち麦は、冷蔵か冷凍で保存してください。冷蔵庫で保存していても、長時間放置すると腐ってしまうので気をつけましょう
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まとめ
この記事をまとめると
- もち麦は白米よりも食物繊維が豊富!
- 白米1合に対しカップ1/3が目安量
- 時間があれば1時間浸水すると良い◎ない場合はそのまま炊いてもOK
- 開封後は水分が飛んで風味が変わるので、早めの消費がオススメ
もち麦は白米に混ぜることで食物繊維を手軽にとることができます。浸水時間がない場合はそのままでも炊けるので、是非試してみてください。
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