もち麦と押し麦の違いとは何?美味しく食べる方法も紹介!

あなたは麦には「もち麦」と「押し麦」があるのをご存知でしょうか?もち麦と押し麦は様々な点で異なっています。一体どんな違いがあるのか?以下のような内容で、もち麦と押し麦の違いを解説していきます。

  • 押し麦ともち麦の違いとは?
  • もち麦と押し麦では栄養価も違うのか?
  • もち麦と押し麦はどうやって食べるのが美味しいのか?

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、押し麦やもち麦の違いについて、徹底的に詳しくなってしまいましょう。

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もち麦と押し麦の違いは?

まずは、もち麦と押し麦で根本的に何が違うのかを見ていきましょう。

麦自体が違う

もち麦と押し麦は「麦自体」が違います。お米には弾力の少ない「うるち米」と弾力の多い「もち米」があります。これと同じように、麦にも「うるち性の麦」と「もち性の麦」があるのです。そしてうるち性の麦が「押し麦」と呼ばれ、もち性の麦が「もち麦」と呼ばれます。

ただ、どちらの麦も大麦のままでは食べにくいため、事前に脱穀するなどして人間でも食べやすい状態に加工されています。それぞれの種類の麦を加工した物が、押し麦であり、もち麦なのです。

食感が違う

もち麦と押し麦では、食感が大きく異なります。前述した通りもち麦は食べた時にモチモチプチプチとした食感をしているのに対し、押し麦にはそういった食感はありません。水分が少なく歯ごたえの良いお米を食べているような食感になっています。

価格が違う

そして、もち麦と押し麦では「価格」も異なります。もち麦は100gあたりが75円するのに対し、押し麦は100gあたりが約45円程度で購入できます。食感も味も全く違うため、もち麦の方が高価な麦だとされているのです。

ただ、美味しい麦を食べたいのであれば、断然もち麦なので、値が張ってももち麦を食べた方が食べやすいかもしれません。

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もち麦と押し麦の栄養価の違い

もち麦と押し麦では栄養価も異なります。それぞれ、もち麦と押し麦で主な栄養素を挙げてみたので、比べてみていきましょう。

もち麦の栄養素

まず、もち麦に主に含まれる栄養素です。

  • 水溶性食物繊維
  • たんぱく質
  • マグネシウム
  • カリウム
  • ビタミンE

特筆すべきは、水溶性炭水化物である「βグルカン」が大量に含まれている事です。βグルカンの量は、お米の約「20倍以上」も含まれているとされます。

現代人は、非常に水溶性食物繊維が不足していると言われるので、腸内環境を改善したい人には、もち麦はぴったりなのではないでしょうか?その他、体の組織を作るのに欠かせない「たんぱく質」も豊富です。

さらに、ビタミンEも沢山入っているので、アンチエイジング効果を得たい人にもおすすめの食材だと言えるでしょう。腸内環境も良くなり、血流も改善されるので、綺麗に痩せていくことも可能です。

押し麦の栄養素

次に押し麦に含まれる栄養素です。

  • 食物繊維
  • ビタミンB1
  • ビタミンE

押し麦にも食物繊維はたくさん含まれています。しかし、もち麦と比べると量は劣ってしまうでしょう。ただ、押し麦にはビタミンB1がたくさん含まれているので、疲労回復効果を得たい人には、ぴったりの麦になります。

また、もち麦同様にビタミンEも沢山入っているので、アンチエイジング効果をリーズナブルな価格で手に入れたい人には、おすすめですね。

どっちがダイエットに向いていて痩せる?

麦をダイエットに活用したい人は多いでしょう。そんなダイエット効果を意識している人には「もち麦」の方がおすすめです。もち麦には大量の水溶性食物繊維が入っているので、腸内環境がグッと良くなります。

また、たんぱく質が筋肉を形成してくれるので、基礎代謝が上がり、段々と段々と痩せやすい体に変化していくでしょう。価格面では押し麦よりも高いので不利ですが、高いダイエット効果が欲しいのであれば、もち麦の方がおすすめです。

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もち麦と押し麦を美味しく食べる方法

もち麦と押し麦は、どのような方法で食べると美味しく食べられるのでしょうか?簡単な食べ方をご紹介しておきます。

水で研がない

もち麦にしても押し麦にしても、白米に混ぜて炊飯する時は、水で研ぐ必要はありません。もし汚れが気になれば、一度ざるにあけて簡単に水洗いをして、白米に混ぜて炊飯ジャーで炊きましょう。そのまま混ぜて炊くだけで、簡単に麦ごはんが完成します。

その他、麦だけを15分程度お湯でゆでて、他の料理に使っても美味しいです。もち麦の方がおいしいですが、押し麦でも十分に料理に活用できるでしょう。

白米と1:1の割合で混ぜる

もち麦や押し麦を白米に混ぜる時、基本は「麦3に対して白米7」で炊きます。しかし、もち麦などの食べやすい麦であれば「麦5白米5」で炊いても美味しいです。その分摂取できる栄養価も高くなるので、ちょっとだけ麦の割合を増やして炊いてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はもち麦と押し麦の違いについて徹底的に解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめてみたので、振り返っていきましょう。

この記事をまとめると

  • もち麦と押し麦では麦の品種が異なる
  • もち麦はもちもちしていて美味しい
  • もち麦の方が価格は高いが栄養価も高い

こんな内容になっていました。あなたも早速、もち麦を購入して健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか?

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