-
カヌレの賞味期限は?日持ちはどれくらいなの?
-
古いカヌレで食中毒になったりする?
-
カヌレをおいしい状態で保存する良い方法はあるかな?
洋菓子カヌレに対してこのような疑問を持った方は多いのではないでしょうか。ここではカヌレの賞味期限切れでも食べる事ができるのですが、その際に食中毒にならないようにするための保存方法やその期間などについて詳しく解説しています。
カヌレの賞味期限への知識を深めることで無駄にしていたカヌレも長期間美味しさを維持したままの状態で食べられるようになりますし、食中毒を未然に防ぐことも出来るようになります。
カヌレは大好きだけど日持ちしないからとの理由で食べる事を躊躇していたという方はぜひ最後までご覧ください。
スポンサードリンク
目次
|
|
カヌレの賞味期限・日持ちはどれくらい?
カヌレの賞味期限や日持ちについては未開封の場合と開封後、それぞれの保存方法が気になるところです。又、賞味期限切れはいつまで食べられるかについてもここでは詳しく解説しています。
未開封
ここで紹介するのは常温未開封で約1ヶ月の賞味期限のもので、個包装された市販のカヌレで全国的に購入できて有名なコストコで販売しているラ・トーク・キュイーヴリ(La Toque Cuivrée)のカルネ・ド・ボルドーです。このカルネは6個が1パックで包装されており、一人で食べるには少し多い気もしますが、多すぎる場合は後ほど紹介する冷凍保存が便利です。
開封後
開封後は2日ほどで食べきるようにしましょう。コストコで販売しているカヌレ・ド・ボルドーは美味しく食べる方法も包装された化粧箱に書いてありますが、標記には220度に余熱したオーブンで5〜10分焼いて粗熱を十分にとって食べるとなっています。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限が切れても食べる事はできます。消費者庁のホームページには「食品に客観的な試験などをして決めた期限に、0.8以上の安全係数をかけて賞味期限を設定するのが基本。」となっています。食品の特性でも(0.8以上の具体的な数字)は変わります。製造者や販売者が最終的に賞味期限を決めますが、賞味期限の数値から安全指数”0.8”を逆算してみましょう。大まかな数値ですが賞味期限から2割程度であれば食べられる期間の許容範囲と言えそうです。
スポンサードリンク
古いカヌレで食中毒になる?
古いカヌレを食べると食中毒になるのかという疑問については、開封後の常温保存に対して注意する必要が有ります。開封して常温のまま長時間経った場合には見た目で食べられるのかをまずは判断したいところです。そこで腐ったカヌレがどのような状態になるのかなどについても詳しく紹介して参ります。
開封後の常温保存に注意
カヌレを開封後に常温保存する場合は美味しい状態を保てる期間が2日程度ととても短いので注意が必要です。おいしさの特徴でもある外側のカリカリ食感と中のふんわり生地において、開封後は外気に触れる事で湿気を帯びるため、時間が経つと外側の食感が損なわれてしまいます。開封後の常温保存は出来る限り当日、もしくは翌日までに召し上がるようにしましょう。
カヌレは腐るとどうなる?
カヌレが腐っている場合の見分けかたを実体験に基づいて紹介すると、割った際に糸を引いていたり、納豆に似たような臭いがしたり、食感が通常とは異なるねっとり感があったり、明らかに通常とは違う異臭(腐敗臭)がしたりしたら、そのカヌレは腐っています。美味しく感じられない、いつもとは大きく違う食感や味、臭いを感じたら食べないようにしましょう。
スポンサードリンク
カヌレの保存方法
カヌレの保存方法において、常温、冷蔵、冷凍と美味しく食べるための保存方法についてはそれぞれ長所と短所がありますが、ここではそれぞれの温度帯での保存方法とそのポイントについても詳しく見ていきましょう。
常温保存
カヌレを常温で保存できる期間は湿度が比較的低い冬で3日ほど、春夏秋の湿度が高くなる時期には当日、もしくは翌日までには消費しましょう。常温では湿度による影響を多く受ける危険性があり、カヌレの美味しさの特徴でもある外生地のカリカリ感が時間の経過とともに失われていくからです。
冷蔵保存
カヌレを冷蔵保存する場合は、ラップで一個ずつ包装し密封容器や密閉袋などに形が壊れないように余裕のある状態の容器で冷蔵温度帯-5℃から5℃の凍結しない状態で保存します。食べる際は30分まえに取り出し常温に戻します。出来立てのカリカリ食感を感じる事は出来ません。
冷凍保存
カヌレを冷凍保存する場合には一つずつ丁寧に空気が入らないようにラップ包装して、それらを密閉袋に形が壊れない程度の余裕がある状態で空気は抜き封をして冷凍庫で保存します。しっかり個包装し空気を抜いて酸化を防ぐように冷凍する事で、1〜2ヶ月は冷凍で日持ちさせられます。食べる際には冷蔵後に戻して自然解凍するか、レンジやオーブンで加熱しすぎに注意して解凍し、しっかり冷ましてから召し上がってください。加熱した際にしっかり熱を取り除くことで外生地のカリカリ感が少し蘇ります。
まとめ
この記事をまとめると
- カヌレの賞味期限は平均的には2〜3日ほどだが美味しく食べるなら当日か翌日まで。
- 古いカヌレで食中毒になる事があるので見た目や食感、臭いに注意する。
- カヌレをおいしい状態で保存する良い方法は常温・冷蔵より冷凍がおすすめ。
これらのことがわかりました。
カヌレは食感や香り、味も特徴的な洋風の焼き菓子ですが、賞味期限切れについては注意が必要です。フランス人でもない限り日本では日常的に食べるお菓子というわけではありませんから、カヌレを食べる機会があった際には無駄なくおいしく食べたいものです。
食中毒が気になる季節は特に賞味期限や保存方法について今回学んだ事を有効活用し、美味しく香り高いフランス伝統菓子のカヌレを食べましょう。
スポンサードリンク