多くの赤ワインに使われている葡萄、マスカットベリーAという品種を知っていますか?ワインへの加工用として知られる葡萄ですが、生食用も生産されています。味など一体どんな特徴があるのでしょうか?今回は、
- マスカットベリーAの特徴は?
- 味・旬の時期・生産地
こちらのテーマについて紹介いたします。
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マスカットベリーAとはどんな葡萄?
特徴・味
“マスカットベリーA”は、そのまま食べる生食用と醸造用それぞれ作られているぶどうの品種です。『黒ぶどう』に分類されるもので、赤ワイン用のぶどうとして生産されているぶどうの中で生産量第1位を誇っています。
読み方は、そのまま「マスカットベリーエー」です。味はフルーティーさが強く、風味豊かで渋みが穏やかなのが特徴で、香りはキャンディのようと表現されることが多く、いちごやラズベリー、クランベリーの用なベリー系果実にも似ていると言われています。
マスカットベリーAが作られたのは約100年前のことで、1927年に川上善兵衛氏によって新潟県で開発されました。
ヨーロッパ種の葡萄「マスカットハンブルグ種」と、アメリカ種の葡萄「ベーリー種」を掛け合わせて作られました。マスカットベリーAは日本の気候に合わせて育成された葡萄なので、耐寒性・耐湿性に優れています。
- 赤ワインに加工される葡萄の中で生産量No.1
- 味はフルーティーで風味豊か
- 歴史は約100年!
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旬の時期
マスカットベリーAの旬の時期は、8月中旬〜10月初旬です。
生産地
マスカットベリーAは、岡山県・山形県・島根県・山梨県などで生産され、山梨県で赤ワインに加工されることが多いです。現在では、マスカットベリーAを使った赤ワインの半分は山梨県で作られています。
値段
マスカットベリーAは赤ワインへの加工用として知られていますが、生食用も生産されています。生食用マスカットベリーAの値段は、その年によっても異なりますが1kg2,500円〜3,000円が相場となっています。
ちなみに、マスカットベリーAを使ったワインの相場は1,000〜2,000円台が多いです。
まとめ
この記事をまとめると
- マスカットベリーAは、赤ワイン用・生食用それぞれ栽培されている葡萄の品種
- 赤ワインの多くはマスカットベリーAが使用されている
- 味はフルーティーで渋みは穏やか、香りはキャンディと表現されることが多い
マスカットベリーAは赤ワイン用の葡萄の品種ですが、生食用も生産されています。9〜10月を旬んの時とする葡萄なので、みかけたら是非一度食べてみてくださいね。
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