野菜ジュースを下痢の時に飲むのはNG!?正しい対処法についても！ |

手軽に野菜の栄養素を摂取できる野菜ジュースは、忙しい現代社会人にとっては欠かせない飲み物と言えます。野菜を食べるというと、包丁で切ったり、火を使用したり、洗い物が出るなどどうしても手間がかかります。

野菜ジュースならストローを刺して飲むだけですからとても簡単ですよね。しかし野菜ジュースはどんな時でも飲んでよいとは限りません。お腹の調子が悪い時などは控えた方がよいかもしれません。そこで今回は、

野菜ジュースの栄養について
野菜ジュースは下痢の時はNG？飲みすぎるとどうなる？
下痢が続いている時の正しい対処法

これらのテーマで、体調不良時の野菜ジュースの飲み方について紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

1 野菜ジュースの栄養について
- 1.1 野菜ジュースの食物繊維について
- 1.2 糖分やエネルギーを過剰に取ってしまう可能性
2 野菜ジュースは下痢の時はNG？飲みすぎるとどうなる？
3 下痢が続いている時の正しい対処法
- 3.1 水分と一緒にミネラルも
- 3.2 おすすめの飲み物
4 まとめ

野菜ジュースの栄養について

まずは野菜ジュースに含まれる栄養素や、野菜ジュースを飲むことでどのようなメリットがあるのか解説していきます。

野菜ジュースの食物繊維について

野菜ジュースには食物繊維が入っており、腸内環境の改善や、血糖値上昇を抑制するメリットがあります。腸内の善玉菌を増やす効果もあるため、下痢や便秘などで悩まれている方はおススメと言えます。

糖分やエネルギーを過剰に取ってしまう可能性

野菜ジュースは手軽に栄養素を摂取できるというメリットがある反面、糖質過多になる可能性があります。市販の野菜ジュースの多くは、果物に含まれる果糖などが含まれているため、甘くて飲みやすいです。

しかし甘い野菜ジュースばかりを飲んでいては糖質過多になってしまい、肥満や糖尿病など、様々な生活習慣病のリスクが高まります。

スポンサードリンク

野菜ジュースは下痢の時はNG？飲みすぎるとどうなる？

風邪などで体調を崩していたり、お腹の調子が悪い場合は野菜ジュースを飲んでも大丈夫なのでしょうか。いつも野菜ジュースで野菜を補っている方は、飲まなければ野菜不足にもなりそうですよね。どうすればよいのでしょうか。

むしろ下痢や腹痛の原因に

体調不良の際は体の消化器官の機能も弱まります。そのため、食物繊維などを含む食品は、胃腸に負担をかけるため控えた方がよいと言われています。野菜ジュースには食物繊維も含まれていますから、余計に下痢を悪化させる可能性もあります。

お粥や大根、にんじん、うどんなど、できる限り消化に優しい食事を心がけるようにしましょう。

肌の色が変わる可能性

野菜ジュースを飲み過ぎると肌の色が黄色くなる、という情報があります。これは「柑皮症」と呼ばれるもので、身近な例で挙げると「みかんなどを食べ過ぎると起きる」ものです。

原因はβカロテンの過剰摂取で、手足や爪、肘や指の関節など、あらゆるところが黄色くなります。野菜ジュースダイエットなど、βカロテンを多く含む食品を偏って摂取すると引き起こす病です。

糖尿病になる危険

糖尿病は、血糖を下げる為に機能するインスリンの働きが不十分になり、絶えず血糖値が高くなってしまう病気です。疲労感や頻尿、手足のしびれや痛み、喉の渇きが続くなど、様々な病の引き金となる病気です。

野菜ジュースには砂糖が含まれていなくても、果物由来の果糖が含まれていることがほとんどです。飲み過ぎには注意しましょう。

太る

野菜ジュースを飲み過ぎてしまうと、糖質過多に陥り肥満を招きます。肥満は糖尿病や不妊症、高血圧や様々な心臓病など、あらゆる病の元凶となるため注意が必要です。

市販の野菜ジュース(200ml)には、平均して10~15g程度の糖質が含まれています。デスクワーク中心の30～40代の女性の場合、一日に必要な糖質量は260g程度です。

毎食1本の野菜ジュースを飲むだけで、30～45ℊの糖質を摂取することになり、野菜ジュースだけでごはん約1杯の糖質量に相当します。くれぐれも飲み過ぎには注意し、食事の際はお茶を飲むなどを意識しましょう。

スポンサードリンク

下痢が続いている時の正しい対処法

急な下痢症状などは何かしらの原因がありますが、いつも下痢気味や軟便という方も多いです。下痢になる原因は様々あり、ストレスや睡眠不足、体質に合わない食事など、完全な原因究明は難しいです。

しかし少なくとも、下痢の場合は内臓器官に負担がかかっているという状態ですから、体をいたわることが大切です。下痢の時はどのような点を意識して生活すると良いのでしょうか。