目玉焼きの保存には冷蔵庫がおすすめ?常温で作り置きする場合についても

生のまま食べることはもちろん、卵焼きや汁物、炒め物など、幅広い用途で使用できる卵。忙しい朝でもサッと主菜に代わるため、冷蔵庫には欠かせない食材となっています。更には種類豊富な栄養素を含んでいることから「完全栄養食品」と呼ばれるほどです。

今回は、目玉焼きの保存方法について解説していきます。朝食で余ってしまった目玉焼きは、どのくらい日持ちするのでしょうか。今回紹介していくテーマは、

  • 目玉焼きの日持ちはどのくらい?
  • 目玉焼きが腐ったらどうなる?
  • 目玉焼きの保存方法
  • 放置で完成する半熟目玉焼きについて

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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目玉焼きの日持ちはどのくらい?

余ってしまった目玉焼きはどのくらい日持ちするのでしょうか?常温・冷蔵・冷凍、それぞれの保存方法について解説していきます。

常温の場合はどのくらい?

余った目玉焼きを常温保存することはおススメできません。冬場であれば、朝余ったものをしまい忘れてしまっても、その晩に食べることは可能かもしれません。しかし夏場は室温が高くなり、雑菌の繁殖も旺盛になります。

食中毒のリスクが非常に高いため、余ったら必ず冷蔵庫へしまいましょう。

冷蔵庫の場合はどのくらい?

余った目玉焼きを冷蔵保存した場合は、長くて約2日程度、短くて1日程度は日持ちするのではないかという印象です。いずれの場合も日持ち期間は短いと言えますから、極力その日のうちに食べきるようにしましょう。

半熟の場合はどのくらい?

半熟状態の目玉焼きの場合、賞味期限は冷蔵保存で1日程度です。非常に短いということを念頭に置きましょう。心配であれば、「作ってすぐに食べ切る」のが一番安全と言えます。

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目玉焼きが腐ったらどうなる?

目玉焼きが腐ってしまった場合はどのような変化がみられるのでしょうか。また、余った目玉焼きを食べる際は、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

サルモネラ菌で食中毒の危険

卵というと「サルモネラ菌」に侵されているのではないか、と懸念される方も多いです。しかし実際は、日本の卵がサルモネラ菌に侵されている確率は10万個のうちの数個と言われ、確立にして0.0000数%です。

しかしゼロではないため、極力作ったらすぐに食べ切った方がよいと言えます。また、サルモネラ菌は 「60℃15 分の加熱で殺菌される」ため、心配な場合は良く加熱しましょう。

見た目の特徴

目玉焼きが腐っている場合は見た目にも変化が出始めます。表面がぬるぬるしている、触ると糸を引くなどの変化が見られた場合は腐っていますから、間違っても食べないようにしましょう。再度加熱しても食べられません。

表面にカビなども生えますから、注意深く観察しましょう。

匂いや味の特徴

目玉焼きが腐っている場合は臭いや味に変化が出始めます。アンモニア臭や硫黄臭、味に明らかな違和感などがある場合は腐っている可能性が高いです。

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目玉焼きの保存方法

余った目玉焼きの保存方法について解説していきます。自宅で目玉焼きが余ってしまった際は実践してみてください。

冷蔵庫での保存がおすすめ

目玉焼きの保存方法で一番おススメは冷蔵庫での保存です。目玉焼きに合うお皿に移し、上からラップをかけ、乾燥を防ぎましょう。ラップをかけないと、卵の水分が飛んでしまい、食感がどんどん悪くなっていきます。

雑菌やほこりなどが付着する可能性も考えられますから、必ずラップをかけて冷蔵庫へしまいましょう。

常温で作り置きしたい場合

目玉焼きの常温保存は本来おススメできないのですが、お弁当などに入れる事もあります。そういった際は、保冷バッグに保冷剤をしっかりと入れる、職場などの冷蔵庫へしまうなど、できる限りお弁当の温度が上がらないようにしましょう

また、半熟は避け、完全に中心部分まで加熱された固焼きの目玉焼きを入れるようにしましょう。

冷凍はお勧めしない

できるだけ長持ちさせるのであれば冷凍保存すればよいのでは?と思う方も多いでしょうが、実は卵は冷凍保存すると食感が大きく変わるためおススメできません。ただし冷凍保存したから食べられなくなるというわけではありません。

冷凍保存すると、解凍後に水分が流出し、卵白部分がゴムのような状態になります。

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放置で完成する半熟目玉焼きについて

目玉焼きをすぐに召し上がる場合は、半熟状態の目玉焼きもおススメです。固焼きにしてしまうとどうしても黄身部分がパサついてしまい、あまりおいしくないですよね。半熟の目玉焼きを簡単に作る方法はないのでしょうか。

固焼きになる心配がない

目玉焼きの焼き加減は簡単そうに見えて難しいものです。なかなか好みの状態になりませんよね。そんな時は「放置しておくだけで作れる半熟目玉焼きレシピ」を作ってみてはいかがでしょうか。以下で手順を紹介していきます。

実際の手順

放置しておくだけで作れる半熟目玉焼きのレシピの手順は以下になります。

  1. 卵を冷蔵庫から出し、常温に戻しておく
  2. フライパンに油を引き、熱くなるまで加熱する
  3. 熱くなったら火を消し、卵を入れて蓋をする
  4. 白身に予熱で火を通し、好みの状態までそのままにしておく

火も使わないため焦げる心配もなく、焼きながら別の調理もできてとても効率的です。少し加熱不足かな?と感じた場合は弱火で少し加熱しましょう。

まとめ

今回は、目玉焼きの保存方法について解説していきました。

この記事をまとめると

  • 目玉焼きが余った場合は、ラップをして冷蔵庫へしまう
  • 目玉焼きは日持ち期間が短いため、できれば作ったその日のうちに食べきる
  • フライパンの余熱で作る目玉焼きレシピもあり、効率的に調理ができておススメ

いかがでしたか?目玉焼きの保存方法について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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