お湯を注ぐだけで簡単に食べられる便利なカップヌードル。災害時の備蓄用として常備している家庭も多いのでは?そこで気になるのがカップヌードルの賞味期限や、期限切れの危険性ですよね。そこで今回は
- カップヌードルの賞味期限はどれくらい?
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- カップヌードルは腐るとどうなる?
- カップヌードルの保存方法
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目次
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カップヌードルの賞味期限はどれくらい?
カップヌードルは日持ちがするので、保存食としても人気があります。
でも逆に長持ちしすぎて忘れてしまい、気付いたら期限切れになっているということも多いはず。
カップヌードルの賞味期限は、製造からおよそ6カ月と決まっています。
この期限は、フリーズドライのカップラーメンならほぼすべて同じです。
ちなみにカップ麺ではなく袋麺なら、その期限はおよそ8カ月。
少しでも長く持つものを、と考えるのであれば袋麺の方がおすすめです。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限切れのカップヌードルは、いつまで食べられるのでしょうか?
1ヶ月〜3ヶ月
そもそも賞味期限とはどのようなものなのでしょうか?その定義を確認しておきましょう。
カップヌードルはほぼすべての具材が乾燥しています。水分が少ないうえに、容器は密閉されています。
そのためカップヌードルは非常に劣化しにくい環境にあると言えます。
賞味期限というのも、設定自体にある程度余裕があるものです。
その期間はおよそ70%。つまり6カ月が期限のカップヌードルは、実際の期限は9カ月ほどと考えられます。
つまり9カ月くらいまではほとんどの場合問題なく食べられます。
ただし記載されている期限は切れていますので、食べるのはもちろん自己責任ですよ。
半年・1年以上は危険?
ほとんどの場合、賞味期限から1年過ぎていようとカップヌードルは食べられます。
違いがあまりわからないほど、普通に食べられるかもしれません。
とはいえ賞味期限は切れています。つまりおいしくない可能性がある、ということです。
時間の経過とともに油は酸化していきます。
カップラーメンに含まれる油はその麺量の30%と、非常に多いです。
この油が酸化するとなると、風味や品質が落ちることは必至です。
これだけを食べた場合にはわからないかもしれませんが、ぜひ賞味期限内のものと食べ比べてみてください。その違いに驚くと思いますよ。
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賞味期限切れのカップヌードルで食中毒になる?
カップヌードルで食中毒になるなんて、ありえるのでしょうか?
食中毒症状
食中毒は、原因となるものを食べた直後から数時間後に症状があらわれることが多いです。
菌の種類にもよりますが、長いものでは1週間以上経ってから症状が出るものも。
食中毒の一般的な症状としては
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
などが挙げられ、発熱を伴う場合もあります。
特にこれからの暑い季節には起こりやすいので、より注意が必要です。
とはいえカップヌードルはそもそも腐りにくい製品。
賞味期限と消費期限は意味合いがまったく違いますので、カップヌードルが原因で食中毒になるなんてことはほぼないと言えます。
上記のような症状が出たのだとしたら、それは別の原因があるのではないでしょうか。
カップヌードルは腐るとどうなる?
カップヌードルが古くなると、見た目にも変化があらわれることがあります。
容器が膨らむ
未開封の状態なのに容器や蓋が膨らんでいる、こんなときには2つの原因が考えられます。
- 製造時と保存時の気温差によって容器内の圧力が変化した
- 酸化してガスが発生している
賞味期限が切れていないのに容器が膨らんでいるなら、前者であることが多いです。
食べるのにまったく問題はありません。
問題は後者。こちらは油が酸化したことによって品質が落ちている状態です。
油の酸化は風味が落ちるだけでなく、もともと粗悪な油がさらに悪い状態になるのでおすすめできません。
非常にもったいないですが、食べずに破棄するのが賢明でしょう。
捨て方
開封前や開封した時点で劣化に気付いて捨てるなら、そのまま捨ててください。
容器はしっかりつぶして、ゴミの容量を減らすことも考えて。
とはいえお湯を入れた後に捨てたい、という場合もあると思います。
カップヌードルのスープはそのまま流す人がほとんどだと思いますが、それはやめてください。
水を汚すことで海が汚染され、海洋生物に影響が出てしまいます。
水分は必ずなにかに吸わせてゴミにすること。
簡単なのは新聞紙です。新聞紙は水分をよく吸いますので、ゴミにしやすくなります。
他には高吸水性ポリマーを使用するという手も。
高吸水性ポリマーは、少量で大量の水分をジェル状にかためられるという素晴らしいアイテム。
安価ですのでぜひ手に入れてくださいね。
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カップヌードルの保存方法
カップヌードルの保存方法として一番いいのは、高温多湿と直射日光を避けて常温で保存すること。
常温とは、あえて冷やしたり熱したりしない温度のことで、外気温を超えない温度とされています。
その中でもできるだけ涼しい場所で気温差がないところ、戸棚の中などがいいかもしれません。
またカップヌードルはにおいの強いものの近くに置くと、においを吸収してしまうという性質があります。
近くに置くものには注意が必要ですよ。
間違っても洗剤や薬剤などの近くには置かないようにしてください。
まとめ
カップヌードルの賞味期限について知っていただけたと思います。
この記事をまとめると
- カップヌードルの賞味期限はおよそ6カ月、袋麺ならおよそ8カ月と決まっている
- 賞味期限は、切れたからといってすぐに食べられなくなるようなものではない
- カップヌードルは高温多湿、直射日光を避けて常温で保存しよう
非常食としても人気のカップヌードルは、期限の管理をしっかりしながら常備しておいてくださいね。
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