氷菓に賞味期限が書いてない!期限切れ・1年前のアイスは食べられる?

アイスの中にはいくつか種類がありますが、“氷菓”はそのうちの一つです。パッケージを見てみると、賞味期限が記載されていないものが多いあります。なぜアイスには賞味期限の表示がないのでしょうか?今回は、

  • 氷菓に賞味期限はある?
  • 多くのアイスに賞味期限がない理由
  • 半年前・1年前のアイスは食べられるの?
  • 食べかけアイスの賞味期限と正しい保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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氷菓とはどんなアイス?

氷菓を含むアイスは、これら4つに分類されます。

種類と乳成分の含有量
  • アイスクリーム…15%以上:濃厚な味わいで一番多く含まれる
  • アイスミルク……10%以上:牛乳ほどの乳成分を持つが、植物油も使用している
  • ラクトアイス……3%以上:最低限の乳成分で、植物油を使用することで濃厚風にしている
  • 氷菓………………ほぼゼロ:かき氷や果汁を凍らせたもので植物油は不使用

アイスの分類は、植物油の使用分量によって異なります。アイスクリームは乳成分が多いため、植物油に頼らなくても固まることができますが、ラクトアイスは乳成分が少ないために植物油を加えることでアイスの濃厚さに近づけようとしている商品です。

そして氷菓は乳成分をほとんど含まず、植物油を使用しておらず、かき氷や果汁を凍らせたものです。上記4種類のアイスの中で一番ヘルシーで低カロリーなのが特徴です。

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氷菓(アイス)の賞味期限ってどのくらい?

氷菓の賞味期限ですが、氷菓を始めとするアイスには 賞味期限がパッケージに記載されていないものも多くあります 。その代わり、「マイナス18度以下の冷凍庫で保存してください」と記載があることが多いです。つまり、アイスは適温で保存していれば劣化することはなく、長期間保存していても食べることができあす。

表示義務

食品に賞味期限や消費期限の記載がないなんて、「表示義務」的にアウトではないの?と思うかもしれません。実は乳等省令では、 「アイスクリーム類にあっては期限及びその保存方法を省略することができる」 とされています。

氷菓は賞味期限が一年前でも食べられるの?

「氷菓は賞味期限が1年前でも食べられるの?」という疑問を聞くことがありますが、きちんと保存されていたのであれば答えはYESで、賞味期限が1年前でも食べることができます!1年前のアイスが食べられる条件としては、

  • マイナス18度以下で保存され続けてきた
  • 一度も開封していない

このようなことがあります。未開封のまま冷凍庫にずっと入っていた氷菓は、賞味期限が1年前でも食べることができるのです◎

氷菓(アイス)に賞味期限がない理由

アイスには賞味期限がありませんが、その理由として、アイスはマイナス18度以下の場所で保存されるのが前提なので保存中に品質が変化することは少なく、それによって人の健康に害が出ることはないと考えられているからです。

冷凍状態であればアイスの中で細菌が発生・増殖する可能性もなく、製造時と同じ状態をキープできているのです。

賞味期限切れ半年の氷菓は?

賞味期限1年前のアイスが食べられるので、もちろん1ヶ月後でも半年後でも食べることができます。一度開封していないことが条件となるので注意してくださいね!

100年前の氷菓も食べられる?

「アイスに賞味期限がないのなら、100年前のアイスでも食べられるの?」と疑問のスケールは大きくなるかもしれません。もしもマイナス18度での冷凍保存をされ続け、外部からの光の影響を受けず、一度も開封していないのであれば100年前のアイスでも食べられることになります…!

食べかけの氷菓の賞味期限は?

氷菓が長期間保存できることの条件の一つは、未開封であることです。一度開封した食べかけ氷菓は、1年も日持ちしません。その理由としては、冷凍庫の中なので細菌が繁殖することはありませんが、空気に触れてしまうので冷凍焼けなどで品質が落ちてしまうからです。風味や味が悪くなるので、食べかけのアイスは早めに消費しましょう。

食べかけ氷菓の賞味期限

食べかけの氷菓は、1週間〜2週間以内に消費しましょう

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氷菓(アイス)の正しい保存方法

氷菓をできるだけ長期間保存するコツは、お話してきた中でなんなくわかったのではないかなと思います。氷菓を長持ちさせるためには、①購入後すぐに冷凍庫に入れる ②マイナス18度以外で保存し続ける ③一度も開封しない この3つが大切です。

購入後冷凍庫に入れるのが遅くなり、アイスが容器の中で溶けてしまうと品質が変わってしまうこともあります。味が変わる原因にもなりますので、できるだけ早く冷凍庫にしまってください。

アイスの食べ過ぎは体に悪い?

アイスは暑い時期をはじめ、冬でも美味しいスイーツです。しかし、食べ過ぎは健康に害がでることも…!アイスには糖分が多く含まれている他、脂肪分もたっぷりなのです。

アイスの種類を選べば、太りにくい食べ方をすることもできます。下記記事では、ダイエット中のアイスの選び方や、毎日食べ続けた時の体への影響について紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

妊娠中(妊婦)でもアイスは食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“アイス”は妊娠中に食べても良いのでしょうか?つわりなどで食欲がない時、アイスなら食べられそう…!なんていう時もありますよね。

そこで、妊娠中にアイスを食べる影響や注意点についてまとめました。あわせて確認してみてください。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 氷菓をはじめアイスの多くに賞味期限の記載義務はない
  • マイナス18度以下で保存すれば1年前のものでも食べられる
  • 食べかけは劣化するので、2週間以内に食べきるのが理想

氷菓をはじめとするアイスはこんなにも長期間日持ちすること、初めて知った方も多いのではないでしょうか?冷凍庫で眠っているアイスがあっても、ずっと冷凍庫に入っていただけなら食べられる可能性は大です!未開封であることを確認して、是非食べてみてくださいね。

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