牛タンでアレルギーが出る人もいるの?その他に気をつけるべき食材

皆さんは牛タンはお好きですか?牛タンの名所である仙台に行った時に私は必ず牛タンを食べます。厚切りにした牛タンは本当に美味しくて何枚も何枚も食べたくなるんですよね!

そんな牛タンですが、実は稀にアレルギーを引き起こしてしまう可能性もある人もいます。

今回の記事では、

  • 牛タンとは?
  • 牛タンの栄養素
  • 牛タンでアレルギーが出る?
  • アレルギーの症状は?

これらについて解説していきたいと思います。

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牛タンとは

牛タンは、牛の舌部分を指します。脂肪分が少ないので焼肉の時でも、あっさりとした牛タンは他の部位に比べてさっぱりとして食べやすいですよね。また、実は牛タンは1頭あたり1キロほどしか取れない希少部位です。

さらに、ビタミンB群がたっぷりなのでエネルギーの代謝をスムーズに働きかけてくれます。牛タンに入っている栄養成分についても後ほど詳しくご紹介していきますね。

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牛タンに多く含まれる主な7つの栄養素

牛タンは良質なタンパク質に加え、B1・B2・B6・B12などビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群はエネルギーを作り、代謝に不可欠で体にとって重要な栄養素です。

  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
  • パントテン酸:パントテン酸は、人間の体内で副腎皮質ホルモンの合成に関わります。コエンザイムAと呼ばれる体内の炭水化物、たんぱく質、脂質全ての代謝に関わるパーツの一部として使用されます。ストレス耐性の効果も上げるビタミンです。
  • ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。

このように牛タンにはとても優秀な栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンB群などのエネルギーを効率よく燃焼するために必要なビタミンがとても優秀で、牛タンを食べている人は疲れ知らずと言われるくらいスタミナ回復に良いとされています。

しかしこのように優秀な牛タンでも中には食べることができない「牛タン(牛肉)アレルギー」の方がいます。次は牛肉アレルギーについて詳しく解説していきます。

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牛タンを食べるときに注意するべきアレルギーは?

私たちの中には稀に牛肉にアレルギーがある人がいるので、牛タンを食べるとアレルギー症状が出てしまう人もいます。

牛タンを食べてアレルギーがある時の症状

症状としては、吐き気・下痢・腹痛などで、重症化するとアナフィラキシーショックを引き起こしますが、牛肉によるアナフィラキシーの例はほとんどありません。

そもそも肉アレルギーの患者は少ないですし、他のアレルギーの症状が重い食品に比べてかなりゆっくり症状が出てくるのでアレルギーかどうかも気付くことが難しいとされています。 

牛肉アレルギーの人が気をつけるべきもの

牛肉をはじめとした様々な肉類は出汁やエキス、パウダー、ブイヨンなどはっきりと形が見えにくいもので様々な料理や食品に使われていることがあります。調味料やお菓子などにも多く使われているため、アレルギーが心配な方は原材料をチェックしてから使用するようにしましょう。

<気を付けるべき食品例>

調味料

お菓子

カレールー

スープの素

カップラーメンの粉末スープ

ポテトチップス

牛肉アレルギーの人は目に見えないものでも牛肉から作られている素材というのに気を付けなければなりません。

牛肉アレルギーというのはかなり症状が遅く出てくるので、そもそも診断名がつきづらいと言う特徴もあります。もし上記のような食材を食べた後に、決まって体調が悪くなるという方はぜひ医療機関に相談してみてください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 牛タンは牛の舌の部分のことを言う
  • とても噛みごたえがあって美味しい!
  • 栄養価に優れており特にビタミンB群が豊富!
  • ビタミンB群はスタミナ回復に必要不可欠な栄養素
  • 牛タンを食べる人は疲れ知らずと言われている
  • 牛肉アレルギーの人は牛タンを食べることができない
  • 牛タンだけでなく牛肉のタンパク質が使われている食品は食べることができないので注意が必要

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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