コンビニやスーパーなど、100円程度から手軽に購入することのできる野菜ジュース。
野菜ジュースには沢山の野菜が圧縮されて入っていますが、その野菜の栄養はそのまま摂ることができるのでしょうか?
野菜ジュースが胃に悪いという噂の真偽と、野菜ジュースを飲んで効率よく栄養を摂取する為の方法について調べてみました。
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そこで今回は、
- 野菜ジュースは胃に悪い?
- 胃に優しい野菜ジュースは?
- 野菜ジュースの効率よく摂取するには
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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野菜ジュースは胃に悪い?
野菜ジュースを愛飲している方の中では「野菜ジュースは健康に良い!」と、日常的に摂取している方も多いのではないでしょうか?
一方で、野菜ジュースを飲んでお腹を崩したり、体が冷えたと感じた経験はありませんか?
体に良いというイメージの強い野菜ジュースは、私たちの体に悪い影響を及ぼすこともあるのでしょうか。
市販の野菜ジュースは消化酵素が失われている
野菜ジュースを飲む時に市販の野菜ジュースを購入しますか?それとも自家製の野菜ジュースを作りますか?
市販の野菜ジュースの場合、製造工程で加熱や濃縮という作業が行われ、その際に一部のビタミンや消化酵素など、多くの栄養素が失われてしまいます。
消化酵素がないとどうなるか?
消化酵素は胃や膵臓、小腸などの消化器官から分泌される酵素で、食物の消化吸収に欠かせない成分のことを言います。
市販の野菜ジュースは必ず加熱処理をしますが、加熱することによって、元々野菜に含まれていた消化酵素が失われてしまい、消化をする過程で胃腸に大きな負担がかかってしまいます。
体質により元々の消化酵素の分泌が少ない方は、野菜ジュースを飲むことで消化不良を起こし、腹痛や下痢を引き起こす可能性もあります。
市販の野菜ジュースを飲んでお腹が緩くなる方は飲むのを控えたり、自家製野菜ジュースを作ったり、生野菜を摂取するという方法をお勧めします。
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胃に優しい野菜ジュースは?
野菜ジュースには、普段摂取できない量の野菜を摂ることができるというメリットがあります。
味が美味しいだけではなく、喉越しも良いので、風邪をひいた時などいつでも飲むことができますよね。
また野菜ジュースに使う野菜は、それぞれ食物繊維の量が異なります。ここでは胃腸に負担をかけにくい、食物繊維が少ない野菜を使った野菜ジュースについてご紹介します。
食物繊維が少ない野菜ジュースがおすすめ
胃腸が弱いけど野菜ジュースは飲みたい!という方にお勧めしたいのが、食物繊維の量が少ない野菜を使用してジュースを作る方法です。
また食物繊維は生で摂取するより、ジュースにして摂取する方が体に吸収されやすく、胃腸に負担をかけずに飲むことができます。
食物繊維が少ない野菜・果物はトマト、セロリ、バナナ、りんごなどがあります。
また自宅にスロージューサーがある場合は、多くの酵素を含んだまま、食物繊維の少ないジュースを作ることができますよ。
人参ジュース
人参にはβ-カロテンと呼ばれる、体内でビタミンAに代わる色素成分が含まれています。ビタミンAは粘膜の健康を保つ働きや、免疫機能を維持する働きがあります。
その為、胃腸の状態が良くないと感じる時や、食欲が出ない時には、人参を使った料理や野菜ジュースから摂取することをお勧めします。
人参ジュースは人参、りんご、レモン汁と合わせるだけで、可愛らしい色になり見た目でも楽しめるので、ぜひ一度お試しください!
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野菜ジュースの効率よく摂取するには
野菜ジュースに含まれる栄養素を効率よく摂取する為には、どのような事に注意する必要があるのでしょうか?
自作する
時間や余裕がある場合は、自宅で自家製のジュースを作ることをお勧めします。
ご家庭にあるトマトや人参といった緑黄色野菜はもちろん、りんごやみかんなどの果物、ケールやビートといった栄養素の高い話題の野菜を組み合わせても良いでしょう。
自宅で作れば、加熱処理や添加物が一切入っていない、野菜の栄養を丸々摂取できる野菜ジュースを作ることができますよ。
飲み過ぎに気を付ける
種類にもよりますが、市販の野菜ジュースには飲みやすいように、甘味料を加えて作っているものや、元々果糖を多く含む果物を多く使用しているジュースもあります。
野菜が沢山入っているとはいえ、エネルギー(糖質)が含まれているので、野菜ジュースでも一日に大量に飲めば、肥満につながる恐れがあります。
しかし、一日の摂取量を守って摂取する分には問題ないので、上手に活用するようにしましょう。
苦手な野菜がある方でも、ジュースにすれば一気に飲みやすくなるので、様々なアレンジを試してみてくださいね。
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まとめ
「野菜ジュースは胃に悪いって本当?胃に優しい野菜ジュースは●●!?」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 市販の野菜ジュースは、製造過程で一部のビタミンや消化酵素が失われている
- 胃腸の調子が悪い時は、食物繊維が少ない食材を使う
- 野菜ジュースは自家製が一番栄養をそのまま摂取できる
- 野菜ジュースを飲みすぎると体重増加、肥満につながる可能性がある
野菜ジュースは、普段なかなか十分に取れない量の野菜が凝縮され、不足しがちな栄養を摂取するのに最適です。
しかし健康に良いとされている野菜ジュースでも、選び方や飲み方次第では、お腹を崩したりする可能性もあります。上記の注意点に気をつけながら、上手に活用しましょう。
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