果物アレルギーはどの種類の果物が危ない?症状が出る果物一覧は?

みなさんは特定の果物を食べて、「なんだか喉が痒いな」「お腹が痛くなってきた」といった症状が出たことはありませんか?これらの症状が見られた場合は、果物アレルギーの可能性があります。

果物アレルギーは重篤な場合、アナフィラキシーショックによる死亡例も確認されている危険な症状のため注意が必要です。果物アレルギーとはどのようなアレルギーなのでしょうか?そこで今回は、

  • 果物アレルギーの症状は?
  • 症状が出る果物一覧
  • 果物アレルギーが出た時の対処法

これらのテーマで果物アレルギーについて詳しく解説していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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果物アレルギーの症状は?

果物アレルギーはどのような症状がみられるのでしょうか?具体的な症状について解説していきます。

口腔アレルギー症候群

果物アレルギーの症状で「口腔アレルギー症候群」と呼ばれる症状の場合があります。その名の通り口腔内に発症する症状で、特定の果物を食べた後に以下のような症状が見られます。

  • 唇の腫れ
  • 口腔内や口周辺の赤み
  • 痒み
  • 異常な違和感
  • 喉の腫れ

多くの場合は口に含んでからすぐに感じられる場合があり、このような感覚を感じたらアレルギーを疑ってもよいでしょう。更に症状が重篤になると、吐き気や嘔吐、下痢や意識の喪失なども見られます。

ラテックスアレルギー

パイナップルやクルミ、メロンなど、特定の果物を食べて皮膚のあかみが出たり、痒みなどが出た場合はラテックスアレルギーの可能性があります。

ラテックスアレルギーとは、天然ゴムに含まれる「ラテックスたんぱく質」が体に合わず、皮膚にあかみや痒みのような症状がみられるアレルギーです。アナフィラキシーショックなども確認されているため注意が必要です。

ラテックスアレルギーの方は様々な植物に対しても同様にアレルギー反応が見られる場合もあります。これはたんぱく質の構造が似ていることが原因で、ラテックスアレルギー患者の5割~7割程度がフルーツでも同様の反応を示します。

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症状が出る果物一覧

果物アレルギーは様々な果物が原因で発症します。具体的にはどのような種類の果物に警戒した方がよいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群の方が注意した方がよい果物は以下になります。

リンゴ

サクランボ

アンズ

ナシ

モモ

イチゴ

ウメ

ビワ

プルーン

カリン

マルメロ

ネクタリン

スイカ

メロン

オレンジ

キウイフルーツ

バナナ

マンゴー

上記のように紹介していきましたが、口腔アレルギー症候群は花粉症との交差反応も見られるため、原因となる花粉の種類によっても様々です。この他にも様々な原因物質が考えられるため、注意が必要です。

ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギーのアレルゲンについて紹介していきます。ラテックスアレルギーは天然ゴムの成分である樹液のたんぱく質が原因ですが、以下のようなフルーツでも交差反応を起こします。

アボカド

キウイ

バナナ

パイナップル

パパイヤ

イチジク

メロン

マンゴー



モモ

リンゴ

ラテックスアレルギーと診断された、又は心当たりがあるという方はこれらの果物には注意が必要です。

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果物アレルギーが出た時の対処法

果物アレルギーは食物アレルギーの一種で、その他の食品と同様に湿疹や腹痛などの症状が見られます。症状が見られた場合の対処法や、予防方法などはあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

対処法

対処法はラテックスアレルゲンを避けることです。ゴム手袋を使用する際はラテックスフリーの製品を使用することや、購入する際にチェックすることが大切です。

ラテックスアレルギーは、原因となるラテックスたんぱく質の構造がその他の植物と交差反応を示すことから、ゴム製品のみならずその他さまざまな果物や野菜でも反応が出る場合が多いです。

その種類は30種類以上と多く、特に生の果物や野菜を食べる際には注意が必要と言われています。全て避けることは難しいですが、できる限り避けた方がよいでしょう。

既に症状が出てしまっている場合は、軽度であれば軽度であれば30分~1時間程度で治まる場合が多いでしょうから、そのまま様子を見るのも良いです。

症状がひどくなる、治まるまでに2時間以上かかるといった場合は重症化する可能性もあるため、医療機関へ受診することも大切です。

予防はできる?

果物アレルギーの場合は、様々な植物などと交差反応が確認されており、完全に防ぐことは難しいです。しかし該当する食物はできる限り除去する、加熱してから食べるといった事を意識することで予防もできます。

生のいちごは食べられないがいちごジャムは食べられる、生のリンゴは食べられないがコンポートにすれば食べられるといった場合が多いです。症状がみられる場合は意識してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、果物アレルギーの症状や、原因となりやすいアレルゲンなどについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 果物アレルギーには口腔アレルギー症候群とラテックスアレルギーなどがみられる
  • 花粉症やその他の植物との交差反応が見られるため完全に防ぐことは難しい
  • 症状が軽いことも多く、気付いていない場合もある

いかがでしたか?現在成人の10人に1人が何かしらのアレルギーを持っていると言われています。毎日お腹の調子が悪い、体が痒いなどの悩みがある方は食物アレルギーの可能性もあります。

毎日欠かさず食べている物などが原因物質となってる可能性も高いですから、心当たりがある方はアレルギー検査を行ったり、毎日食べている物をやめてみるといったことで改善する可能性もありますから、試してみてくださいね。

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