にんにくの素揚げが苦くて臭いけど食べて大丈夫?美味しく食べる方法は?

みなさん、にんにくの素揚げを食べたことはありますか？にんにくは、油で揚げるとじゃがいもみたいにホクホクの食感になり、お酒に合う最高のおつまみになります！しかし、食べたことあるけど「味が苦く感じる」「においが臭い」と感じたと言う方もおられるのではないでしょうか？

そこで今回は、

これらのテーマについてご紹介します！

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にんにくやガーリックチップが苦いのはなぜ

にんにくは、香りがよく様々な料理に使うことができます。また、栄養価が高く美容・健康への効果も期待できる大変優秀な野菜です。

刻んで料理に入れたり、にんにく醤油にしたりと食べ方はいろいろありますが、油で揚げるとホクホクでとても美味しいですよね！しかし、食べてみたけど「苦い！」と感じたことがある方もおられるのではないでしょうか？

中心に苦みの成分がある

にんにくには、中心の部分に苦みの成分があります。詳しく説明すると、にんにくには中心に芯があり、黄緑色で細長い形状をしており苦み成分を含んでいます。

芯は焦げ付きやすいので、芯を残したままにんにくを料理すると、火力調整で失敗し焦げて味が落ちてしまう原因となります。

揚げすぎ

また、芯をとったのに苦いと感じる場合には、にんにくの揚げすぎが考えられます。

にんにくを揚げる際には、フライパンににんにくを入れてサラダ油をひたひたになるまで注ぎ、中火にかけ気泡がふつふつと出てきたら弱火にじっくりと揚げます。間違っても高温で一気に揚げないよう気を付けましょう。

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にんにくを苦くしない方法

にんにくを揚げる際に、苦くならない為の方法を2つご紹介します。

芯を取り除いてから揚げる

にんにく揚げる際に、苦くしない為には芯を取り除いてから揚げるようにしましょう。

ご紹介したように、にんにくの中心には苦み成分を含む芯があるので、それを取り除いてから揚げることで、苦くない美味しいにんにくの素揚げを楽しむことができます。

にんにくを丸ごと揚げる方法もありますが、おすすめは1片ずつバラしてから揚げるやり方です。バラしてから揚げることで、揚げ上がりの状態がわかりやすいので、はじめて挑戦する方にもおすすめです。

火を通しすぎない

また、にんにくを揚げる際に火を通しすぎないことも、苦くしないために重要なポイントです！簡単に手順をご紹介します。

① 芯を取り除いたにんにくを用意し、たっぷりサラダ油を注いだフライパンで中火にかけます

② にんにくから気泡が出てきたら、弱火にします

③ その後、にんにくを箸で返しながらうっすら茶色になるまで待ちます

④ 揚げ始めよりも気泡が細かく、揚げている音が小さくなり、気泡が細かくなってきたら完成の合図です

⑤ にんにくを油から引き上げて出来上がりです

そのまま食べても美味しいですが、粗塩を振って食べたり、潰して焼き肉や野菜にまぶしても美味しいです！また、揚げたあとの油はガーリックオイルになっています！パスタソースに使ったり、野菜にドレッシングとして使っても美味しいですよ。

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収穫したニンニクが苦い場合

にんにくの素揚げを作る際に、「下処理や揚げ方に気を付けたのに苦い！」と感じる場合には、ニンニクを収穫した時点に原因があると考えられます。以下に2つご紹介します。

窒素が多い

窒素が多いと、苦みの原因となります。特に、ニンニクが大きく成長する時期に、天候がくもりや雨が多い年だと、窒素が多く含まれてしまします。これは多く吸収された窒素が消化されずに、硝酸態窒素として植物体内に蓄積するためです。

窒素を多く吸収して育ったニンニクは球が大きく成長しますが、充実が不足して収穫後の貯蔵中に腐りやすくなります。対策としては、窒素成分の少ない肥料を適量与えると、充実した球を収穫することができます。（出展：園芸通信）

乾燥が不足してる

にんにくは、乾燥が不足していると苦くなります。どういうことかと言うと、収穫直後はまだ球が充実していない状態です。なので、収穫したニンニクの乾燥が不足していると、苦みが残ってしまいます。

にんにくを収穫した後は、まず天日で4〜5日乾かします。その後、風通しのよい場所に20〜30日間ほど吊るして十分に乾燥させると苦みが残らず美味しく食べることができますよ。（出展：園芸通信）

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まとめ

今回は、にんにくの素揚げが苦くなってしまう原因と苦くしない為の方法などをご紹介しました。

にんにくは、香りがよく様々な料理に使うことができ、栄養価も高いので日々の食生活にぜひ取り入れたい食材です。

その中でも、にんにくの素揚げは、簡単に作れてお酒にも合うのでおすすめです！ぜひ苦くならない方法を試してみて下さいね！