ヨーグルトが攪拌され液体となり、摂取しやすい状態となった「飲むヨーグルト」。飲むだけで通常のヨーグルトと大差ない栄養成分を得る事が出来ますのでよく飲んでいる人も多いのではないでしょうか。
皆さん、飲むヨーグルトを飲むタイミングはいつが良いのかご存知でしょうか。正しい摂取量は?飲むヨーグルトが身体に悪い?そこで今回は
- 飲むヨーグルトの正しい摂取量は?
- 飲むヨーグルトを飲むタイミングは?
- 飲むヨーグルトは体に悪い?
スポンサードリンク
目次
|
|
飲むヨーグルトの正しい摂取量は?
飲むヨーグルトの効果を出す為には100ml以上飲むことをお勧めしています。とはいえ、飲み過ぎても悪影響が出る恐れがありますので、コップ1杯程度、200mlぐらいまでが妥当かと思います。
一日の摂取量は?
飲むヨーグルトの栄養成分100mlあたり
炭水化物 12.5g
タンパク質 3.1g
脂質 0.6g
カルシウム 114g
カロリー制限をしていたり、糖質を抑えていたりする方は、栄養表示成分をよく確認して飲むヨーグルトを選びましょう。
飲み過ぎたらどうなる?
乳製品全般に言える事ですがいくら身体に良い成分が多いからといって過剰摂取し続けてしまうと白内障になってしまうかもしれません。乳製品を消化・吸収する過程で「ガラクトース」という単糖類が発生します。
このガラクトースは通常ですと吸収されるものですが、過剰に発生すると目の水晶体に蓄積されます。その結果、白内障を発症してしまうとの見解があります。
20代で発症してしまう要因の一つでもあると言われています。過剰摂取は避け、毎日適量摂取できるよう努めましょう。
スポンサードリンク
飲むヨーグルトを飲むタイミングは?
基本的にいつ飲んでも大丈夫なようです。大切なのはタイミングより毎日継続して摂取できるかです。身体に嬉しい栄養素も豊富に含まれていますので習慣づけられるとより健康に良いかと思います。
食前?
食前ですと胃の中に食べ物などが無く、酸の濃度が高い状態ですので、せっかくの乳酸菌等が死滅してしまう恐れがあります。
ですが、食膳に飲むことで空腹感を得る事が出来ますので、食事の量を減らせます。ダイエット中の方は食膳に飲むのがいいのかもしれません。
食後?
生きた菌を最大限摂取したいのであれば食後の方が良いかと思います。食事中もしくは食後だと胃の中に他の食べ物があり、酸の濃度が弱まりますので、乳酸菌等が生きたまま腸へと到達しやすくなります。
朝?
骨や筋肉は就寝後に作られますので、その効果を期待するのであれば就寝前に摂取することをお勧めします。また、腸も活動的になりますので、身体に良い菌を摂取することで整腸効果を期待できます。
一方、朝は食欲がない人はエネルギー源として取り入れるのがいいかと思います。便秘気味の人も朝に取り入れることで排便を促す効果が期待できます。用途に合わせてタイミングを考えましょう。
スポンサードリンク
飲むヨーグルトは体に悪い?
飲むヨーグルトは身体に悪いとの意見もあるようです。そのように捉えられている要因を2つほどご紹介します。あくまで個人差もありますので、自分の体調などを鑑みて判断しましょう。
体に悪いといわれる原因
一つ目は糖質が多い事です。飲むヨーグルトは飲みやすくするために甘味料を加えている場合が多いです。また、フルーツなどが入っているものもあり、糖分量が多い食品ではあります。
その為、過度に飲んでしまうと体脂肪が増えてしまい、肥満につながる恐れがあります。前述した通り、過剰摂取は悪影響を及ぼしますので適量を守りましょう。
二つ目は「乳糖不耐症」という症状を持つ方が一定数いるためです。飲むヨーグルトに関わらず、乳製品を摂取すると腹痛、下痢といった症状を起こしてしまう人はこの乳糖不耐症である可能性が高いです。
消化酵素の「ラクターゼ」が乳糖をブドウ糖とガラクトースに分解してくれます。しかし、ラクターゼが少なく乳糖を分解できなくなり、小腸に影響を与えてしまう事で腹痛や下痢が生じます。
その症状を乳糖不耐症と呼びます。この症状は特段珍しい訳ではありません。世界で見ると75%の人間が該当するといわれ、日本人も3人に2人の確立で該当しているようです。
体に良い飲み方は?
飲むヨーグルトは普通のヨーグルトを攪拌した作られたものですので、ヨーグルト同様栄養価が高いです。一方、ビタミン群類や食物繊維等は含まれていませんので、他の食材と一緒に摂るよう心がけましょう。
また、バナナ、きな粉、蜂蜜などに含まれるオリゴ糖はビフィズス菌を増やしてくれますので、加えて飲むと効果的に栄養を摂取出来ます。
スポンサードリンク
まとめ
「飲むヨーグルトの摂取量や飲むタイミング」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 効果を期待するには少なくても多くてもダメなので一日100~200mlを目安にする
- 大量に摂取することではなく、毎日続けることが大切
- 飲み過ぎは白内障などの疾患リスクを高める
- 自身の体調と向き合い、生活に取り入れる
栄養価は高いですが、デメリットも大きいです。自身の体質をよく理解して、無理のない程度に活用していきましょう!
スポンサードリンク