昆布だしが臭い?原因は?苦味を消すには?失敗しない取り方・使い道も

和食に大活躍する昆布だしですが、出汁を取った後なんだか臭い、苦い、おいしくない!と感じたことはないでしょうか?昆布からだしをとるときにはいくつかの注意点があり、やり方を間違えると個人差はありますが臭い、苦い!と感じることがあります。

今回の記事の内容はこちらの目次でご紹介します。

  • 昆布だしが臭い原因
  • 昆布だしの美味しい取り方
  • 昆布だしのおすすめの使い道

簡単なポイントを押さえれば、だれでも美味しく昆布で出汁を取ることができますよ。ぜひ昆布だしを作るときの参考にしてくださいね。

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昆布だしが臭い原因

昆布だしが臭い!苦い!と感じた時に考えられる原因は、

  • 煮込みすぎ
  • 分量が多すぎる
  • あくを取っていない

などが挙げられます。それぞれにつてい詳しく説明します。

煮込みすぎ

一番やってしまいがちな昆布だしの取り方でNGなのは、昆布の「煮込みすぎ」です。

基本的な昆布だしの取り方

①昆布だしを水に浸ける(30分程度)

②弱火から中火にかけゆっくりと加熱する

③沸騰する直前に昆布を取り出す

このように昆布でだしを取るときは、少なくとも1時間程度かかります。そのため早く昆布だしをとりたいからと言って、最初から昆布を火にかけ煮込んでしまいがちですが、そうすると昆布の味が強くなり雑味が出ると言われています。

しかし煮込みすぎてしまったからと言って、必ずしも臭い、苦いと感じるわけではなく、個人差があり気になる人は気になる!という意見が多いようです。

分量が多すぎる

濃い昆布だしをとりたいからと言って、昆布を多く入れるのもNGです。昆布だしをとるとは、水に対して1%の昆布が適量と言われています。昆布を多く入れたからと言って水に溶けだすうまみ成分には限界があるため、多く入れるのはやめましょう。

あくを取っていない

あくをとるのがめんどくさいという方も多いと思いますが、昆布を煮立たせているときにあくをとらないのも昆布だしが臭い、苦いの原因となってしまいます。先ほど説明した通り、昆布だしは沸騰させないのであくが大量に出るわけではありません。そのため少量のあくであれば、取り除かない人も多いでしょう。しかしより美味しい昆布だしを作りたいのであれば、鍋にうっすらと現れるあくを取り除いてください。

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昆布だしの美味しい取り方

昆布だしをとるときのNGなことをご紹介しましたが、ここでは昆布だしの美味しい取り方をご紹介します。大きく分けてポイントは4つあります。

  • 基本の分量
  • 水に30分程漬ける
  • 中火をかけて取り出す
  • かつおだしと合わせてみる

それぞれについて詳しく説明します!

基本の分量

基本の分量は水に対して昆布は1%です。水が1ℓであれば、昆布の量は1gとなります。先ほど説明した通り、昆布を多く入れたからと言って味は濃くなりますが、美味しくはならないため注意してください。

水に30分程漬ける

続いてのポイントは、昆布を火にかける前に水に30程浸けること。少し時間はかかりますが、このひと手間でうまみが多く出ます。もし昆布だしをよく使うのであれば、水出しで昆布だしをとるのもおすすめです!水に対して1%の昆布を容器などに入れ、冷蔵庫で保存しておけばOKです。最低でも3時間、できれば一晩以上つけておくと良いでしょう。

弱火~中火にかけて取り出す

水につけた後は、中火にかけます。この時のポイントは弱火~中火に火を調節し、じっくりと加熱することです。沸騰する直前に昆布を取り出せば完成です!煮込みすぎてしまうと、昆布の雑味が出てしまうので注意してくださいね。

かつおだしと合わせてみる

かつおと合わせてだしを取ることで、両方の旨味がかけ合わさってさらに美味しいだしが出来上がります。作り方は、先ほど説明した通りに昆布のだしをとった後、すぐにかつおぶしを加えて弱火で煮出します。

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昆布だしのおすすめの使い道

皆さんは昆布だしを何に使いますか?最後に昆布だしのおすすめの使い方をご紹介します。

煮物・汁物に

昆布だしは煮物や汁物に利用するのがおすすめです。煮物に利用する際は、だし汁に使った昆布を細かく切って、具材として再利用することもできますよ。汁物は、お味噌汁はもちろんコンソメの代わりとして野菜スープや卵スープを作っても相性は抜群です。

鍋に

昆布だしは鍋のつゆとしても活用できます♪昆布だしだけを使って、しゃぶしゃぶにしても良いですし、酒、しょうゆ、塩をお好みの量を入れてさっぱり醤油鍋にしても美味しい鍋を楽しむことができますよ。シンプルで飽きがこない味なので、お子様から大人まで美味しく食べることができ、寒い冬にはぴったりですね。

まとめ

以上、昆布だしが臭い?苦味を消すにはどうしたらよいの?という疑問についてお答えしました。

この記事をまとめると

  • 昆布だしが臭い、苦くなる原因は、①煮込みすぎ②分量が多い③あくをとっていないなどがある
  • 昆布だしの美味しい取り方は①水に30分浸ける②弱火~中火にかけて沸騰する前に昆布を取り出す
  • 昆布だしのおすすめの使い方は煮物や汁物、鍋などが良い

昆布だしはポイントを押さえれば、簡単においしく作ることができますよ。また昆布だしをよく使う人は、水出しで作りたくさん作り置きしておくのも良いでしょう。様々な和食に大活躍する「昆布だし」をぜひ美味しく作ってくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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