お粥は体調が悪い時に食べるイメージがありますが、体質や体調によってはお粥が原因で下痢や腹痛を起こすことがあります。これは一体なぜなのでしょうか?今回は、
- お粥で下痢・腹痛になる原因
- ダイエット効果と食べるタイミング
- お粥に含まれる栄養成分・効果
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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お粥で下痢・腹痛になる原因は?
お粥は風邪を引いた時など、体調不良の時に食べるとお腹に優しい食べ物ですが、“食べ過ぎると腹痛や下痢となる”ことがあるようです。『下痢の時にも食べられる消化の良いもの』という印象もありますが、逆効果となってしまう原因は何なのでしょうか?体に良いはずのお粥が与える影響について、詳しく見ていきましょう。
原因
お粥でお腹を壊したり下痢となったりするのは、お粥に含まれる水分が原因となっていることが考えられます。お粥は通常のご飯よりも水分量を多く含んでいるため、食べ過ぎると消化不良を起こして下痢となる可能性があります。
お粥は水分量によって「全粥」「七分粥」「五分粥」「三分粥」など、いくつかの種類があります。三分粥はお米と水分の割合が3:7で、一番水分量の多いお粥です。
水分量が多いほどお腹がゆるくなりやすいので、お粥による下痢や腹痛が心配な方は七分粥や五分粥にするなど、水分を少なくして作りましょう。また、お粥ばかり食べていても軟便となることがあるので、食べ過ぎには注意しましょう。
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お粥は食べると太る?
「お粥=お米」なので、炭水化物を含んでいます。炭水化物はダイエット中に控えたい栄養素ですが、通常のお米を食べるよりもお粥は太りません◎ 水分量が多いため、同じ量でもカロリーや糖質量を抑えることができるためです。
ご飯は食べたいけれどあんまりカロリーは摂りたくない…そんな時にお粥はおすすめなのです。ご飯茶碗1杯分のカロリーと糖質量について確認してみましょう。
茶碗一杯分のお粥のカロリー&糖質
茶碗1杯分のお粥のカロリーは全粥の場合、約70kcal、糖質量は約15gです。通常のご飯は茶碗1杯で約200kcal、糖質量は約38gなので、同じ量を食べてもカロリー・糖質共にが半分以下に抑えられます。
ちなみに、七分粥・五分粥・三分粥のカロリーは下記となっています。水分量が多いほど低カロリーとなります。
- 七分粥…約50kcal /100g
- 五分粥…約35kcal /100g
- 三分粥…約20kcal /100g
効果・効能
お粥を食べることにより、消化を助けるだけではなく、ダイエット効果を期待することもできます。また、ビタミンB群による美肌効果もあります。
- 肥満予防
- 内臓脂肪予防
- 便秘解消
- 美肌効果
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お粥のダイエット効果・やり方
お粥には、通常のご飯を食べるよりも内臓脂肪や肥満を予防する効果があります。それは、水分量が多いためお米そのものの食べすぎを防ぎ、摂取する糖質量を減らすことができるためです。糖質量を抑えると、血糖値を上げてしまうインスリンの過剰分泌を防ぐことができます。
お粥ダイエットのやり方
お粥ダイエットのやり方は、普段食べているお米をお粥に置き換えるだけなので簡単です◎ お米と水分の割合によって、全粥・七分粥・三分粥などがありますが、水分量が多すぎるとお腹にたまらないこともあるので、全粥か七分粥がおすすめです。
お粥は腹持ちが良いので、間食など食べ過ぎを防ぐことができます。また、お粥ばかり食べると栄養が偏ってしまうので、鶏肉を入れたり別で野菜を食べるなどして栄養バランスを取りましょう。
効果は2週間後?
お粥ダイエットの効果は、早くて1週間〜2週間ほどです。毎日続けることが大切です。
食べるタイミングは夜以外
夜は日中と比べて代謝が落ちるため、お粥ダイエットは夜以外の時間帯に食べるのがおすすめです。通常のお米よりもカロリーは低いものの、炭水化物が含まれているので夜に食べ過ぎると太りやすくなります。
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まとめ
この記事をまとめると
- お粥を食べて下痢・腹痛になるのは水分量が多いから!
- お粥はダイエットに効果的◎ ご飯をお粥に置き換えて
- お粥にはビタミンB群が含まれるので美肌効果もあり
お粥を食べて下痢や腹痛になるのは、お粥に多く含まれる水分が原因です。お腹の弱い方はお粥の水分量を調整し、自分に合ったゆるさのお粥を食べるようにしましょう。
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