アイスクリームは子供から大人まで誰もが大好きなお菓子であり、毎日食べる習慣ができているという方も少なくないようです。
そんなアイスクリームですが皆さんは一回でどれくらい食べますか?1日に何個も食べてしまうとアイスクリームの食べ過ぎで体に悪影響が出てしまう可能性があるんです。
今回の記事では、
- アイスの一日量はどれくらい?
- アイスの食べ過ぎによる体への影響
- 食べ過ぎを防ぐためのポイント
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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アイスの一日量はこれくらい!
アイスが好きな人だと1日に何個もアイスクリームを食べてしまうこともありますよね。基本的にアイスクリームはカロリーや糖質が高いので、間食で食べるなら一日一個までと言われています。
厚生労働省が提唱する、一日で食事以外の間食で摂取するカロリーの目安は「200kcal」と言われています。200kcalというと、大体がアイスクリーム一個でオーバーしてしまうカロリーですので、一個以上食べてしまうとあっという間にカロリーオーバーになってしまいます。
実はアイスの食べ過ぎはカロリーオーバーだけでなく、様々な悪影響をきたしてしまうことが分かっているのです。次はアイスのため水がもたらす悪影響について解説していきたいと思います。
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アイスの食べ過ぎがもたらす悪影響
アイスクリームがどうして冷凍されているのに氷菓のようにカチコチに固くなく、クリーミーなのかご存知ですか?それは脂分と水分が混ざり合って乳化されているからです。
牛乳はもともと水分の中に細かい脂(乳脂肪)の粒がたくさん混ざり合っているものであり、脂肪分の粒が細かく、たくさんあるほど、よりクリーミーな感じになるので、アイスクリームの場合は牛乳より脂肪分の割合が多くなるように、乳脂肪または植物油が材料に配合されます。
アイスクリームのほとんどは植物油が入っていませんが、一方でアイスミルクやラクトアイスには植物油が使われることがあります。さらに乳化を促進する乳化剤や、増粘多糖類と呼ばれる安定剤がたくさん添加されています。それが体に悪い影響をおよぼします。
トランス脂肪酸が危険
ラクトアイスは「アイスクリーム」の中でも、乳脂肪の代わりに大量の「植物性油脂」が使用されています。パッケージには使用材料として、パーム油やヤシ油と表記されていますが、その正体は「トランス脂肪酸」です。
トランス脂肪酸は発がん作用があったり、血中の悪玉コレステロールを増加させてしまうため様々な病気を引き起こす可能性があるとても危険な成分です。
日本では「トランス脂肪酸」の表示義務がないということもあるのですが、食品に「トランス脂肪酸」が使用されていても、「トランス脂肪酸」とは表記されていないのです。
トランス脂肪酸の分子構造は、人体では処理しにくい構造になっていて、いったん体内に入ると非常に排出されにくく、体内に蓄積されていくと言われています。
食品添加物が危険
アイスクリームに含まれる食品添加物は、全て日本の法律で認められる基準を超えないものです。
しかし、化学物質などに関しては、まだまだ記録が少ないので、長年にわたり摂取した時の影響などはっきりわかっていないものもあるため、なるべく摂取するのを避けたいものです。アイスクリームに含まれる、主な添加物は以下の通りです。
〇乳化剤
乳化剤とは界面活性剤のことをいいます。本来は混ざりにくい水と油をうまく調合して「乳化」した成分の老化や粘着・酸化を防止するために使用されているものです。界面活性剤は発がん性のリスクがあります。
〇安定剤
増粘安定剤、別名でゲル化剤、よくジャムなどに使用されるペクチンもその一つです。中には天然ものもありますが、すべてが安全だと証明されていません。
糖尿病になる可能性がある
アイスはとてもたくさんの糖分を含んでいます。メーカーやアイスクリームの種類によりますが、一般的にアイスクリームを1つ食べると1日の糖分の摂取量の限度に達してしまうのです。
他の食品で糖分を摂取したら、1日の糖分の摂取量をオーバーしてしまい、糖尿病のリスクも上がってしまいます。
下痢を引き起こす可能性がある
かき氷やアイスクリームなど食品そのものがとても冷たい食べ物は、食べ物の通り道である胃腸の血行を悪くしてしまうため消化機能が落ちると言われています。
さらに冷たいものが急激に体の中に入ることによって胃腸がびっくりしてしまい、体に悪いものだと勘違いし、排出を促してしまいます。消化機能が落ちている状態で排出を促進してしまうので、水分や栄養を吸収することができず体の外に出そうとするため、お腹を下してしまうのです。
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アイスを食べ過ぎないために
アイスの食べ過ぎは様々な悪影響をきたすことが分かって頂けたと思いますので、次はアイスを食べ過ぎないためにどのような対策を取ることができるのかについて解説していきたいと思います。
アイスは小分けのものを買うこと
市販されているアイスは複数個セットになったアソートタイプのものや、小さな袋で何個もたくさん入っているアイスクリームがあります。そうしたアイスクリームを購入すると、1個では物足りなくて2個、3個と食べ進めてしまいやすくなり、食べる量が多くなってしまいます。
もしアイスを購入するなら一個ずつで販売されているものを購入し、一個食べたら後は何もないという状況を作ってあげると良いでしょう。
温かい飲み物と一緒に食べる
アイスを食べる時は体が冷えないように温かい飲み物と一緒に食べるのが望ましいとされています。
さらに飲み物を一緒に飲むことによって満腹感が増し、アイス一個でも十分な満足感を得ることができるようになるので、食べ過ぎも防いでくれます。おすすめは糖質が入っていない緑茶やハーブティです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- アイスクリームは1日一個までにしよう!
- アイスクリームの食べ過ぎは肥満を促進させるだけでなく様々な悪影響がある
- 特にトランス脂肪酸が含まれている可能性があるラクトアイスは注意が必要
- たくさん食べ過ぎてしまうと下痢になってしまうのも注意
- アイスを食べ過ぎないためには小分けのものを一個だけ買うことや、飲み物と一緒に食べるのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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