天ぷら粉の開封後賞味期限は?期限切れでも使える?正しい保存方法は? |

皆さんは時々天ぷらを食べると思いますが、家で天ぷらを作るとなると天ぷら粉が必要になりますよね。ですが天ぷら粉ってそもそもそんなに使わないので、どうしてもあまりがちで保存が必要になります。

ただ天ぷら粉のような粉ものというのは保存しているとダニがわいてしまい、すぐに使えなくなってしまうんですよね。

今回の記事では、

これらについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

てんぷら粉とは？

てんぷら粉は薄力粉に、でん粉（でんぷん）などの原料をバランスよく配合させ、粉全体のタンパク質の量を少なくしたものです。

グルテンが出にくくネバりがでないので、誰でも簡単においしい天ぷらを作ることができます。てんぷら粉と水を混ぜて、てんぷらの衣を作るタイプのものが一般的に販売されています。

家庭の小麦粉でてんぷら衣をつくる場合は卵と冷水をしっかり混ぜ、小麦粉をふるい入れ、箸などで少し粉っぽさが残るまでさっくり混ぜます。

スポンサードリンク

薄力粉はたんぱく質が少なく適度に柔らかみのある軟質小麦を挽いて作った穀粉のことをいいます。タンパク質の割合が8.5%以下のものです。薄力粉はケーキやお菓子、天ぷらなどの料理に適しています。

薄力粉はグルテンが少なく粘りが少ないため、水分を含めてこねるとふんわりとした生地になります。また、粉が細かいためダマになりやすいので良くふるいでふるうことによって生地等に混ざりやすくなります。

薄力粉と同じ原料の粉製品として強力粉があります。これらの粉は同じ小麦粉が材料なのですが、小麦粉に含まれるタンパク質の量が全く異なります。タンパク質が多いものが硬い性質となり、強力粉になります。一方でタンパク質が少ない柔らかい性質の小麦を使った粉が薄力粉です。

小麦粉に含まれるタンパク質は、水を加えてこねる事によってグルテンになりタンパク質が多ければ多い方がグルテンが多く生成されモチモチになります。

タンパク質の含有量は強力粉が11.5%〜13.0%、薄力粉の場合6.5%〜9.0％です。ちなみに薄力粉と強力粉の間をとった小麦粉を中力粉と言いますがタンパク質の含有量は7.5〜10.5％程度になります。

スポンサードリンク

天ぷら粉の賞味期限は未開封であれば1年以上持ちますが、開封してしまうと約1か月程度しか持たなくなってしまいます。天ぷら粉のような粉ものは一度に全て使えるわけではありませんのでどうしても保存が必要になってきますよね。

ですが開封後は約1ヶ月しかもたないという情報を知らないとどうしても長く保存しがちになってしまいますので、保存する際には注意しなければなりません。

天ぷら粉のような粉ものは品質劣化スピードがかなり早く害虫にも狙われやすいので、開封後は保存方法に注意しなければなりません。

天ぷら粉に集まってくるのは基本的にはダニです。天ぷら粉と一緒にダニが体に大量に出てしまうと腹痛や下痢、喘息といった症状を引き起こすことがあります。一番悪いものだと呼吸困難に陥ったケースもあるようです。

ですが袋に入っている天ぷら粉の中にダニが繁殖しているかどうかというのはとても見分けづらいものです。もし気になるのであれば、黒い食器の上に天ぷら粉を薄く広げて天ぷら粉が動くかどうかを確認し、動いたらダニがいるということがわかります。

スポンサードリンク

日清製粉のホームページによりますと、開封後の天ぷら粉は品質の劣化がとても早いので保存方法は「冷蔵庫で保存」することをおすすめされています。

さらに日清製粉のホームページでは、必ず袋口を輪ゴムなどでしっかりと閉めて冷蔵庫で保存し早めに使うようにとの記載もあります。また天ぷら粉は冷蔵庫内の匂いを吸収してしまうのでニオイの吸着を塞ぐには密閉容器に入れて保存する必要があるとのことです。

賞味期限とは未開封の状態で定められた方法で保存している商品は、品質がその期間内であれば保たれているという期限のことを言います。

なので適切な保存を行っていれば賞味期限が切れてもすぐに使えなくなるということはありません。ただし賞味期限が切れてから急激に商品の品質が損なわれていきますのでできるだけ早めに使うようにしましょう。

スポンサードリンク

いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク