納豆がネバネバしない原因|糸を引かないのは腐ってる?食べられる?

日本人の朝ごはんで、一緒に出てくることの多い納豆は栄養バランスもよい食品です。ですが、納豆を混ぜた時に粘り気がない時がありませんか。納豆がネバネバしない原因はなんでしょうか。

  • 納豆がネバネバするのはなぜ?
  • 納豆がネバネバしない!原因は?
  • ネバネバしない納豆は食べられる?
  • 納豆のネバネバによる効果

以上について詳しく解説していきます。納豆が糸をひかない原因から、粘り気がない時は腐っているのかも含めてご紹介していくので詳細な情報を知りたい方はぜひ、参考にしてくださいね。

スポンサードリンク

納豆がネバネバするのはなぜ?

納豆をまぜるときは、ネバネバがでてきますよね。納豆がネバネバするのは、納豆菌も関係しています。では、ネバネバする原因の成分はこちらです。

MEMO

納豆菌は、枯草菌の一種で納豆を作るのに欠かせません。ネバネバだけでなく匂いや味も納豆菌の種類によって変わってきますよ。また、生きたまま腸内に届くので、腸内環境も改善してくれます。

スポンサードリンク

原因成分

納豆がネバネバするのは、グルタミン酸とフラクタンが原因の成分です。納豆には納豆菌がおり、これがタンパク質を分解することによってグルタミン酸がでます。また、フラクタンは糖の1種です。

2つの成分が合わさることで、納豆のネバネバが実は発生します!また、納豆菌によって作られるネバネバは体にも良いので混ぜてたくさんネバネバを作りましょう。後ほど、粘り気がどのように体に良い影響を与えるのかご紹介していきますね。

スポンサードリンク

納豆がネバネバしない!原因は?

一方で、混ぜても納豆がネバネバしない時はありませんか。納豆の粘り気がない時は、このような状態が原因です。

  • 納豆菌が働いていない
  • 雑菌が入った
  • 冷蔵保存していない

ネバネバしないからといって、必ずしも腐っているわけではないのでご安心ください。また、最近は元々ネバネバしない納豆も商品として売っています。

納豆菌が働いていない

納豆がネバネバしない原因の一つ目は、納豆菌が働いていないためです。先ほどご紹介した通り、納豆の粘り気の原因は納豆菌が関係しています。

ですが、この納豆菌は冷たすぎる場所に置いておくと発酵しません。発酵されないと、納豆菌も働かないのでネバネバしない原因に繋がりますよ。

納豆を発酵は、10度以上の温かい場所であれば発酵しますが、発酵させるからと言ってそのまま常温で保存してはいけません。
反対に、発酵が進み過ぎて美味しくありませんよ。

雑菌が入った

納豆がネバネバしない原因の二つ目は、雑菌が入ったことによるものです。また、雑菌が入ることで、ネバネバしないだけでなく腐敗を進行させる原因にも繋がります。

冷蔵保存していない

納豆がネバネバしない原因の三つ目は、冷蔵保存していないためです。本来、納豆は10度以下での保存が推奨されています。

そのため、冷蔵保存しない場合は、納豆は水っぽくなったりアンモニア臭がでたりする可能性があります。納豆は、必ず10度以下の冷蔵庫に入れましょう。

 

スポンサードリンク

 

ネバネバしない納豆は食べられる?

先ほどネバネバしない原因についてご紹介しましたが、納豆は状態によっては腐っている場合があります。このような状態の納豆は、食べずに廃棄しましょう。

水っぽい納豆は食べられない

納豆がネバネバせずに水っぽくなっていた時は食べてはいけません。開けた時に水っぽくなっていれば発酵が進み過ぎて腐りかけていますよ。

腐った納豆の見分け方

納豆が腐っているかどうかは、以下の状態になっていないかで判断しましょう。

  • アンモニア臭などの変な匂いがする
  • 納豆そのものの形が崩れる
  • 溶けたような水っぽい納豆になる
  • カビが生えている

腐った納豆を食べると食中毒の症状を起こすので、食べずにそのまま処分しましょう。

スポンサードリンク

納豆のネバネバによる効果

納豆のネバネバには、しっかり効果もあります。

  • 胃の粘膜保護
  • 毒素・老廃物の排出

胃の粘膜保護

一つ目は胃の粘膜保護です。納豆のネバネバには「ムチン」という物質が入っています。人間の体にもムチンがあり、特に胃はムチンで覆われているため胃酸で溶けない仕組みとなっています。

胃の粘膜が保護されることで、胃酸で荒れてもすぐに回復します。

毒素・老廃物の排出

二つ目は毒素・老廃物の排出です。ネバネバには、ムチン以外にも食物繊維が入っています。腸内環境を改善し、便秘解消にも役立つ食物繊維。

腸内環境が改善されるということは、毒素や老廃物の排出にもつながります。老廃物が体外にだされると、肌荒れ防止などの体の中から健康を作れます。

スポンサードリンク

まとめ

納豆がネバネバしない原因は、納豆菌が働いていなかったり雑菌が入ったりすると粘り気がありません。今回ご紹介した内容をまとめますね。

この記事をまとめると

  • 納豆は、納豆菌がタンパク質を分解して出てくるグルタミン酸と糖の一種であるクラクタンによりネバネバが出る
  • また、粘り気により胃の粘膜の保護や毒素の排出により肌荒れを防止する効果がある
  • しかし、ネバネバしない場合は納豆菌が働いていない・冷蔵保存しない・雑菌が入っている可能性がある
  • 糸がひかないのは、一概に腐っているわけではないですが水っぽかったり腐っていたりしてないか確認した上で食べる

納豆が糸をひかない時は、ご紹介した状態を確認してから判断しましょう。

スポンサードリンク