赤飯はもち米と小豆で作るのが一般的ですが、北海道の赤飯には甘納豆が使われています。どんな味で、どんな特徴があるのでしょうか?今回は、
- 北海道の赤飯とは?
- 甘納豆赤飯の味・食べられている地域
- 赤飯の日持ち・保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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北海道の赤飯の特徴は?
一般的な赤飯といえば、あずきともち米を一緒に炊いた料理ですが、北海道で食べられている赤飯は少し違います。北海道の赤飯は、『甘納豆』を入れた炊き込みご飯のような赤飯なのです。
赤飯とは?
元々赤飯にもち米を使うのは、冷めても固くならないからと言われていますが、諸説は様々ではっきりしていません。
赤飯は中国大陸から日本に伝わったもので、お祝い事で食べる習慣がありました。かつては、赤い食べ物には邪気を除けたり災いを寄せ付けない力があると言われていました。
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北海道の赤飯とは?
北海道の赤飯は通常の赤飯とは異なり、甘納豆を加えて炊き上げます。小豆と違い色が出ないので、赤くするために食紅を入れることもあるようです。
甘納豆入りの赤飯は北海道では珍しくなく、スーパーなどで手軽に手に入ります。また、家庭でも甘納豆と食紅を使って作るのが一般的です。
どんな味?まずい?美味しい?
北海道の赤飯には甘納豆が使われているので、味は甘いのが特徴です。通常の赤飯は小豆による豆の味で、塩胡椒をふったりもしますが、北海道の赤飯は甘いのです。
そのため、食べ慣れていない人からすると“まずい”と感じることもあるようです。また、通常の赤飯の色は小豆から出たものですが、北海道の赤飯は食紅で付けた人工的なピンク色なので、“食欲があまり出ない”と感じることもあるようです。
甘納豆赤飯を食べる地域は?
甘納豆を使った赤飯は、北海道以外の地域でも食べられています。
- 青森県
- 山梨県
- 長野県
これらの地域で食べられている赤飯の意味や特徴について、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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赤飯の日持ち・賞味期限はどれくらい?
赤飯は冷蔵保存よりも冷凍保存が向いているので冷凍する方も多いかと思いますが、どのくらい保存できるのでしょうか?赤飯の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…1日
- 冷蔵保存…約2日
- 冷凍保存…約1ヶ月
赤飯は涼しい時期でその日のうちなら常温保存でもOKです。炊飯器に入れっぱなしにするのは、その日にうちに消費できる場合のみです。
冷蔵保存は2日ほど日持ちしますが、赤飯が硬くなってしまうのでオススメではありません。すぐに食べない場合は、冷凍保存がオススメで1ヶ月ほど日持ちします。
赤飯が冷蔵庫で固くなる原因
赤飯を冷蔵保存すると、腐ってはいないけれど硬くなることがあります。これはお米が含む“でんぷん”が変化したことによるもので、食べられないわけではありません。
ただ、食感や味が劣化しているので美味しくないと感じる方が多いでしょう。ちなみに、 冷凍庫保存の場合はでんぷんが劣化しないので、解凍後ももっちりとした食感が残ります ◎
ご飯に含まれるでんぷんは、0〜3度の時に変質しやすく、冷蔵庫は5度前後に設定されているので劣化してパサパサしたり、味が落ちる原因となってしまうのです。
詳しくはこの記事をチェック!
固くなった時の対処法や、赤飯の保存方法について上記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
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赤飯は食べると太る?
赤飯はもち米でできていますが、食べると太りやすい料理なのでしょうか?赤飯のカロリーや糖質量、ダイエット中に食べても良いのかなど、あわせて確認してみましょう!
詳しくはこの記事をチェック!
まとめ
この記事をまとめると
- 北海道の赤飯は、小豆ではなく甘納豆と食紅で作られれる
- 甘納豆入りなので味は甘い!食べ慣れていないとまずいと感じることも
- 甘納豆赤飯を食べる地域は、山梨県・長野県・青森県にもある
- 赤飯は冷蔵庫に入れると固くなりやすいので常温保存が向いている
北海道や山梨県など甘納豆赤飯のない地域の方にとっては不思議な感覚ですが、赤飯は地域によって差があります。食べる機会があれば、是非お試しください。
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