赤飯は太る?GI値が高いけど体に悪い?栄養バランスなどを解説!

日本でお祝いの席と言えば、赤飯を食べるご家庭が多いでしょう。

成人式、就職祝い、お食い初め、出産祝いなどなど日本では何かお祝い事があると赤飯を食べる文化がありますよね

もち米独特のモチモチとした食感と、お豆の独特な風味は癖になり、ついつい食べ過ぎてしまいます。

そんな赤飯ですが、食べ過ぎた場合は体に悪いのでしょうか?赤飯の栄養価などはご存じない方も多いと思います。

そこで今回は、

  • 赤飯は太る?
  • 赤飯の栄養素は?
  • 赤飯は太る?

これらのテーマで紹介していこうと思います。よくダイエットの際に聞く、GI値についても紹介していきます。

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赤飯は太る?

実際に赤飯は食べ過ぎると太ってしまうのでしょうか?

カロリーや糖質などについて詳しく紹介していきます。赤飯のGI値についても紹介していきますよ。

糖質・カロリー

100ℊあたりの分量でカロリーや糖質は計算されます。

赤飯のお茶碗1杯は約160ℊですので参考にしてみてください。

  • 赤飯のカロリー:約190kcal
  • 赤飯の糖質:約40ℊ

この数値は100ℊ換算ですので、お茶碗1杯の場合は少し多めに見積もりましょう。大体お茶碗1杯で300kcal程度でしょう。

GI値とは

GI値とはグリセミック・インデックスの略です。食品を食べた際の血糖値上昇を測るための数値です。

ブドウ糖の数値である100を基準として、それと比較した数字で表されます。

一般的にパンやご飯、麺類などの炭水化物は高い傾向にあり、野菜類は低い傾向にあります。

野菜の中でもジャガイモやサツマイモなどの炭水化物はGI値が高いです。

ですので食事の際は、野菜などの低GI値の食品から食べた方が、血糖値の急激な上昇を防げると言われています。

食事の際に意識すると良いかもしれませんね。

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赤飯の栄養素は?

栄養

カロリーや糖質だけの数値を見ると、ダイエット中の方などは敬遠してしまいそうな内容ですよね。

しかし赤飯にはとても体に良い栄養素がたくさん含まれていますよ。適量食べる分にはとてもおススメです。

GI値

先ほど紹介したGI値ですが、赤飯のGI値はいくつなのでしょうか?

  • 赤飯のGI値:77

GI値は60が標準と言われています。GI値の低い葉物やキノコ類は15~30程度ですので、赤飯の77はかなり高い数値と言えます。

主食が赤飯の場合は、サラダや和え物などの副菜から食べるように意識した方が良いかもしれませんね。

食物繊維

赤飯は白米に比べて食物繊維がとても豊富です。同量で比較すると、約5倍もの食物繊維を含んでいますよ

食べ過ぎは当然体に良くないですが、適量の場合は便秘解消などの健康効果が期待できるかもしれませんね。

ビタミンB1

赤飯には豆類が入るかと思います。特に小豆を入れるご家庭が多いと思いますが、小豆にはビタミンB1と呼ばれる栄養素が豊富です。

ビタミンB1は糖質の代謝を促す効果があり、実はダイエットの際には積極的に摂ったほうが良い栄養素でもあります。

赤飯は糖質やカロリーは多いものの、効率よく糖質が代謝されますので、適量の場合は肥満になりにくいです。

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赤飯は太る?

赤飯は白米やパンなどの炭水化物と同様にカロリーや糖質が高いということがわかりました。

太ってしまうようなら食べるのを控えてしまう方もいるかもしれませんよね。詳しく紹介していきます。

太る原因は糖質の高さ?

赤飯を食べると太ってしまうと言われている所以は、100ℊあたり約40ℊもある糖質量からです。

他の米飯類と比較してみると、白米は約36ℊ玄米は約34ℊです。赤飯の糖質が高いことがわかります。

赤飯はもち米を使っている事や、小豆などの豆類が入っていることで、他の米飯類より糖質が高くなってしまいます。

栄養素はダイエットにむいているけど…

糖質やカロリーは高いですが、実は赤飯は栄養価も高く、ダイエットに向いているご飯でもありますよ。

小豆のポリフェノールで生活習慣病の予防が期待出来たり、ビタミンB1で糖質代謝を促せたりと、その他にも栄養面ではとてもメリットがあります。

しかももち米はアミノペクチンというデンプンが豊富に含まれています。アミノペクチンは消化されにくい性質を持っています。

そのため、その他のご飯と同量食べた時の満腹感が高いです。

消化されにくいことからも腹持ちが良く、長く満腹感が続きますので、間食が減ります

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ダイエットにおすすめなお米は?

ダイエットはしたいけどご飯を食べないと満腹感が感じられない、という方も多いですよね。

そんな方には雑穀米がおススメですよ。

雑穀米は100ℊあたりのカロリーが約170kcal糖質量は約30ℊです。

カロリーは白米や赤飯と変わりはありませんが、糖質量が大きく違います。

また栄養面でも雑穀米はとても優れています。

雑穀米は五穀米や十六穀米など、多くの穀物が含まれている場合が多いです。

入っている穀物にもよりますが、代表的なハトムギ・アワ・キビなどはとても優れた栄養素を含んでいます

タンパク質や脂質、ビタミンB1やB2、食物繊維やカルシウムなどの栄養素が含まれています。

どれも健康効果抜群ですので、雑穀米はダイエットご飯におススメと言えるでしょう。

まとめ

今回は「赤飯の健康効果やおススメのダイエットご飯について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 赤飯は糖質が高いので食べ過ぎに注意する
  • 食べ過ぎなければダイエットに効果的
  • 赤飯は体が健康になる成分がいっぱい

食事にはどれも共通することですが、適量がとても大切になります。

どんなに体に良い食べ物も、食べ過ぎてしまえばそれは悪いものになってしまいます。

食べる量を守れば赤飯はとても健康的なご飯ですので、積極的に食べてほしい食べ物と言えますね。

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