ニンニクの芽の食べ過ぎは体に悪い？太る？にんにくは消化に悪い？

ニンニクの芽が食べられる食材であることをご存知でしょうか？「食べてはいけないものだと思っていた…。」という方もいるかもしれませんが、実はニンニクと同様、栄養価がとても高い食材なんですよ。

疲れている時や、パワーが欲しい時に食べたくなるスタミナ食材ですが、食べ過ぎはかえって身体に悪いかも…？ということで今回は、

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ニンニクの芽の食べ過ぎは身体に悪い？

下痢・胃痛

ニンニクの芽の食べすぎで、下痢や胃痛を引き起こしてしまう可能性があります。その原因となるのが、ニンニクの芽に含まれる「アリシン」という成分。

この「アリシン」は、強い殺菌能力を持っているため、免疫力を高めたり、疲労回復効果が高いことでも知られていますが、摂りすぎてしまうと、腸内環境を保つビフィズス菌などの善玉菌までもが殺されてしまうのです。

その結果、下痢や胃痛の原因となってしまいます。疲れているときは特に、たくさん食べて疲労回復したい！なんて気持ちにもなるのですが、食べ過ぎは禁物。

かえって体調を崩してしまったら元も子もないので、食べる量はほどほどにしましょう。

吐き気や眩暈も

ニンニクの芽に含まれる「アリシン」という成分を過剰に摂取すると、下痢や胃痛だけでなく、吐き気や眩暈を引き起こしてしまうことも。

これらは主に食べ過ぎが原因でなるようですので、くれぐれも食べ過ぎには注意して下さい。また、空腹時に食べ過ぎてしまうと胃腸への刺激が強いので、空腹時は避けるようにしましょう。

万が一、食べ過ぎてしまった場合は、水分をたくさん摂るようにして下さい。「アリシン」は水溶性の成分のため、たくさん水分を摂ることで、体外へ排出されやすくなります。

また、発酵食品を食べることもおすすめです。腸内環境を整えることで胃腸への負担が軽減されます。

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ニンニクの芽は太る？

カロリーは低い

ニンニクの芽のカロリーは100gで45㎉ほど。ニンニクのカロリーが100gで136㎉ですので、およそ1/3程度ということになります。

美味しくて栄養価も高く、なおかつカロリーは控え目。これはスーパーで見つけたら迷わず購入したくなってしまいますよね。

実は緑黄色野菜であるニンニクの芽には、ビタミンAやカルシウム、葉酸など様々な栄養素が含まれている万能食材なんですよ。

肉や魚介などと一緒に炒め物にすると美味しいですが、ダイエット中の時には、おひたしや浅漬けなどにして、とにかく低カロリーな一品を作るのも良いかもしれません。

便通改善効果がある

ちょっと意外かもしれませんが、ニンニクの芽には現代人に不足しがちと言われている食物繊維が含まれています。

ニンニクの芽に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維なのですが、その名前の通り水に溶けず、水分を吸収してくれる食物繊維です。

不溶性食物繊維には、便の量を増やし、腸を動かす働きがあります。「腸は第二の脳」と言われたりもしますが、腸内環境を整えると、便通改善効果の他にも、免疫力が上がるなどいいことずくし。ぜひ積極的に摂りたいですね。

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ニンニクの芽の一日の適量は？

適量

ニンニクやニンニクの芽には、殺菌効果の高い成分である「アリシン」が含まれているため、『生のニンニクであれば一日一片程度』と摂取量の目安が設けられています。

ですが、ニンニクほど「アリシン」が含まれていないニンニクの芽には、一日の摂取量の目安が設けられていないようです。

一日の摂取量の目安が設けられていないとしても、それでは参考にならないので、様々なニンニクの芽を使ったレシピを見てみました。

すると一人前の目安はだいたい1/2束(50g)。ですので一日の摂取量は、1/2束(50g)を目安に、その日の体調などを考慮して摂取するようにして下さいね。

適量を守った時の効果効能

適量のニンニクの芽を食べることで、どのような効果効能が期待できるのでしょうか。

先述しているように、ニンニクの芽には不溶性食物繊維が含まれているので、腸内環境が整うことにより便秘が解消されたり、免疫力が上がるなどの効果が期待できます。他にも、

このように様々な効果効能が期待できるニンニクの芽。ですが、いくら身体に良いとされている食材でも、たくさん食べ過ぎてしまうのは逆効果。適量を守り、美味しく食べて下さいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。「今までニンニクの芽を食べたことがなかった」という方には、食べてみたいと思っていただけたら嬉しいですし、「よく料理に使ってる～！」という方にも、何か新しい情報が届けられたら幸いです。

ニンニクの芽は美味しくて栄養価も高いので、気になった方はぜひ食べてみて下さい。