たらこが好きな人は多いと思いますが、カロリーなどが気になったりしませんか?食べる量は少ないけれど、食べ方によっては太ってしまうなどと聞いたことがあるかもしれません。
- たらこが太るといわれる理由
- たらこの栄養
- たらこを食べる際に注意が必要な人とは?
- ダイエット向きのたらこの食べ方
この記事では、たらこが太ってしまうといわれる理由についてご紹介します。
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目次
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たらこは太る?
たらこをたくさん食べるということはないかもしれませんが、カロリーや栄養素などは気になるところです。実際にカロリーや栄養素はどのくらいなのでしょうか?
カロリー
たらこのカロリーは124kcalです。100gあたりのカロリーとなるので、カロリーは高くありません。しかし、焼きたらこにするとカロリーが170kcalと増えてしまうので、カロリーを気にする場合には生のたらこを食べたほうが良さそうです。
どちらのたらこもカロリーだけでいえば、気にするほどのカロリーではないようです。
糖質
糖質は100gあたり0.4gです。糖質をほとんど含まない食品なので、糖質制限中の方はこたらことご飯を一緒に食べても、たらこの糖質を気にする必要がありません。
タンパク質
タンパク質は24gです。摂取推奨量が65gなので、1日の半分弱を100gのたらこで摂ることができます。タンパク質は体の元を作るものなので、たらこによって上手に摂ることができます。
塩分
たらこは塩漬けになっている加工品なので、塩分濃度は5%ほどと高めです。100gのたらこであれば、5gになり、たらことしては美味しい塩分であっても、男女の塩分摂取量から考えると多めになります。食べる前に塩分を洗い落しておくと、塩分摂取量が少なくなります。
ビタミンB1
意外かもしれませんが、たらこはビタミンが豊富です。ビタミンB1は特に多く100g中に0.71mg含まれています。これは豚ひき肉などよりも多く、他のビタミンの含有量も多いです。
乳酸菌
たらこと同じスケトウダラの卵の加工品である明太子があります。明太子は唐辛子などのつけ汁に漬けることで、乳酸菌が発生します。
似たような作り方をしていますが、たらこは塩漬けだけなので、乳酸菌の発生する「乳酸発酵」をしないので、乳酸菌が発生しません。乳酸菌を増やしたいと思う場合は明太子を食べるようにしましょう。
たらこに注意するべき人
おいしく栄養価も高いたらこですが、たらこを食べる際に注意が必要な人がいるようです。
痛風
栄養価の高いたらこですが、実は痛風持ちには良くない食べ物だといわれています。痛風とは、体内の尿酸値が高くなり、関節などに延焼を起こし強い痛みを感じる病気です。たらこが良くないといわれる理由は、プリン体であり、プリン体は体内で尿酸に変化をするため、注意が必要とされています。
100gで120mgもあるといわれているので、痛風の方は控えなくてはいけません。
ダイエットには向かない
たらこは低カロリーであるのにもかかわらず、ダイエットには向きません。その理由は栄養価が高く低カロリーなのですが、コレステロールを多く含むからです。魚卵はコレステロールを多く含むため、食べ過ぎには注意が必要です。
高血圧
たらこは塩漬けになっているので、そのまま食べると塩分の摂り過ぎとなります。塩分の摂り過ぎは高血圧の人にはよくありません。たらこを食べる時には20分ほど水に漬けて塩抜きをしてから食べるようにしましょう。1回の摂取量も気にすると良いですね。
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たらこのダイエット向けの食べ方は?
栄養価が高く低カロリーなたらこでダイエットをする方法はないのでしょうか?ダイエットをする際におすすめの食べ方を紹介します。
満腹感を出す
低カロリーなたらこを上手に使う方法として、「満腹感を出す」ことをおすすめします。カロリーも糖質も少ない「しらたき」と一緒に調理をすると満腹感も得ることが可能です。
しらたきとたらこの料理には「しらたきのたらこ和え」パスタの代わりにしらたきを使った「たらこスパゲッティ」などがあります。しらたきは臭みがあるので下ゆでをしてから調理をするとおいしく食べることができます。
水溶性食物繊維と一緒に食べる
整腸作用の高い水溶性食物繊維と一緒に食べるのも、おすすめです。たらこと合わせて食べると美味しいのはキノコ類、えのきたけなどが良いでしょう。茹でたえのきたけとたらこを和えたものなどは食べやすくて、ごはんのお供にピッタリです。
まとめ
たらこが太りやすい理由と、たらこを控えるとよいタイプについて紹介しました。低カロリーでビタミンも豊富なたらこですが、食べ方や注意をしなくてはいけない人もいるので注意が必要です。
この記事をまとめると
- 低カロリーでタンパク質も含まれているが、コレステロールが高い
- たらこは低カロリーで糖質も少なく、脂質が多い
- プリン体が多いので痛風の人は食べられない
- 塩分が多いので高血圧など塩分を控える必要がある人は食べ方に工夫が必要
- 満腹感を出し、水溶性食物繊維と一緒に食べることでダイエット向きな料理ができる
食べ方ひとつでダイエットにも向いた料理にすることが可能なたらこなので、紹介した方法などでおいしく食べてください。