マンゴーは果物の中でも濃厚な甘さと、口の中に入れた瞬間にとろけるような、なめらかな舌触りで幅広い世代の方に人気が高いですよね。贈り物や自分へのご褒美に、少し贅沢感を味わいたい時にピッタリな果物ではないでしょうか。
そんなマンゴーにも様々な種類があることをご存知でしたか?その中でも、スーパーや通販で見かける機会が多いのが「アップルマンゴー」という品種です。
そこで気になるのが、アップルマンゴーは他の種類のマンゴーとは何が違うのか?食べ頃はいつ?生産地は?などかと思います。
そこで今回の記事では、それらの疑問について解決していきます。
本記事の内容
- アップルマンゴとはどんな果物?
- アップルマンゴーに含まれる栄養成分と効果
- アップルマンゴーの食べごろは?見分け方
今後、アップルマンゴーの購入を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
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目次
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アップルマンゴーとはどんな果物?
実はアップルマンゴーという明確な1つの品種があるのではなく、熟すと表皮の色がリンゴのように赤く色付くマンゴーのことを総称してアップルマンゴーと呼びます。
そのため、アップルマンゴーには代表的な品種である「アーウィン種」をはじめいくつかの種類があります。
特徴
アップルマンゴーの特徴はリンゴのように真っ赤な見た目と、果肉がやわらかくオレンジ色で、濃厚な甘さと芳醇な味わいにあります。
また、アップルマンゴーの収穫方法は少しユニークで「完熟の状態になるまで収穫をせず、自然に落下するのを待つ」という方法で収穫されています。そのため、非常に糖度が高く人気の高い品種になっています。
由来
アップルマンゴーは「アップル」という名前が付いているとおり、見た目がリンゴのように赤いのが名前の由来です。けしてリンゴのような味がするわけではないんですね。
また、メキシコから輸入されるものも多く「メキシカンマンゴー」とも呼ばれています。
旬の時期
アップルマンゴーの旬の時期は5月下旬頃から8月の上旬頃です。この時期に収穫されたアップルマンゴーは、太陽の日差しによってよく熟されており糖度が高く濃厚な味わいを楽しむことができます。
生産地
アップルマンゴーは温かい気候の地域で栽培されています。具体的には下記のような国で栽培が盛んです。
- インド(世界トップの生産量)
- タイ
- メキシコ
- オーストラリア
- 日本
日本国内では、沖縄県や宮崎県などの南国で主に栽培されています。
値段
マンゴーってすごく値段が高く「高級フルーツ」というイメージを持たれている方が多いかと思います。実際、アップルマンゴーは生産地によって値段が大きく異なります。
生産地 | 値段(一玉) |
日本 | 数千円〜数万円 |
インド | 数百円〜数千円 |
メキシコ | 数百円〜数千円 |
特に日本国内の最高級ブランドである「太陽のタマゴ」は一玉数万円以上する超高級マンゴーとして知られています。
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アップルマンゴーに含まれる栄養成分と効果
アップルマンゴーは美味しいだけではなく、栄養成分も優秀です。ここではアップルマンゴーに含まれる栄養成分と効能についてご紹介します。
栄養素
・βカロテン
・ビタミンC
・ビタミンA
・葉酸
【豆知識】
実はマンゴーに含まれるビタミンCの量は果実が青い時期が多く、果実が熟すほどにβカロテンの量が増えるとされています。そのため、アメリカやメキシコの一部地域では熟されていないマンゴーを塩や唐辛子をつけて食べる習慣があります。
効能
・美容効果
・貧血の予防効果
・高血圧や動脈硬化の予防効果
アップルマンゴーに含まれるビタミンCやβカロテンには身体が酸化(サビ)するのを防いでくれる働きがあります。その働きにより、綺麗な肌を保ち美容効果にも効果的とされています。
その他にも、ビタミンCにはシミの原因になるメラニン色素を抑制する働きがあり、透明感のある肌を維持するのに効果的です。
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アップルマンゴーの食べ頃は?見分け方
マンゴーは食べる時期によって糖度が大きく異なります。そのため「食べごろの時期」を知っておくことで、より良い状態のマンゴーを見極めることができますよ。
またアップルマンゴーはボイラーで人工的に表皮を赤くすることがあります。それでも食べ頃のマンゴーを見極める方法があるのでご紹介します。
弾力がある
まず購入する際に確認していただきたいのが、アップルマンゴーの「弾力」です。確認方法は簡単で、指先で軽く押してみて、少し軟らかさを感じたら食べごろのサインです。購入後すぐに食べたい場合は、触ってみて軟らかいのを選ぶと甘味の強い熟されたマンゴーを食べることができます。
一方で、軽く押してみて軟らかさを感じないマンゴーはまだ食べごろではないので、すぐに食べない場合はオススメできません。なので、数日後に食べる場合は少し固めのマンゴーを選ぶといいでしょう。
色艶が良い
色艶も食べごろを見分けるための分かりやすい目安になります。収穫直後の新鮮なマンゴーにはブルームと呼ばれる白い粉のようなものが表皮についています。
このブルームが全体的に落ちてきて、艶が出てくると食べごろのサインです。スーパーなどで見かけた際には、意識して見てみてください。
固い時は追熱
購入したマンゴーが、まだ固い時は追熱をするようにしましょう。基本的にマンゴーは常温で保存すると追熱が進みます。
また、追熱が中々進まない時には、マンゴーの入った紙袋にリンゴやバナナを一緒入れることで「エレチン」という無臭のガスが発生して熟成を速めることができます。早めに食べたい時はこの方法を試してみてください。
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まとめ
今回の記事は「アップルマンゴーの食べごろはいつ?」について解説をしました。
最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- アップルマンゴーは様々な品種がある
- 輸入アップルマンゴーの方が低価格
- 食べ頃を見極めるには軟らかさと艶色が重要
いかがでしたでしょうか?マンゴーを購入される際は、ぜひ本記事を参考に食べ頃のマンゴーを頂いちゃってください!