最近の冷蔵庫ってすごいですよね。食材であればほとんど何でもカチカチに冷凍することができますし、保存状態が悪くなければ冷凍保存していればほとんどの食材を長期間保存することができます。また冷凍された食品というのは非常に優秀で、毎日買い物ができない人や仕事で忙しく料理ができない方にとってとても便利なアイテムです。
今回の記事では冷凍ロールキャベツについての解説ですが、冷凍できる食材の中でもなぜかキャベツは冷凍してしまうとまずくなってしまうと言われているのです。その理由を解説していきたいと思います。
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目次
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冷凍するとキャベツの繊維が壊れてしまう
キャベツを冷凍するとまずくなってしまうと言われている大きな原因の一つとして「冷凍したことによってキャベツの細胞や組織が壊れてしまう」ことが考えられます。また細胞や組織が壊れてしまうことによって水分が失われるので、食感がスカスカになり、味も変わってしまうので不味く感じてしまう人もいるとのこと。
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野菜は水分を保持させた方が美味しい
やはり野菜というのは水分をしっかりと含んでパリパリの状態で食べたいですよね。キャベツを冷凍すると解凍したと同時に水分が飛んでしまうので、味が染み混まなくなってしまってペラペラになってしまったものは美味しくなくなってしまうというのも頷けます。
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冷凍のロールキャベツも同じ
では冷凍してまずくなってしまうのは生のキャベツだけかといわれるとそうではありません。冷凍のロールキャベツであっても冷凍してしまうと水分が抜けてしまい、使った時に味が染み混まなくなってしまうのでまずくなってしまうのです。
ただ冷凍のロールキャベツに関しては業務スーパーで、冷凍されたロールキャベツが販売されているものをご存知ですか？業務スーパーで販売されている冷凍のロールキャベツの場合は、一度冷凍してあるにも関わらずとても美味しく食べることができるのです。この違いは一体何なのでしょうか。
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冷凍庫の冷却スピードの違い
家庭用の冷蔵庫には高性能のものだと急速冷凍保存機能が付いています。ですが一般的なものに関しては急速冷凍保存機能なんてついてないですよね。
一般的な時間をかけての冷凍は食品の細胞が劣化してしまい、品質の低下を引き起こしてしまいます。なぜかというと食品中の水分はマイナス1℃あたりから凍り始め、マイナス5℃程度でほぼ凍結して氷結晶になるのですが、この温度帯を通過する時間が長いと氷結晶が大きくなり、食品の組織を大きく損なってしまうのです。 そうなると解凍したときに、壊れた細胞から出た水分がドリップとして流れ出してしまうので、栄養素や歯触りが悪くなってしまうといいます。急速冷凍はできる限り食品の品質や栄養素を損なわないための方法なのです。
キャベツのような水分を豊富に含む食品は急速冷凍でしっかりと水分が逃げないように冷凍してあげれば美味しく冷凍することができるんです。業務スーパーで販売されている冷凍ロールキャベツの場合、作った後に急速に冷凍させるため美味しさが逃げないんですね！
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急速冷凍機能がなくても大丈夫！家庭用の冷蔵庫で急速冷凍する方法
でもキャベツを美味しく冷凍するには、超高性能な急速冷凍機能が付いている冷蔵庫を買ってくださいね！というわけにはいきませんので、次は家庭用の冷蔵庫で急速冷凍する方法について解説していきます。
金属トレーを使えば急速冷凍できる
私たちの普段使っている冷蔵庫でも「金属トレー」のサポートを使えば急速冷凍機能と同じような効果を得ることができます。では作ったロールキャベツを冷凍したい時の方法をお伝えしますね。
＜手順＞
- 作成したロールキャベツから水分を拭き取り、ひとつずつ軽くラップで包む
- 金属トレーの上にロールキャベツを並べ冷凍庫に入れる
- そのまま冷凍庫にいれてカチカチになるまで冷凍させる
- 冷凍ができたら密閉できるジップロックなどの保存袋にロールキャベツを入れて冷蔵庫内で保存する
このようにすれば家でも急速冷凍機能と同じような効果を得ることができます。使用する金属トレー、アルミトレイは100均の物でも全く構いませんので、手に入れやすいものでOKですよ！
解凍するときは冷凍庫から冷蔵庫内にうつして2～3時間程度置いておき 、自然に半解凍させてから料理に使うのがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 冷凍のキャベツは水分が逃げてしまうためにまずくなってしまう
- 市販されている冷凍のロールキャベツが美味しいのは急速冷凍させているため
- 家でも急速冷凍機能と同じような効果が得られれば美味しく冷凍することができる
- 金属トレーを使って冷凍庫に入れれば急速冷凍できる
- ロールキャベツは半解凍させてから料理に使おう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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