シチューやサラダなどで美味しく食べられる、栄養満点の野菜ブロッコリー。このブロッコリーを食べて、アレルギーになることはあるのでしょうか?こちらの記事では、ブロッコリーとアレルギーの関係について、徹底解説していきます。先に記事内容をまとめてみたので見ておきましょう。
- ブロッコリーとはどんな野菜なのか?
- ブロッコリーを食べてアレルギーになることもあるのか?
- ブロッコリーアレルギーが出た時は、どうすればいいのか?
こんな内容となっています。この記事をきちんと読むことで、ブロッコリーがどんな野菜なのかよく理解できるはずです。早速記事を進めていきましょう。
スポンサードリンク
目次
|
|
ブロッコリーってどんな野菜
ブロッコリーとは、どんな野菜なのでしょうか?簡単に調べてみたので見ていきましょう。
特徴
ブロッコリーは「アブラナ科アブラナ属」に属する緑黄色野菜です。イタリアで改良された野菜で、キャベツを変異させた野菜になります。通常食べられているのは、ブロッコリーのつぼみの部分で、そのまま刈り取らずにおいておくと、白や黄色の花を咲かせます。
花の状態になってしまうと食べられなくなるので、成長して来たら早めに刈り取って食べられます。
栄養
ブロッコリーには様々な栄養素が含まれています。主なものを挙げるとこんな感じです。
- カリウム
- 鉄分
- 葉酸
- ビタミンC
これらの栄養素は、体の健康を維持するのに欠かせない物ばかりです。体にいい野菜なので、是非とも定期的に食べたいですね。
スポンサードリンク
ブロッコリーの効果
では、栄養満点のブロッコリーを食べると、どんな効果が期待できるのでしょうか?
健康効果
ブロッコリーを食べて期待できる健康効果は、以下の通りです。
- 高血圧を予防する
- 貧血を予防する
- 肌をきれいにする
- 免疫力を高める
- がん予防
こんな効果があります。まず、ブロッコリーに含まれているカリウムは、体内のナトリウムを排出する効果があるので、高血圧の方にはピッタリです。その他「鉄分」「葉酸」を沢山摂取していると、貧血になりにくい体になるでしょう。特に妊婦さんや女性の方には、必要な栄養素です。
さらに、ビタミンCも沢山含まれているので、肌をきれいにしたり免疫力を高めてくれるでしょう。
スポンサードリンク
ブロッコリーでアレルギーが出る?
ブロッコリーが体にいいことは、よくお分かり頂けたでしょう。では、ブロッコリーを食べて、アレルギー症状を発症する人もいるのでしょうか?
稀だが発生することも
ブロッコリーを食べてアレルギーを発症する人は、かなり稀ですがいます。ブロッコリーはアブラナ科に属する野菜なのですが、このアブラナ科の食材でアレルギーを起こしてしまう人がいるのです。
遅延型食物アレルギー
ブロッコリーを食べてアレルギーを起こす人は、「食べた後数時間してから発症」します。遅延型食物アレルギーと言われますが、食べた瞬間に反応が出るわけではないので、注意が必要です。主には、口の中がイガイガしたりする症状や、体に蕁麻疹が出る症状です。
ただ、医学的にはブロッコリーによるアレルギーは認められていないので、かなり稀なケースだと言っていいでしょう。
オオヨモギの花粉症も影響が
ブロッコリーは「オオヨモギ」という植物の花粉症になっている人が、高確率でアレルギー症状を起こしています。オオヨモギの持つアレルゲンと、ブロッコリーのアレルゲンがかなり近いのかもしれません。
なので、オオヨモギに対してアレルギー反応がある人は、ブロッコリーの大量摂取を控えた方がいいかもしれません。重篤なアレルギーが発生する危険は小さいですが、一応考慮しておきましょう。
スポンサードリンク
アレルギーが出たときの対処法
ブロッコリーアレルギーが出た時は、どうすればいいでしょうか?おすすめの方法をご紹介します。
まずは様子を見る
ブロッコリーアレルギーが出た時は、「自宅で様子を見る」という対処でいいでしょう。恐らく口の中がイガイガしたり、軽度の蕁麻疹が出たり、吐き気がしたりするくらいで治まるはずです。特にひどいアレルギー症状が出なければ、自宅で安静にしていれば、段々と落ち着いてきます。
悪化しそうなら自己判断せずに医療機関へ
しかし、全身に蕁麻疹が発生したり、嘔吐や下痢が止まらなかったり、アナフィラキシーなどの重篤なアレルギー症状が出るのであれば、すぐにでも病院に行って手当を受けましょう。アレルギーの症状で命の危険に関わることもあります。
ただ、病院の検査では、ブロッコリーアレルギーについて調べることは出来ません。その他の食物アレルギーの検査を受け、他の要因がないかを調べた方がいいかもしれません。検査結果を基に、どうして症状が出たのかも予測できるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はブロッコリーとはどんな野菜で、アレルギーになる事もあるのか?ということについて、詳しく解説してきました。稀ですが、アレルギーが起こることもあるようです。よく注意してみましょう。最後に記事内容を振り返ります。
この記事をまとめると
- ブロッコリーは栄養満点のアブラナ科の野菜
- ブロッコリーを食べると血圧を下げたりするのに効果的
- ブロッコリーでアレルギーになる人も稀にいる
こんな内容でした。あなたも早速ブロッコリーを買いに行って、今夜の一品に加えてみてはいかがでしょうか?
スポンサードリンク