甘納豆はやわらかく、しっとりおいしいですよね。甘納豆は作るのに伝統的な日本の和菓子のひとつで作るためには長い時間と手間がかかります。
いろいろな豆などを素材に使っているのでバリエーションも豊富で、形もさまざまでカラフルで見た目もかわいいですよね。
皆さんは甘納豆はどのように保存されていますか?正しい保存の仕方はどのようにしたらよいのでしょうか?
今回は
- 甘納豆とはどんな食べ物?
- 甘納豆の賞味期限はどのくらい?
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- 甘納豆は腐るとどうなる?
- 甘納豆の保存方法
これらのテーマでご紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
甘納豆とはどんな食べ物?
甘納豆という名前は、甘納豆が作られ始めた当時にあった遠州名物の「浜名納豆」から文字って名付けられたという説があります。
甘納豆とは黒豆・金時豆・小豆などの豆類や栗やサツマイモなどの原料を柔らかく煮てから更に砂糖で煮詰めます。そしてその煮詰めたものの表面に砂糖をまぶして乾燥させたものです。
甘納豆は「甘い納豆」と書きますが、納豆とはまったく関係のない食べ物です。
江戸時代後期の幕末の江戸で当時、豆は縁起物として扱われていました。菓子職人が豆がお菓子にはなかなか使われなかったことから豆に砂糖をまぶしてお菓子として作りました。それが始まりで現代の今でも甘納豆という和菓子が伝え売られ続けてきているのです。
北海道の道央圏や山梨県には、甘納豆を赤飯に入れる風習があります。室町時代に甲斐国(山梨県)南部の人々が移住した青森県の一部でもこの風習が残っています。
登山家の加藤文太郎は甘納豆を行動食として利用しており、厳冬期の山中では湯に入れ汁粉のようにして食べていたそうです。
スポンサードリンク
甘納豆の賞味期限はどのくらい?
甘納豆の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?みていきましょう。
未開封
メーカーによって変わってきますが、甘納豆の未開封の状態での賞味期限は、一般的に一か月前後の場合が多いです。
和菓子の中では日持ちの長いお菓子ですが、保存状態が悪いと、賞味期限内でもカビが生えたり、品質が劣化してしまいます。
開封後
開封後は賞味期限の日にちにかかわらず、早く消費しましょう。開封したことによって空気に触れるので品質の劣化も早くなります。開封後の袋はしっかり止めて、密封容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
開封後に冷蔵庫に入れた場合は1~2週間ぐらいもちます。冷蔵庫の中の臭いが甘納豆に移りやすいですので、臭いの強い食品の近くは避けたほうが無難です。
また、まぶしてある砂糖が溶けるとカビたり、腐ってしまう原因になることもあります。
スポンサードリンク
賞味期限切れはいつまで食べられる?
賞味期限切れはいつまで食べられるのでしょうか?みていきましょう。
消費期限切れは腐る?
消費期限とは美味しく食べられる期間です。消費期限が切れても急に品質が劣化はしません。ただし、未開封のまま正しい保管場所や保管方法で保管されていた場合のみです。
消費期限が切れてもすぐに品質が劣化することはないので食べられます。消費期限切れは自己責任で食べられますが、賞味期限切れの甘納豆を食べる時は、よく甘納豆の状態を確認して食べることが大事です。
臭いがあったり、臭いがしたり、味がすっぱかったりにがかったりしたら腐っているので、食べるのをやめましょう。
スポンサードリンク
甘納豆は腐るとどうなる?
カビ
甘納豆は高温や湿度に弱いため、保存状態が悪いと劣化するのも早いです。高温や湿気の多い場所などで保存したりすると、カビが生えてしまうことがあるので気をつけましょう。
カビの発生には、温度・水分・酸素・養分が条件となってカビが発生しやすくなってしまいます。知識を持って、正しい場所での保管が大切です。温度の範囲は、20~30℃が適している湿度でしょう。
スポンサードリンク
甘納豆の保存方法
甘納豆の保存はどのような保存方法をすればよいのでしょうか?みていきましょう。
冷凍できる?
甘納豆は冷凍できます。冷凍することによって長期保存が可能になります。食べる量ごとにラップでくるんで、さらに密閉容器に入れて冷蔵庫の中で保存できます。
冷凍した甘納豆は、自然解凍してそのまま食べることができます。また、半分溶かした状態でいつもと違う触感を楽しめるのでおすすめです。
ただし、一度解凍したものは風味や味が落ちてしまうので、再冷凍は避けて早めに消費してください。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 甘納豆とは甘納豆とは黒豆・金時豆・小豆などの豆類や栗やサツマイモなどの原料を柔らかく煮てから更に砂糖で煮詰めて乾燥させ、砂糖をまぶした日本お伝統的な和菓子
- 甘納豆の賞味期限はメーカーにもよるがだいたい一か月前後である
- 賞味期限切れは食べられるが、食べられるかどうか自己責任で食べられるが五感を使って慎重に判断する
- 甘納豆は臭いがしたりすっぱかったりにがかったりしたら腐っているので食べるのをやめる
- 甘納豆の保存は冷蔵庫や冷凍庫で保存できるが、食べる量ごとをラップでくるみ、密封容器に入れて保存する
甘納豆についてご紹介いたしましましたがいかがでしたか?甘納豆は甘くてしっとりしていてとても美味しいですね。
砂糖づけなので腐りにくく、和菓子にしては長期保存ができるお菓子ですが、保存状態が悪いと劣化してしまうので、保存する際は必ず高温多湿を避けて保存してくださいね。
スポンサードリンク