お子さんのいらっしゃるご家庭では、成長期に欠かせない栄養素を摂取させたいと思われる親御さんも多いのではないでしょうか。
そんな食材の中でも特に「牛乳」は、カルシウムも豊富なため意識的に摂取させているよ!という方も多いかもしれませんね。
今回は1歳児に「牛乳」を飲ませる方法について詳しく見ていきましょう。
1歳未満の子供に“はちみつ”を与えてはいけないなど、なんとなく知っているようで知らない「子供の食事」に関する知識に不安を思われる親御さんも多いのではないでしょうか。- 1歳を過ぎた子供に牛乳を与えるおススメの方法とは?
- そもそも子供にはいつから“牛乳”を飲ませることができるの?
- 1歳未満の子供に牛乳を与える場合のポイントとは?
今回は給食などでも定番の「牛乳」について詳しく解説していますので、是非ご確認くださいね。
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目次
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1歳過ぎの子供に牛乳を与える方法
まずは「1歳過ぎのお子さん」に牛乳を与える際のポイントについて詳しくお伝えしていきます。
スプーンを使うのがおすすめ
特に乳製品が初めてのお子さんの場合は
食物アレルギーなどがないかを確認するため
少量をスプーンを使用して与える
ストローは危険
ストローを使用してしまうとお子さんの場合は
牛乳を一気に飲んでしまうケースが多い
コップに少量入れるのもGOOD
少し与えてみて問題なく、もっと欲しがる場合は
コップに少量入れてあげる
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そもそも牛乳はいつからスタート?
ここからは“お子さんはいつから牛乳を飲むことが可能か”について詳しく解説していきます。
1歳を過ぎればOK
牛乳を飲めるようになる目安は
離乳食完了期に入る1歳過ぎから可能
アレルギーチェック後にすること
初めて牛乳をお子さんに与える際には
牛乳アレルギーなどがないかを確認する
- 嘔吐
- 下痢
- 血便
- 便秘
などの症状が見られることが多いです。また長期間続くと、アトピー性皮膚炎が見られるケースもあります。もしこれらの症状が見られた場合は、与えるのを一度止めてかかりつけ医に相談すると良いでしょう。
1日400mlまでが目安
お子さんが牛乳アレルギーなどの心配もなく、牛乳が摂取できるようになってきたら
1日あたり300~400mlを目安
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1歳までに与えるなら
ここからは“1歳までのお子さんに牛乳を与える”際のポイントについて詳しくお伝えしていきます。
離乳食の食材として使う
1歳までのお子さんに牛乳を与える場合は
牛乳を飲料としてではなく、離乳食の食材として使用
- タンパク質量が3倍程度多い
- ミネラル量も3倍以上多い
- カルシウム・リンなどを多く含む
などの特徴があり
内臓機能の働きが未熟な1歳頃までのお子さんの場合、腎臓に負担がかかる
鉄が少ないので鉄分補給を行う
また牛乳には
カルシウムとリンが多く含まれているため、腸からの鉄吸収を阻害する
牛乳に含まれる鉄分は100gあたり約0.02mgと少ない
子供の成長に必要な鉄分とは?
鉄分は血液の材料となる成分で、子供は特に身長が伸びたり血液が増える時期なため、より多くの鉄分が必要となります。鉄分が不足してしまうと体の成長だけでなく脳の成長にも影響が及ぶため、意識的に不足しないように摂取するようにしましょう。スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 乳製品が初めてのお子さんの場合は食物アレルギーなどがないかを確認するためにも、まず少量の牛乳をスプーンを使用して与えるのが良い
- ストローを使用してしまうと牛乳を一気に飲んでしまうケースが多く、お腹を壊してしまう可能性があるため気をつける
- 牛乳を飲めるようになる目安は、離乳食完了期に入る1歳過ぎから可能とされている
- お子さんが牛乳が摂取できるようになってきた場合は、1日あたり300~400mlを目安に摂取すると良い
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