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母の日は毎年5月の第2日曜日。2016年は5月8日です。
既婚の場合は、実母と義母の二人に母の日のプレゼントを贈る人が多いようです。実母は趣味や好みも分かっているし、欲しいものも案外耳にしていたりするので、プレゼントも選びやすいかもしれません。でも義母となると、結構頭を悩ます人も多いのではないでしょうか?
特に結婚して間もない場合や、遠方に住んでいて普段あまり行き来がない場合には、なおさら好みも分からず、しかも息子である旦那さんは「なんでもいいんじゃない?」なんて、すっかりお任せモード。
でも、プレゼント選びに注力しすぎて、メッセージカードを忘れてはいませんか?
最近では、ラッピングに既成のカードがついていたり、ネット注文でプレゼントを直送する場合でも、カードが一緒に送られる気の利いたサービスも。
しかしながら、義母は手書きのメッセージカードをとても喜び、大切にしてくれているのです。
今年初めて義母に母の日のプレゼントを贈る人も、今までプレゼントだけ贈っていた人も、今年は手書きのメッセージカードを添えてみましょう。ちょっとした心遣いで、嫁と姑の関係が良好でいられるならば、旦那さんにとっても嬉しいですよね。
参考記事「2016年の母の日はいつ?お母さんが喜ぶ人気のプレゼントは?」
義母にはどんな気持ちをつたえるべき?
メッセージカードは、手紙ではありませんので、長々と書く必要はありません。わざわざ堅苦しい言葉や仰々しい表現を使って、立派な文章に仕上がったメッセージカードは、義母も望んでいないでしょう。母の日というタイミングを利用して、日頃の想いをメッセージカードに託したら良いのです。
気を遣いすぎず、シンプルに、短い言葉にまとめましょう。丁寧な文字で想いを込めて書けば、気持ちは伝わるものです。
義母へのメッセージカード文例
それでも、メッセージを書き慣れない人や始めての人は、カードを目の前にし、なかなか書き出せないことと思います。少しの気遣いで、より喜ばれるメッセージカードにするために、文例をご紹介しましょう。文章は、3つか4つくらいにします。
1.まず、一番最初は感謝の言葉を述べます。
[例]・いつも私達のことをあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。
・いつも、いろいろとお心遣いくださいまして、ありがとうございます。
・いつも私達のよきお母さん、子供達のよきおばあちゃんでいてくださり、感謝致します。
・いつも、子供達の面倒を見てくださり、ありがとうございます。
・いつも、いろいろと相談に乗ってくださり、ありがとうございます。
2.次に、具体的な内容を盛り込んだ文を、1つか2つ入れます。
[例]・おかあさんがいつも作ってくれるちらし寿司、とても美味しくて大好きです。
・この前の温泉旅行はおかあさんとご一緒できて、とても楽しかったです。
・おかあさんは和菓子がお好きなので、○○さん(旦那の名前)と選びました。
・着物の着付け、ますます腕を上げられて、本当に尊敬します。
・この前着ていらっしゃったセーターに合う、ブローチを○○さんと選びました。
3.最後に、義母を気遣う文を1つ入れて、結びます。
[例]・これからも、ずっと素敵なおかあさんでいてください。
・次回の舞踊の発表会を楽しみにしています。
・また遊びに行きます。お身体ご自愛くださいませ。
・次回お会いするのを楽しみにしています。
押さえておきたいポイントは?
義母のことは、“お母さん”、または“おかあさん”と書くのが良いでしょう。“お義母さん”と書くと、いかにも実母と区別しているようで、よそよそしい感じがするためNGです。
義母は、母の日のプレゼントやカードは嫁が用意してくれていることは分かっています。でも、○○さんと一緒に選んだ…など、夫婦で用意したように書き添えることで、息子を立ててくれていることを嬉しく感じようです。
また、誰にでも当てはまるような抽象的な文言よりも、具体的な内容(例えば習い事や、得意料理や、義母の好みなど)を盛り込むと、私のことを想って書いてくれたという印象を与えます。
そして、子供がいる場合は文章の中に少しでも登場させましょう。やはり孫の話題はどんなに少しでも嬉しいものです。
このような、ポイントを少しだけ押されたら、あとは感謝の気持ちを素直に書けば、きっとおかあさんに伝わるでしょう。プレゼントにさりげなく添える小さなカードが、おかあさんにも、あなたにも、大きな幸せをもたらすことと思います。