たけのこの部位を画像で紹介|姫皮・竹・皮・穂先・中央部まとめ

みなさんは、たけのこ掘りをしたことはありますか?春のイベントでもあるたけのこ掘りは年々減ってきていますが、採りたてのたけのこは凄く新鮮で生でも食べることができるのです。

今回は、たけのこの部位について一つ一つ着目していきたいと思います。食べる部分である実の中にも皮があったり、硬い部分や柔らかい部分などいくつかに分かれています。

私はやはり一番柔らかい中心部が好きなのですが、部位によって向いている調理法が異なるので色々な料理にアレンジできるのもたけのこの魅力です。それでは、たけのこの部位についてそれぞれご紹介したいと思います。

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たけのこの断面

まずはたけのこを縦半分にカットした時の断面から、たけのこの部位をそれぞれ見てみましょう。大きく分けて4つの部位があります。

まずは一番外側で実を覆っている「皮」の部分です。たけのこの皮は茶色で、やや硬めですね。写真で見てわかる通り、たけのこは何枚もの層になっています。

外側から3〜4枚の皮の部分は食べずに捨ててしまう部分なので、下処理の段階で綺麗に剥きます。一番外側の皮は尖っていたりもするので手を傷付けないよう気をつけましょう。

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姫皮

外側の下にあり、まだまだ剥けそうな部分を「姫皮(ひめかわ」と言います。こちらの写真では真ん中のもので、一見皮にも見えるのですが、姫皮は食べられる部分になります。食べられない皮の部分は一番右の色の濃いものです。

姫皮は色が少し茶色い上に皮のように層になっていて剥けるので、もしかすると捨ててしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

中心部に比べてやや硬めではありますが、メンマや炒め物などシャキシャキ食感を活かす料理に使うことができますので、捨てずに是非調理してみましょう。

穂先

続いては「穂先」です。皮を剥いた中にある先端に近い尖っている部分で、たけのこの実で一番柔らかく、一番美味しいとされている部分です。

和え物や炊き込みご飯、酢の物によく合います。水煮として販売されているたけのこの中にも入っている部分で、柔らかいので食べやすいです。

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中央部

穂先の下で、ちょうどたけのこの真ん中の位置にあたる「中央部」は、穂先よりは硬く、噛みごたえのある部分です。たけのこは切ってみると横に層のような隙間がありますが、この隙間の層になっている部分でも穂先よりを中央部と呼んでいます。

中央部も炊き込みご飯や、和え物、そして天ぷらや焼き物などにする部位です。シャキシャキ食感がある部分なので、歯ごたえがありつつも、硬すぎないのでほどよい歯ごたえを持っているのです。

この層の中に「白い粒」のようなものが入っていることがありますが、これは「チロシン」というアミノ酸の一種です。水に溶けにくい性質なので粒のように固まっています

チロシンは酸化すると「えぐみ」に繋がる少し厄介ものなのですが、脳の神経伝達物質の構成要素で摂取すると「集中力を高める効果」や、体内に入るとドーパミンやアドレナリンに変換されるので「やる気がアップする効果」があるのです。

また、髪の毛や皮膚の黒いメラニン色素にもなるので白髪予防にも効果的な成分であると言われています。

根元

最後は中央部よりも下の「根元」部分です。根元までくると食感も強く、しっかりとした繊維質になっています。根元はたけのこの中で一番硬いので、じっくり火を通す煮物料理や、繊維を切るように千切りや薄切りにして料理に使われます。

写真のたけのこの根元に付いているぷつぷつは、色によって鮮度がわかる見分けポイントでもあります。掘り立ての新鮮なものであればピンク色、そこから時間が経つと紫色に変化し、最後は黒色になるので、写真のたけのこは割りかし新鮮なものとなっています。

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たけのこができる状態

たけのこの実についてご紹介しましたが、今度はたけのこを収穫するまでに登場する部分について見ていきたいと思います。

たけのこは「竹の子ども」です。食べることのできるたけのこが成長すると、大きくて長い竹になるというのはなんだか不思議ですよね。

緑色をした野菜には「クロロフィル」という葉緑素成分が含まれており、茶色いたけのこもクロロフィルがが増えることにより緑の竹へと成長していきます。

竹は建築物に使われたり竹製品として使われることもあり、すべての組織が軸方向に平行に並んでいるため強度が良いのだそうです。特に表面に近い方が繊維の密度が高く、しなやかで折れにくい性質となっています。

竹やぶは緑一色のイメージがありますが、竹にも「花」が咲くことをご存知でしたか?こちらが竹の花で、一般的な華やかな花とは少し形状は違っていますが、竹の花は見るのが本当に難しいほどなかなか咲かない花なのです。

花が咲く周期は竹の種類によっても異なりますが、真竹という品種の竹は、なんと120年に一度しか咲かないのです!一生に一度見られたらかなりの幸運ですよね。笹でも50年に一度と言われているので、本当に貴重は花なのです。

竹の花はミステリアスで、花を咲かせた竹はその後3ヶ月〜半年後に枯れ死んでしまうのです。埋まっている土の部分が褐色に変色するそうで、花を咲かせるのには相当なパワーを要すようです。ちなみに、垂れ下がっている白い部分は雄しべとなっています。

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根っこ

たけのこ自体根っこのようにも見えますが、土の中には細かな根っこが埋まっています。たけのこ掘りをしたことのある方であれば見たことがあるかと思いますが、直径5mm〜7mmほどの太さをした根っこがしっかりと付いています。

たけのこを掘る時には、基本的には根っこの上部分で切り離すのであまり見る機会はないでしょう。更に、この根っこが付いている部分がまた別にあるのです。

地下茎

それは「地下茎」と呼ばれる部分で、土の中に埋まっている少し太めの根っこのようなものです。地下茎から根っこが生え、そこに生えたたけのこが普段私たちが食べている部分です。

」と呼ばれる部分は、たけのこを収穫する時に切る硬くて太い部分をいいます。茎は硬いのでその後も食べることはありませんが、太くてどっしりとしたたけのこが生えていく上で重要な土台となっています。

まとめ

たけのこの各部位についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?普段は実の部分しか見る機会がないかと思います。特に水煮を購入している方は皮を見ることもありませんよね。

たけのこは収穫せずに伸ばすと竹になり、その竹に咲く花は50年から120周期で咲くということですから何だかミステリアスな植物です。春を感じる野菜の一つなので、是非旬の時期に一度はたけのこ料理を堪能してみてくださいね。

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