最近、カロリーゼロの飲み物の種類が増えていますね。
しかし、正直「カロリーゼロにするために何が入っているんだろう。」「ゼロカロリー飲料ならダイエット中たくさん飲んでも大丈夫?」「体にいいカロリーゼロ飲料ってあるのかな?」と感じたことはありませんか?
そこで、今回は下記のことについて詳しく解説します。
- ゼロカロリーファイバーでは糖尿病にはならない。しかし、人工甘味料の過剰摂取は危険性があるので注意
- ゼロキロカロリー表示の飲料やゼリーでも太る可能性が
- カロリーゼロコーラや一番搾り糖質ゼロも飲み過ぎると体に悪い
- 人工甘味料の中でも自然にある成分を抽出した天然甘味料なら安全
- 体にいいジュースや炭酸飲料を紹介
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目次
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ゼロキロカロリーファイバーは体に悪い?
SNSでファイブミニの味に似ていると話題になっているゼロキロカロリーファイバー。食物繊維とビタミンCが豊富に含まれており、ダイエットにも効果的な飲み物です。
一方で、人工的な味がするという意見も。そこで、ゼロキロカロリーファイバーの体への影響について解説します。
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ゼロカロリー飲料は糖尿病になる?
ゼロカロリー飲料を飲んでも糖尿病にはなりません。というのも、ゼロカロリー飲料は人工甘味料を使っているためです。
例えば、ゼロキロカロリーファイバーに含まれているアセスルファムKやスクラロースを摂取しても、血糖値やインスリン値は上昇しません。ゼロカロリー飲料は糖尿病の心配がなく甘さを楽しめます。
糖尿病の原因にはならないとは言え、人工甘味料には危険性があります。そこで、各人工甘味料の具体的な危険性についてまとめておきます。
- アスパルテームの危険性
アステルパームの一部は小腸でメタノールに分解・吸収されます。メタノールは失明の原因になる有毒物質です。最終的には二酸化炭素と水になり、体の中で解毒されます。そのため、摂取しても害はありませんが、長期間大量に摂取すると毒性が高まる危険性があります。 - アセスルファムKの危険性
アセスルファムKは大量に摂取するとうつ病や吐き気、頭痛などの原因になる可能性があります。これは、アセスルファムKに含まれる塩化メチレンに発癌作用があるためです。
しかし、容量を守って摂取すれば世界的にも安全が証明されているので、副作用を心配し過ぎる必要はないでしょう。 - エリスリトールラカントの危険性
エリスリトールラカントは取りすぎると、下痢になります。これは、エリスリトールラカントが糖アルコールであるためです。
1度に大量摂取してしまうと、小腸で消化しきれず、一時的にお腹が緩くなります。また、エリスリトールラカントの甘さは砂糖の75%であり、満足できずに食べすぎてしまう可能性もあります。 - スクラロースの危険性
スクラロースは白血病の原因や、卵巣収縮、白内障になる可能性があると言われています。これは、スクラロースが有機塩素化合物に分類されているためです。毒のある農薬やダイオキシンなどと同じ分類であるため、危険視されています。
スクラロースの安全性は世界各国で証明されているので、心配しすぎる必要はありませんが、危険かもしれない物質であることは覚えておくといいでしょう。
ゼロカロリー飲料は太る?
ゼロカロリー飲料は飲みすぎると太ります。というのも、ゼロカロリーと表示されている飲料でも、100mlあたり5kcal未満のカロリーが含まれている商品もあるためです。
つまり、500mlのゼロカロリー飲料には最大25kcal(さくらんぼ約5個分)含まれている可能性があります。ゼロカロリーと表示されていても、飲み過ぎには気をつけましょう。
ゼロカロリーゼリーは?
ゼロカロリーゼリーは、食べ方によっては太る可能性があります。これは、食事の代わりにゼロカロリーゼリーを食べると、かえって食べ過ぎてしまうためです。
食前に食べるなど、ゼロカロリーゼリーは食べるタイミングが大切です。
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他のカロリーゼロの危険な飲み物は?
世の中にはカロリーゼロ飲料が溢れていますが、本当に全て安全なのでしょうか?危険な飲み物がないか心配になる方もいますよね。
そこで、カロリーゼロコーラと一番搾り糖質ゼロについて解説します。
カロリーゼロコーラは体に悪い?
カロリーゼロコーラは飲みすぎると体に悪影響があります。これは、人工甘味料の過剰摂取に繋がるためです。例えば、カロリーゼロコーラに含まれるスクラロースやアセスルファムK、アスパルテームなどは、頭痛や吐き気、下痢の原因になる可能性があります。
ダイエット中はついつい低カロリーで甘さが楽しめるカロリーゼロコーラに手を伸ばしがちですが、飲み過ぎは禁物ですよ。
一番搾り糖質ゼロは体に悪い?
一番搾り糖質ゼロは飲み過ぎなければ体に悪い影響はありません。なぜなら、原材料に麦芽やホップ、糖類のみになっているためです。ここに記載されている糖類はアルコールを生成するために使われるのみで、製品にはほぼ含まれていません。
しかし、余計なものが含まれていない糖質ゼロ飲料と言えどアルコール。飲みすぎると吐き気や頭痛、最悪の場合は急性アルコール中毒を引き起こすので、飲み過ぎないようにしましょう。
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安全な飲み物
人工甘味料が使われている安全な飲み物もあります。科学的に作られた合成甘味料ではなく、天然甘味料を使っている場合は、比較的安全と言えるでしょう。そこで、安全な飲み物について解説します。
人工甘味料で安全なもの
人口甘味料のなかでも安全と言われているのは、糖アルコールと呼ばれる成分を含む天然甘味料です。これは、自然界にあるもの甘味成分を人工的に抽出したものだからです。
人工甘味料の悪影響が心配な方は、合成甘味料よりも天然甘味料が使われている商品を選ぶといいでしょう。
おすすめ天然甘味料
天然甘味料は自然由来で人工甘味料のなかでも危険性の心配がありません。おすすめの天然甘味料は以下の通りです。
- キシリトール(白樺、トウモロコシから抽出)
- ステビアエキス(ステビアという植物)
- ラカンカ抽出エキス(羅漢果、漢方の一種)
- エリスリトール(トウモロコシから抽出)
- 甘草(漢方の一種)
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おすすめ体にいい飲み物
カロリーゼロと表示されている飲み物の中でも、体にいい飲み物があります。特に、特定保健用食品に認定されている飲み物なら、カロリーが低いことはもちろん、体にいい効果があることが証明されています。
そこで、おすすめの体にいい飲み物をジュースと炭酸飲料に分けて紹介します。
- 体にいいジュース
カロリーゼロ飲料で体にいいジュースは、カルピスカロリーゼロやアクエリアス0などがあります。カルピスカロリーゼロには体脂肪減少に効果のある乳酸菌が含まれています。また、アクエリアス0にはカルニチンやミネラルが含まれており、運動中にカロリーを気にせず必要な栄養素を摂取できます。 - 体にいい炭酸飲料
体にいい炭酸飲料は、三ツ矢サイダーWやコカ・コーラプラスなどがあります。両方とも難消化性デキストリンが含まれており、食後の血中の中性脂肪の上昇を穏やかにしてくれます。摂取カロリーを抑えながら、健康にも気をつけたい方にはおすすめです。
まとめ
ゼロカロリー表示でも、カロリーが含まれていることがあるという事実には驚きですね。
この記事をまとめると
- ゼロカロリー飲料は飲み過ぎ禁物。人工甘味料や少量含まれるカロリーの過剰摂取は体に影響する。
- 人工甘味料の中でも自然由来の天然甘味料なら安全。
- 体にいいゼロカロリー飲料を選ぶときは、特定保健用食品を選ぶと◎
ゼロカロリー飲料は適量飲むとダイエットの強い味方。飲み過ぎない程度にうまく減量に役立ててくださいね。
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